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【発売中】投稿連作川柳アンソロジー誌『川柳EXPO 2024』のお知らせ

更新履歴:2024/05/20 お知らせでもお伝えの通り、発売となりました!

2024/02/01 投稿締め切り

2024/01/01 投稿募集開始

2023/12/02 FAQ、説明追加など

2023/12/01 特報(第一報)


川柳連作の投稿を募集し、投稿作品を掲載するアンソロジー誌『川柳EXPO 2024』をはじめます。


1.企画の背景

2023年8月、『川柳EXPO』は誕生しました。
その時の企画の背景は、noteだけでなく、『川柳EXPO』の編集後記にも書かれています。結果的に51名の方にご参加いただき、1,020句(私の連作を含めると1,040句)を掲載することができました。
おかげさまで数多くの反響がありました。

昨日今日川柳をはじめた自分のやったこととしては、それで充分、「いい思い出ができたなぁ」と満足すれば良かったのかもしれません。

しかし、『川柳EXPO』が完成し、有頂天になっていたところに、私の心を揺るがす、ある出来事がありました。ある方にこんな本を作りましたとお見せしたところ、さらっとこう言われました。
「話題になってるって、そんなのコップの中の嵐でしょ?」

私は何も言い返すことができませんでした。
なぜなら、その通りだからです。

一方で、発売開始からまだ半年も経っていないにも関わらず、「次はいつですか?」「続編は?」と聞かれることも多くなり、このまま出さなければ、キレイな思い出だけ残るかなとか、もう一度あれだけのモチベーションとエネルギー出せるかなとか、「次」について逡巡する日々を過ごしました。

その結果、いろんなことを考えすぎて、ちょっと川柳が作れなくなる時期がありました。(質は一旦置いといて)無理矢理作り続けるのですが、あまり気持ちが向いてくれません。

そんな時、何気なく、いろんな方の句を読んでいると、同じ句でも、今まで気にならなかったところが気になり、「あれ? なんか前と印象が違うぞ」と思うことがありました。そんなことを繰り返していると、自分の中で、「この句、こういう意味もあるのかも」「この句、こうとも読めるな」と、ちょっと楽しくなってきて、結果的に、また「句を作りたいなぁ」という気持ちが戻ってきたのです。

簡単に言えば、「読む」⇒「じっくり味わう」⇒「詠む」という繋がりを、あらためて体感したということなのですが、『川柳EXPO』にもこれが必要なんじゃないかということに気がついたのです。

つまり、「読む」ことで、「こんな川柳があったんだ」ということに気づいてもらうことができたとすれば、「じっくり味わう」方法の例を提示することで、「あ、そんな風に読むこともできるのか。もう一度読み直してみよう」「私はこういう読みをしてみたんだけど、どうかな?」「みんなどう読んだのか聞いてみたい!」と、もう一段、川柳を楽しめるのではないかということです。

『川柳EXPO 2024』で、そういうところにも何かできないかなと考えています。
(実はまだ企画は検討中なので、追って詳細ご報告できればと思います)

ということで、それはそれとして(笑)、今回も多くのみなさまにご参加いただきたいので、先に正式に募集の告知を行いたいと思います!

「コップの中の嵐」でもいいじゃないですか。
楽しんでいれば、マグカップになって、25mプールになって、琵琶湖になって…いずれ、大嵐になるかもしれませんよ(笑)


2.投稿連作川柳作品募集要項

投稿資格:プロ、アマ問いません。キャリアも問いません。誰でもOKです

参加費:無料(ただし、紙の本にして販売させていただきます。なお、投稿いただいた皆様にはpdf版を無償配布予定です)

投稿作品:未発表の20句からなる川柳連作・群作1篇(必ずタイトルを付けて下さい)

