見捨てられ不安を抱えるエンパスさんへ。「愛されてない」と感じた過去を癒すこと
こんにちは、MUERAです。
子どもの頃の心の傷(インナーチャイルド)は、誰の心の中にも存在しています。
人一倍「感じやすい」エンパス体質であれば、なおさら心の傷は大きかったと言えるでしょう。
たとえばあなたが子どもの頃、こんなことを感じたことはなかったでしょうか?
「両親は私のことを愛してはいるけれど、私を一番に選んではくれない」
あなたの親は、一緒にいる兄弟を選んだり、親自身のことを優先したり、あるいは世間体の方を大事にしたかもしれません。
そんな時あなたは、その事実をなんとか受け入れようと努力したはずです。「親や他の大人に助けを求めるよりも、自分で全てやった方が楽だ」
そう気づいたことがあるかもしれません。
助けを求めても拒否されたり無視されたり、結局誰も助けてくれないという心の痛みと向き合うのは本当に辛いものだったと思います。
だからあなたは、失望感や孤独感を乗り越えるために、自立することを選んだのかもしれません。「他人に期待しなければ、失望することもない」
あなたは、他人からのサポートや愛情、配慮、あるいは思いやりさえ期待せず、自分は結局最後に選ばれる存在だと考えるようになったかもしれません。
そして、自分のニーズを後回しにしたとしても、他の人のニーズの方が重要だと考えるようになりました。「愛されていない、受け入れられていないという痛みを感じないために、優等生やいい子を演じ、他人を喜ばせ、自分の気持ちは抑える」
それが最善だと学んだかもしれません。
自分の本当の気持ちを何年も何十年も押し込めておく方が、愛や必要なサポートが得られることはないという事実に向き合うよりも、ずっと楽だったからです。
ぜひ覚えておいて欲しいのは、今大人になったあなたが、心の中に置き去りにされた「インナーチャイルドの声」に耳を傾けて癒すことができれば、同じ思いを自分の子どもに繰り返さないようにすることは可能だということ。
自分が「本当はあの時傷ついていた」ということを認めることが、トラウマの世代間連鎖を止める、最初の大きな一歩になると思います。
MUERA
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