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日本の無意識な色眼鏡

最近、アメリカでの黒人人種差別が話題になってますね。以前私が住んでいた国々でも、工事現場や食堂など◯◯系の人が多いなーという現状を感じていました。

私たちが日本に住んでいると「人種」の違いに触れることはないですが、私が日本で生活する中でとても窮屈だな〜と思うことがあります。それが特に「女性に対しての年齢への見方」です。

年齢への無意識な色眼鏡

私が日本に帰国したのが33歳のとき。3年間の単身赴任を終えて戻ってきました。それからも海外に年3ヶ月は出張という生活を送っていましたが、上司からは「子供はどうするんだ?」と何度も聞かれ、女性からも「早く産んだほうがいい」といろんなアドバイスをもらいました。そういえば、前に勤めていた会社でも「女性は34歳までに結婚したほうがいい」と謎の議論が交わされていたな。。

私はこの無意識の「◯歳にもなるんだから◯◯すべき」というプレッシャーを自分にもかけるようになって、不安にかられて眠れなかったことを覚えています・・

結婚したほうがいい、結婚したら子供がいたほうがいい、そうでないのは何か問題があるんじゃないかというような見方を感じることが多くあり、未婚や子供いない女性は一度や二度は感じたことがあるんじゃないでしょうか。

また、子供は女性が面倒見るべき、子供の教育は母親がサポートすべき、こんな無言の世間の声も少なからずまだまだあると思います。

女性の社会進出や働き方改革も、制度だけでなく、こういう色眼鏡が変わっていかないとなかなか難しいですね。

これからの時代、それぞれが年齢や性別にとらわれることなく、自分の選択で人生を選び、それが尊重される社会になればいいなと思います^^





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