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怒りって何?具体的に私がやったこと


はじめに

前回、怒りについて知るを目的とした記事を書きました。

今回は、その怒りの奥底にひそむ、不快な感情に気づいた後のことについて書いていきます。
その本心である感情こそが、
本当に伝えたい気持ち。
わかってもらいたかった気持ちなのです。
しかし、感情を伝えようとすればするほど、うまく伝えられない。
伝わらない。
そんな悩みに寄り添う記事になるよう、今回も私の経験をシェアしていきます。

参考文献は前回と同じもので

怒り方をマスターしよう!
〜「わたし」を主語にして、気持ちを伝えよう〜

「わたしメッセージ」とは、
「わたしはこう思う」や「ぼくはこうしたい」と、主語を「わたし(ぼく)」にした話しかたで、相手に気もちを伝える方法のことだよ。

もうふりまわされない!怒り・イライラ/
監修  名越康文引用

結論から言うと、この「わたし」を主語にして怒りの奥底にあった本当の感情(本心)に気づく。
本心を、相手にきちんと言葉で伝えることができたら、上手に怒りを伝えることができる。
と言うこと。

しかし、これが至難の技なのだ。

できりゃ、なんの苦労もしないってのが本音である。

そんなとき、このことをいつも思い出す。
•『怒りをあらわすいろんなことば』を探す。
•『怒りの奥底にある本当の感情(本心)』を
見つけだす。
•その感情(本心)を表すことばを探す。

と言うこと。

怒りをあらわすいろんなことば

「気にいらない」「ふゆかい!」「うざい!」
日本語には、怒りをあらわすことばがたくさんある。
とらえどころのない怒りの気もちを、つかまえやすくするのが、ことばなんだ。
気もちにぴったり当てはまることばを見つけられたかな?
人に伝えるときも、ことばにしたほうが、うまく伝わるよね。

もうふりまわされない!怒り・イライラ/監修  名越康文参考

怒りを言葉にするって、なかなかないんじゃないかと思う。
私も、以前はそうだった。
「イライラする」この一言に集約されていた。
だけど、怒りの感情を細かく言葉にしていくと、こう思うようになった。

なんで、こんな怒ってんだろう?

こう問いかけると、本心が少し顔を出した。
わかってもらえなくて悲しい
こんな頑張ってんのに、うまくできなくて悔しい
伝えたいのに、伝えられなくて苦しい

このように、怒りに隠れてしまっている本心。
ここを、見つけ出してあげてほしい

こんなときは、どう怒る?

私の経験談を載せてみます。

♦️ケース1
娘がせっかく作ったご飯を残した!
いつもなら、ただ怒ってた。
「なんで、残すの?もう食べんでいいから!」

↓1️⃣怒りを細かく言葉にする作業
・ご飯を残されてイライラした。
・せっかく作ったのに残されて腹がった。
・一生懸命、時間無い中急いでやったのに、爆発した!

↓ 2️⃣なぜ、こんな腹が立った?問いかける作業
・苦手な料理を頑張ったのに、一口も食べなかったから…「悲しい」
・お菓子ばっかじゃなく、ちゃんと栄養あるものを食べてほしいのに、食べてくれない
…「健康への不安や心配」

↓ 3️⃣「わたしメッセージ」で伝える
ママさ、料理苦手なん。
でもさ、お菓子ばっかじゃなくって、栄養あるもの食べてもらいたくって、一生懸命作ったんよ。
それはさ、やっぱミーが元気でいてほしいから。
でも、ミーが全然食べてくれへん
それが、悲しかったし、心配がモヤモヤになって、怒ってしまった
ごめん。」

このように、
怒りの感情の奥底にある想いや感情。
本心に気づいて、言葉にしてあげてほしい。
本当は、怒りたいわけじゃない。
別の感情がちゃんとある。
伝えたいこと、わかってほしいことはあるのだと、自分自身が気づいてあげてほしいのだ。

最後に

大切な家族。
なのに、怒りで傷つけてしまう
それは、性格のせいでも、母性がないとか、夫が憎たらしいとか、実母が嫌いとかそうじゃないんだと思う。

本当は、とっても大好きなんだと思う。

だからこそ、悩んで、苦しい。
真剣に考えている証だと私は思う。
そんな愛情深い、がむしゃらに真っ直ぐな自分を、どうか責めないであげてほしい。

感情のコントロールとは、
・怒らないようにすること
・感情に蓋をし、我慢することではない。

そのことが少しでも伝わる記事になっていたらと思います。

上記に書いたように、
すんなり「わたしメッセージ」で伝えられるわけじゃないと思います。
私もそうでした。
毎度、トライ&エラーです。
本心に気づくのも、難しかったです。

しかし、気づきや、新しく進もうとしているその姿勢に、目を向け続けてあげてほしい。
そう強く思っています。
最後まで、読んでくださった方、どうもありがとうございました。
何か感想や質問があれば、ぜひコメント頂けたら嬉しいです♪








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