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塩マニアが選ぶ、幸福度が誰でもあがる塩

どうも。
今回は、私の身近なお気に入りのモノコトを紹介します。

いきなりですが、わたくし塩コレクターです

実は「とある塩」を知ってしまってから、塩の沼にハマりました。塩の面白さに気付いてしまって、今家には10種類以上の塩があります。旅行先でも塩の製造所があったら寄ってしまいます。一口に塩といっても、うま味や苦み・酸味など本当に色んな味があるんです。
野菜に合う塩、肉・魚に合う塩コンテストとかをひとりで開催して遊んでます。

しかし、色々試してみるものの結局戻ってくるのは「とある塩」。ほぼほぼこの塩を手にしている。だって間違いないんだもん。絶対に美味しくなるんだもん。

その「とある塩」がこれ。

粟国(あぐに)の塩

沖縄のお塩です。野菜、肉、魚、白米…どんな食材もが、この塩だけで一気に美味しくなります。他の調味料なんて要りません。あれこれ難しいこと考えずに、粟国の塩を加えるだけ。それだけで簡単にご馳走になってしまうし、食材が愛おしいと思ってしまうくらい(私だけ?)の力があるのです。

食事を準備するのがストレスな人にこそ知ってほしい

みなさん、毎日の食事はどうしてますか?
コンビニ?外食?自炊?
そしてそれらの食事に満足していますか?ただの空腹を満たすための食事になっていませんか?
かくいう私も仕事大好き人間&ひとり暮らしなので、どうしても食事は大事と分かっていながらも、帰宅が遅かったりヘトヘトな日はどうしても、食事は後回しにしがちでした。

安心で健康なものを食べたいし、でも美味しいものが食べたい…
けどそんな手間もお金もかけられないし…
明日も朝早くから仕事だから時間もかけてられないし…(エンドレス)
って考えがグルグルして、空腹なうえにさらにストレス!!な日々でした。

しかし!!!この塩に出会ってからそんなストレスが激減しました。本当に。料理の概念すら変わった、と言っても過言ではないです。

私の最近の料理


私がこの塩に出会ってから主に作っているもの。
・大きく切った野菜を蒸し焼きにして、塩を加えてさっと炒める。終わり。
・肉や魚をおもむろに焼いて、塩を加える。終わり。
・豆腐や刺身に塩を添える。終わり。
・今の季節なら蒸した枝豆に振りかけたら…あぁもう最高!

…お分かりでしょうか、ほぼ蒸し焼きにして塩入れてるだけ。。。

調子がいいときは、冷蔵庫にある食材をどんどん鍋に入れる→トマト缶入れる→塩を入れて煮込む→ラタトゥイユ風の完成。(トマト缶のところをだしスープに変えれば具沢山スープになります!)

写真を撮るほどでもないくらい簡単なものばかりで写真がありません、スミマセン。ほとんど塩以外の調味料を使わなくなりました。
文字に起こすと本当に頭使わずに料理しているのがバレる…(笑)。

そんでもって外食の回数も激減しました。外食よりも美味しいから。

今まではどうやって料理しようかな、使い切れるかな、って考えながら食材買っていたのでそれだけで疲れてました。でも今は大抵のものは蒸し焼きにして塩かけとけばご馳走レベルになっちゃうので、単純に安かったり面白そうな野菜たちを気軽に買って、自然と旬をより楽しめるようになりました。

塩だけでご馳走になっちゃうワケ。

一般的に食塩と呼ばれる塩は、海水を電気分解してナトリウムのみを抽出したもの。人工的な作り方で塩辛さだけが際立ちます。
一方で「粟国の塩」は海から直接くみ上げて、水分をじ~っくり蒸発させる日本古来の塩の作り方で成分をまったく調整しないため、海水由来のミネラルがそのまま閉じ込められています。
じ~っくりとはどのくらいかと言うと、前述した人工的な製法で作られた塩は数日で出来上がりますが、粟国の塩は3~4か月かかります。
(この工場取材レポートがより詳しくて分かりやすかった!)

塩のうまみというのはミネラル(マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、鉄、銅、亜鉛など…)成分の含有量で決まるそう。ミネラルが含まれていると、塩は甘くて美味しい。粟国の塩は自然のミネラルがそのまま凝縮されているから複雑な旨味になっているんです。しかも体にも優しい。

500gで約1300円。

おそらくほとんどの人は初めはこの塩を高っ…!と思うかもしれません。
1㎏ 100円もしないで購入できる塩があるなかで、1300円だなんて…どこのセレブだよ!!って。私も購入するまではそう思っておりました。こんな私が食していい塩?って購入直前までドキドキしておりました。

しかしです、塩って1回の料理で数グラムしか使いません。多く見積もっても一食分5円くらい。

たった数グラムで他の調味料はいらないくらい美味しくなってしまうとしたら。外食よりも好きなものをいっぱい食べられて、しかも使う食材を自分で選べて、ちゃんと美味しくて満足度がある食事を簡単に作れてしまうなら…。どうです?めちゃ賢い選択だと思うのです。

塩加減こそ面倒なのよ!っていう方へ。

栗原はるみさんや、勝間和代さんたちがラジオや本で「人が美味しいと思う塩分濃度は、食材の重さの0.6%」といっているのを聞いたり見たりしてから、私のキッチンにはスケールと電卓が常備してあります。

食材の総量を計ってから、0.6%分の塩を入れりゃあいいのです。野菜炒めだとか、スープだとか(スープは水分量も込みで)、私は大体全部これ。
「塩少々ってなによ!」「あとちょっと塩味が欲しかったのに、入れすぎたー!」「ちまちま味見している時間が嫌!」っていうのが消えました。

騙されたと思ってやってみてほしい。これ本当に私の中で革命で、キッチンにもロジカルな時代が…と、かなり衝撃を受けました。

手間=愛情?

今までは食は時間と手間をかけてこそ愛情!大事!っていうのに勝手に縛られていたのですが、食事は命が続く限りずーっと必要なもの。少しくらい見た目が悪くても、自分がご機嫌でいられるほうが絶対にいいと最近は思っています。そんでもって簡単で、美味しくて、結果安上がり。そんな素敵なことありません。

ひとり暮らしで、自炊もそこまで嫌いじゃない私でさえあんなにイライラしていたのだから、家族の食事を作っている方々は…もっと大変なのかもなぁ。…そんないつも頑張っている方にもこの記事が届くといいです。

ストレスが減って、幸福度が上がります。食べることがますます楽しくなる。粟国の塩、おすすめですよ。

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