投稿に関する注意事項:
・投稿は1篇に限ります。
・(基本的には全て掲載する予定ですが)一応、選を受けます。
・内容に不備がある、連絡が取れない、著作権侵害の恐れがある等で、掲載を見送らせていただく場合があります。ご了承下さい。
・投稿作品は既発表扱いとなります。
・基本的には投稿いただいた内容をそのまま掲載いたします(多少の校正が入る可能性はありますが、誤字脱字にはご注意下さい)。
・著作権は作者に帰属しますが、投稿時点で本アンソロジーに掲載されて販売されることを承諾したものとみなします。
・原稿料、印税は発生しません。
・投稿フォームに記載のルールにしたがって投稿して下さい。
・投稿フォームにご記入いただいた連絡先情報は、本アンソロジーのやりとり以外に使用いたしません。

募集締め切り:2024/01/31 23:59(予定)

投稿方法:こちらの投稿フォームから投稿願います。投稿締め切りました。沢山の投稿、ありがとうございました!(2024/02/01)

※大変申し訳無いのですが、投稿フォームの仕様上、入力できない特殊な文字、レイアウト等はご容赦願います。また、フォームは横書きですが、掲載は縦書きになります。その点を考慮して、投稿願います。

※出来るだけスムーズな運営を心がけますが、不備などがある場合はtwitter等でご指摘いただけると幸いです。


3.投稿連作川柳アンソロジー誌『川柳EXPO 2024』概要

仕様:A5判 縦書き ペーパーバック
刊行予定時期:2024年4月の刊行を目指します
※体裁のイメージは、前作『川柳EXPO』をご参照下さい。尚、Amazon以外でも、こちらの書店様にて取り扱いいただいております。

基本的には投稿作品を中心に構成する予定ですが、現時点で応募数が読めないため、投稿数に応じて、紙面構成は変わる可能性があります。

なお、(全作品は難しいと思いますが)投稿作品についての作品評を、今回も川柳作家の小池正博さん(「川柳スパイラル」編集発行人。「はじめまして現代川柳」を編著)にご担当いただけることになりました。

※小池正博さんについてはこちらもご参照下さい。


4.よくある質問

※基本的には、前作『川柳EXPO』を踏襲する予定です。体裁のイメージは、そちらをご参照下さい。尚、Amazon以外でも、こちらの書店様にて取り扱いいただいております。

Q1:普段使っている筆名と異なる筆名で投稿しても問題ないでしょうか?
A1:はい、問題ありません。投稿いただいた筆名での掲載となります。

Q2:ツイートした句でも良いのでしょうか?
A2:「未発表の20句」でお願いします。

Q3:一行の文字数制限は?
A3:一句あたり最大でも全角で20文字と想定しています(それ以上になった場合、レイアウト調整上、改行が入ったり縮小されるなどの可能性もあります)。

Q4:「全角◯文字」とありますが、全部半角や半角混じりでも問題ありませんか?
A4:はい、問題ありません。その場合、全角1文字=半角2文字換算でお願いします。

Q5:長律句や多行はどのような扱いになるのでしょうか?
A5:紙幅は出来るだけ平等にしたいので、今回はご容赦いただけると幸いです(句数次第では、検討させていただきます)。

Q6:20句に満たない連作でも投稿可能ですか?
A6:今回は「未発表の20句からなる川柳連作・群作1篇」という条件ですので、20句でお願いいたします。

Q7:作品タイトルは必ず必要ですか?
A7:作品タイトルはフォーム上、必須の質問にさせていただいているので、何らかの入力がないと投稿できないのですが、どうしてもタイトルをつけたくない場合は「無題」でお願いします(その場合、作品タイトル「無題」として掲載されます)。

Q8:縦書きでも、半角英語は横に寝かせて表示してほしいのですが可能でしょうか?
A8:既発売の『川柳EXPO』同様、半角英語は縦書きの中で横に寝かせた形になるのでご安心下さい。


※今後、追加情報があった場合、このページを更新していきます。

皆様、何卒よろしくお願いいたします!


まつりぺきん

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