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原点回帰~なぜ今の働き方を選んだのか?~

こんにちは!小野です。

「何故、安定した大手企業から独立したんですか?」

お会いする方から聞かれることが多い質問です。

社会人の一歩目

私は、地元九州の大学院を卒業後、上京し大手電機メーカーに入社しました。
堅実でITという将来性の高い業種を選んだのには、公務員であった両親からの影響も多少なりあります。
その後、数年間システム設計や開発業務を担当しながら多くの経験を積ませて頂きました。

創業に至るきっかけ

そんな中、手に取った稲盛和夫氏の著書の中で、「物心両面の豊かさや幸せを追求する」という考え方に出会いました。
私は、社会課題に取り組むような大義や使命感が元々あったタイプではありません。
ただ、この考え方を元に自分の将来を真剣に考えた結果、
「描いた物心両面の豊かさという理想を実現したい」
「自分の可能性にさらに挑戦したい」
という想いが芽生え、それらを実現するために恩師や諸先輩方に学び創業に至りました。

創業から現在までの経緯

まず、経営基盤を作るためにイベントの企画・運用事業から始めました。
多くのライブや企業研修を手掛ける中で、エンジニア時代には経験しなかった人間関係構築や組織運営を学びました。
また、創り出したイベントという「場」を通じて、人と人、人と場所、人と仕事の「つながり」を生みだし新たな価値を提供したことが、弊社理念の原点になっています。

次に取り組んだのが、ITエンジニアの方がフリーランスに転向する支援事業です。
人と仕事を繋げることで、個人の技術や能力に見合う対価を得る機会を提供できることに意義を感じています。
そうして、増えてきたフリーランスエンジニアの方との繋がりを活かし、エンジニアチームでシステム開発を行う事業に至りました。

経営理念

近江商人の経営理念として「売り手によし、買い手によし、世間によし」を示す「三方よし」という表現があります。
不変的な商売の原則であり、私が大事にしている価値観の一つです。
弊社のシステム開発で大事にしているのは、「売り手によし、買い手によし、エンジニアによし」という「三方よし」です。
お客様に貢献することと同時に、共に働くエンジニアにも弊社でのキャリアを通じて、人的資本・金融資本・社会的資本を提供する。
それが「エンジニアによし」という考えです。

人的資本:テクニカルスキルとヒューマンスキルの向上
金融資本:スキルや能力に見合った対価、及びそれによって得られる経済的・時間的選択肢の拡張
社会的資本:価値観の合う仲間との協業によって生まれる人間関係


まとめ

お客様ともエンジニアの方含めた関係者の方々とも繋がりを育み、事業や取り組みの新たな出発点を創り続けたい。
その想いからこれからも努力を続けていきますので、変わらぬご支援のほどよろしくお願い致します。


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