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初夏の札幌最高。ライラックと水辺の美しい中島公園を歩く

5月、私の大好きな季節です。散歩がしたい季節。さらに土地を限定して言えば、札幌を歩きたい。私のカメラロールには、そんな最高の散歩を思い出させてくれる写真たちがあります。

人間も自然も、そこに共存する何もかもが待ち望んだ春。そのせいか、札幌の新緑はより一層輝いて見えたのです。今回の写真は5月中旬。
訪れたのは、中島公園。札幌駅からすすきの方面へ40分ほど歩いたところにあります。駅もあります。私はすすきの辺りに住んでいたので、わりと頻繁に訪れていました。

繁華街近くですが広くて落ち着いた公園です。とはいえ、「中島公園あたりで不審者」の情報はよくスマホに通知が入っていました。そのため夜の散歩は少し怖かったですが、日中は人も多くて安全ですね。(と思っていると、変質者に声をかけられました。後ほど書きますが)
こんな天気の良い日には、気持ちが良くて何周でも歩けそうです。

大きな池が真ん中にあります。広くて迷う。

こんな建物があります。豊平館といい、かつてホテルだったようです。明治政府がつくったホテルで、明治天皇も宿泊されたのだとか。
館内見学はコロナで休止されていて、いよいよ再開したというときに引越したため、ついに見学することは叶いませんでした。

見た目がとても可愛くて絵になるなあ。
亡き祖父の話になりますが、絵が趣味で、私が出かけた先の写真を送ると絵に描いてくれました。今になってここの絵も描いてもらったら素敵だったなと思いました。祖父が得意とするのは水辺の風景でした。

北海道は寒いので、桜も5月まで咲いています。桜前線の最後。八重桜はぼてっとしていて桜餅みたいで可愛い。
逆に、紅葉前線はいち早くスタートしますが、大雪山の紅葉に感動したときの話を、いつか秋頃に記事書きたいと思います。

この白いお花はなんだろう。
巨木を背に。影が怪物みたい。

ちなみに5月中旬で気候はこのくらい。長袖で歩いてちょうどいいです。

19℃

ここで、可愛らしい紫色のお花に出会いました。

目を奪われたこのお花、「ライラック」でした。札幌ライラックまつりで有名な、あのライラックです。
紫のライラックの花言葉は「恋の芽生え」「初恋」。なんと!まさに目を奪われたこの心のようです。

白いライラックもありました。白のライラックの花言葉は「青春の喜び」「若き日の思い出」。そう聞くと急に、綺麗な白髪のご婦人が思い浮かびました。

花言葉っていいなあ。見方がぱっと素敵に変わりますね。今度から調べてみよう。

ギターを弾く男性も見かけました。こんな晴れた日には陽気に歌唄いたくもなります。

芝生に座って足を伸ばして休憩していると、ぎょっとすることが起きました。
男性に「写真を撮ってくれませんか」と声をかけられたので、撮ってあげると。今度は逆に、撮りますよと言われたので断りました。
すると急に顔色を変え、「さっきみたいに足を伸ばして座って、裸足になってくれませんか」と。
さっと怖くなり逃げました。人が善意で写真を撮ったのに。晴れた気持ちの良い日なのに。
女性が一人でいると、日中でもこんなことが起こります。だいぶ前ですが恐怖は覚えているものですね。

美しい水の風景

読後感の悪い投稿にしたくないけれど、私の文章力がないので写真で浄化です。笑
中島公園が特別治安の悪い場所ということを言いたいわけではないです。暖かくなってくると不審者が出るというし、公共の場はいろんな人がいますよね。必死のフォロー

木漏れ日が美しい。この景色が忘れられません。どれだけ都心が自然豊かな街をつくろうとしても、この景色は生み出せない気がするんです。うまく言葉にできないけど、空気が綺麗なのかな。中島公園には感動しました。

最後におまけです。
中島公園の手前には札幌パークホテルがあります。コロナのワクチンもここで受けたりました。クリスマスディナーを食べたことがあるのでチラッと写真を。
冬なのでもちろん雪が積もっていて、仕事終わりにヒールで急いで向かい、走って滑った記憶があります…。映画「ホリデイ」でキャメロン・ディアスが雪の中をヒールで走るシーンがあって、可愛くて憧れたんですよね…笑

それではまた^^

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