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【WBC】に学ぶ 新社会人のための ”とっておき” な教え

#大切にしている教え

「怠惰な人が成功する事は決してない、真に成功を収める者は徹底した自己管理と忍耐力を備えた者である。」
ハーバード大学図書館の壁に書かれた20か条の名言…と言われているが、実際は、2007年に中国のネット掲示板で学生達がお互いを励まし合うために書いたものとのこと。素晴らしいですね!

「努力に即効性はない」とは、プロ野球の野村監督の名言だが、これは、怠惰とは反対の、忍耐強い努力 のことを言われているし、自己管理とは、自律のことだと思われる。自分を律することが出来ず、最後まで成功する人は、おそらくいないように思う。

そして、忍耐力。こちらについて、今回のWBCから感じ取れたことを、簡単に記載する。

●WBC準決勝:村上宗隆選手のサヨナラヒット

4-5の9回無死一、二塁から、村上選手が逆転サヨナラ二塁打を放ち、日本は、決勝進出を決めた。
このニュースに、私も含め、多くの野球ファンの皆さんが歓喜されたと思う。

村上選手は、22歳にして、昨年の三冠王。また、56本塁打を達成している。しかしながら、WBCでは、ここまで調子が上がっていなかった。

「外せ」「短期決戦だ」…

こういった批判が強くなっていく中で、栗山監督は、彼を信じ続けていた。

そして、メキシコ戦(準決勝)の逆転打のシーンで、村上選手に栗山監督は、
「任せた。思い切って行ってこい」と、打席に送りだした。
そして、監督の期待に応え、チームを勝利に導いた。

村上選手は「腹くくって行きました。周りの力というか、チームのありがたさや団結をすごい感じました」と、サヨナラヒットへのコメントを発表している。

実は、栗山監督は、北海道日本ハムファイターズの監督に就任したときも、中田翔選手を4番に成長させるため、同じように我満して、忍耐 の采配を続けていた。そして、その後、中田翔選手は、監督に期待に応えていく。

栗山監督の忍耐の力が、チームに団結を与え、前へ進めたのだろう。
村上選手は、これでまた大きな打者に成長にするに違いない。
そのようなことを感じた。

●忍耐とは?

「すぐには結果が出ない」ということかもしれないし、
「苦手な上司や同僚」と遭遇しても、負けてはいけない。ということかもしれないし、
「思い通りにならなくても、短気を起こしてはいけない」ということかもしれない。

私は、自分を大切に思ってくださる方から、焦るな! と励ましていただくことが多い。
待てば実る果実を、焦ってダメにしてはいけない。
心を大きく持て!とのことか。

忍耐。それは、仕事をはじめとした人生で、真の成功を収めるための ”とっておき” な教え であると思う。

新社会人の方の背中を…というよりは、すべて今の自分への戒め。

また、明日から、元気よく、胸を張って前へ前へ!

●P.S. 【WBC】3大会ぶり3度目の優勝!(3/23追記)

WBC。3大会ぶり3度目の優勝を飾った。
集まった選手がすごかった。という采配に対して、批判的な意見もあったようだ。(選手については)それはその通りだと思うが、中心者(監督)の影響は、そんな簡単なものではない。

栗山監督は、選手としては、大きな実績を残されていないので、批判者には、自分の方が選手時代の実績が上だ。というような、 ジェラシー(以前、記載したことあります。) が、あるのかもしれない。

しかしながら、監督にとって大切なことは、選手を思う気持ちであったり、人間的な魅力であり、必ずしも選手時代の輝かしい成績ではないと思うが、面白くない人もいるのだろう。一番良いのは、チームメンバーにインタビューを行い、事実を知ること。ジェラシー は本当に面倒くさい。

※国立大学からドラフト外で、ヤクルトスワローズに入団。猛練習で、一軍に定着。規定打席にわずかに足りなかったが、一年間活躍されて、3割3分以上の打率を残された年もある。素質だけで努力しない選手より、よっぽど、素晴らしいと思うが。。。

今回のチームは、本当に団結があったと、素人目にも感じた。
大きな差がなければ、団結の力がものを言うのではないか。
栗山監督の忍耐力・選手への愛情が、チーム団結の原動力のひとつかもしれないと思った。

球界を代表するレジェンドからの賛辞を、最後に記載する。

●王 貞治 監督
「何ていったって、栗山監督の大ヒットですよ。今回の指揮はね。やはり大変優秀な選手たちが集まったけど、それだけに使い方は難しかったと思うんですよね。でも、やっぱり決断すべきところは本当に決断して、すごいなと思うところがありましたよね」
「選手の起用なんかも信念を持って、彼が長年代表チームの選考のためにも、各選手の特徴も見たりなんかしてたから。彼としては揺るぎない起用法だったんだと思います。それが勝ちにつながったんですから、本当に最高にね。彼としてはしてやったりと思ってると思います。本当にお疲れさまでしたと言いたいね」

●落合博満 監督
「いやぁ、これは全員の勝利ですね。栗山監督はよくここまで、まとめあげたと思うよ。素晴らしい」

賛辞は、誰からのものかが大切。誰に認められるかが、重要。
嫉妬から出ている言葉に、紛動されていては、本当のことはわからない。
一流に認められてこそ、一流。本物。

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