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祇園祭・宵々山 昼の山鉾散歩 #2 いざ船鉾にのぼる

関西に住んで3回目の7月、ようやく祇園祭を味わうチャンスがやってきました。
巡行の日は仕事なので、宵々山に参戦です。

前回に引き続き、マップを頼りに歩いてみました。

https://plus.kyoto.travel/entry/gion_yoiyama

船鉾まで辿り着きました。

拝観に並んでいる人たちがいて、拝観してみる?という話になり、少ししたら中に入ることができました。

どさっと集団で中に入れたので何かと思ったら、2階にパイプ椅子があって、大学生の方がプレゼン形式で説明をしてくださりました。
その説明が終わったら、船鉾の中に入ります。

本当に豪華ですごいです。ビニール被ってるのが残念ですが、これが巡行で動くと思うとわくわくします。

いざ!
ミシミシいって少し怖い

前に座ってくださいと案内してもらって、なんと立派な鳥の真後ろに。中国の想像上の鳥、鷁(げき)だそうです。

隙間から見ると高さあるなあ
このフックに鐘をかけるそう
番号のふられた床、組み立て順?とのこと
方角も書いてありました

黄金の天井画、思わず覗き込んでしまいます。拝観券の絵柄はこの天井画にちなんでいるそうで、今年は一番手前の輪っかの植物でした。ぜひ16種類集めてみて、とのこと。

案内してくださった方、とても親切で楽しい方でした。どこの見学場でも案内してくれる名物おじさまみたいな方いますよね。母はそういう方の説明によく相槌を打ったり質問をするので、すぐ気に入られます。笑

立派な鷁の背中を焼き付けて、名残惜しく降りました。

御神体です。巡行の際には腹帯をたくさん巻いて、終わったら妊婦さんに配るのだとか。安産祈願ですね。この旅で食べすぎた私は、安産祈願で訪れたと思われても仕方ないなと思いました。

船鉾に愛着が湧き、船鉾の手ぬぐいを購入しました。

3種類ありましたが、
巡行に思いを馳せてこの柄に。

本物の初心者なので、山鉾が町ごとにあるのは分かりますが、町自体が「船鉾町」などと名前がついていることに初め驚きました。それぞれの写真ごとに、位置情報が山鉾の名前のついた町で面白い。文化が古くから町に根付いているということがよく分かります。

15:10、岩戸山。今まで山は上れないものしか見なかったですが、上れる山もあるんですね。鉾と同じ車をつけた曳山との説明あり。

長い梯子でのぼってました

15:18、白楽天山。

15:20、鶏鉾。

どこにいる??って探してた

15:35、月鉾。

インド絨毯は
保存状態が良くて世界でも稀らしい
背丈ほどもある車輪

大通りの方へ帰ってきました。まだ歩行者天国になってませんよー!と大きな声で注意する警察。たしかに歩行者が渡って危険な場面は何度も見ました。

函谷鉾町に帰ってきました。お囃子が始まっていました。
ひと通り見て回ったので、後は暗くなってからもう一度回ろうという魂胆です。

SUINA室町というビル1階の、メゾンカイザーで時間潰し。とっても混んでいました。席を確保するのも大変…。

それにしても、夏は日が落ちるのが遅い。日が伸びて嬉しいけど、こういう時は時が経つの長い。
ただ、とてつもなく特等席でした。

SUINA室町が、祇園祭に伴い営業時間18時までとのことで、一度出ることになります…。
まだ18時だと明るいのでどうしようというところ。

つづく^^


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