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食い意地の張った妊婦とは 京都「ハイライト食堂」

つわりのピークは過ぎて午前中くらいなら普通に歩けるくらいまでは回復した妊婦のmuguです。ちなみにお仕事は建築の設計士です。

前回の「食い意地の張った妊婦とは」でご紹介しましたが、私はかなりの食いしん坊です。

そしてうちの旦那さんも負けずと(いや、負けるかもしれない)食いしん坊です。

私たち夫婦は人間の種類でいうと真逆なんですね。普通に生きていたらお互いの人生では交わることは無かったであろう人間同士だと思っています。

真逆だから成り立つ関係もあるんだと知りました。

一例でいうと私の好きな音楽はロックやテクノで野外フェスが好きですが、旦那はクラシックやオペラが好きで音楽の趣味は全然合いません。年齢も11歳上です。(旦那が)他にもいろいろ…

それを結びつけた強い共通点は「食」です!

食に対する貪欲さが完全に一致してるんです。

食べることが大好きなので、その為ならどこへだって足を運ぶ信念が強い夫婦です。

かっこよく言いましたがただの食いしん坊です。

多分息子は食いしん坊サラブレッドです。

そんな旦那さんがこよなく愛している食堂があって、京都の百万遍にある「ハイライト食堂」60年の歴史ある老舗食堂です。

知ってる人は知っている超有名店で、安くて速くてボリューム満点。学生さんの味方。そして本当に美味い!!

ここの定番人気メニューはチキンカツ。

さっくさくの衣のチキンカツオリジナルのアメリカンソースがたまらなく美味しいんです。

旦那は学生の時に毎週金曜日に50円引き券を持って390円でチキンカツ定食を食べに行っていたようです。安っ!

これを家で再現したくて何年も試行錯誤するもやはりハイライトの再現は難しいようなんです。(料理を作るのも好きな男子)

ちなみに私は20代半ばから京都に住んでいましたが社会人だったし、烏丸あたりだったからかハイライト食堂の存在は知りませんでした。付き合って初めて知りました。

ここ2年ほどはコロナの影響で地方からはなかなか京都に行けない状況にあり、(旦那の仕事がコロナに関してかなりシビア)ハイライト食堂に行けないことをかなり嘆いていました。

するとなんと…まさか、こんな動画を発見!!

ハイライト食堂三代目がじきじきにレシピを紹介するとゆう神的動画です。

もう作るっきゃないですよね!

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まずはアメリカンソースです。かなり胡椒がきいたスパイシーなトマトソースで良い香り。(汚いキッチンでごめんなさい🙏🏻)

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鶏むねを動画の通りに切りました。これがなかなか難しい…

バッター液もシンプルな内容です。

そしてパン粉!これがあのサクサク食感の秘密でした。生パン粉なんです。食パンを買ってきてミキサーで粉砕して作成しました。正直これがめんどくさかったけど、忠実に再現したいのでやるしかない。

そしてたっぷりのサラダ油で5分程度揚げる。実際のお店ではラードで揚げるらしい。

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じゃーーん!!ハイライト食堂のチキンカツが完成しました!!

旦那の職場は家から徒歩10分なので毎日お昼ご飯には帰ってきます。今日はきっと喜ぶぞ…とワクワクしました。

お昼12時過ぎに帰ってくるのを見計らってチキンカツを揚げました。帰って来てテーブルの上を見た瞬間…

「ま、まさかこのソースにチキンカツってハイライト!?」

大喜びで白ごはんと一緒にペロリと食べてくれました。

私も作った小さいチキンカツを食べましたが、衣がサックサクでソースが絡んで美味しい〜!まだつわり中なのに揚げ物を食べてしまいあとが恐ろしい…

レシピ紹介動画で三代目が

「これ見たらハイライト来なくなるんちゃうか」

と言ってましたが、いやいや、やはり完全再現は無理なんですよね。

旦那も私が作ったチキンカツはかなりハイライトに近かったけど、お店に行きたくなったと言っていました。

レシピがあれば作れる代物ではない。さすがハイライト食堂

ですが家庭でこれが作れたら自分はチキンカツ名人!と名乗れますよ。是非作ってみてほしい。

午前中に必死で料理をした為、ただいま寝込んでおりますが楽しかった…あぁ…料理って面白い。

では、食い意地の張った妊婦でした。

mugu





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