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#119【中国・北京】お茶市場の香りに誘われて(前編)

みなさん。こんにちは。眼鏡とロングスカートのAnneでございます~!

前回の北京の桜をお伝えした記事はこちら!合わせてどうぞ♪

さてさて、皆さん。「中国茶」をご存知でしょうか。

ウーロン茶やジャスミンティーなどが前から一般的ではありましたが、近年のタピオカドリンクブームに乗って、鉄観音などの名前もよく知られるようになったでしょうか‥‥?でもでも、すべてのウーロン茶が茶色いわけではありませんし、プーアル茶には、生茶と熟茶という種類があったりします。

今回は、Anneの記憶の中のお茶市場へ一緒に旅立ちながら、少し中国茶について新たな発見をしていただければと思います。

いざ馬連道へ!

訪れたのは北京市内に位置する「馬連道」と呼ばれるお茶市場街。
最後に訪れたのが2016年のことですから、最新情報ではないことをご注意ください。本日もまた、Anneの記憶の中の北京をお散歩していきます。

この街には、いくつかのビルディング(とは言っても縦よりも横や奥行きが広いもの)が存在し、その中にはお茶関連のお店がひしめき合っているのです。

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さて、中国茶とは。一言に言い尽くすことのできない世界です。同じお茶でも、日本のお茶や英国のお茶ともまた異なります。

日本の中華料理屋さんに行くと出てくる中国茶は大体ウーロン茶やジャスミンティ。たまに工芸茶などがありますが、それらは中国茶の世界からするとほんの一握り。

中国茶は発酵度合いや茶葉の色などにより「六大茶類」と大きく6種に分けることができます。

分け方は、発酵度の低いものから順に以下の様に分けられます。

「緑茶」「白茶」「黄茶」「青茶」「紅茶」「黒茶」
不発酵←----------------------------------------------→後発酵
伊藤園のWebサイトにもう少し詳しく記載がありましたので、気になる方はご参考に(http://www.ocha.tv/varieties/chinesetea_varieties/)
ちなみに、烏龍茶は「青茶」に分類され、プーアル茶は「黒茶」に分類されます。

前置きはこの辺にして‥‥早速お茶市場の中に入っていきましょう。
109バスに乗って(北京市のバスは行き先の前に番号が付いています)たどり着いたの馬連道。この日は携帯電話の開通のために中国移動(中国の携帯メーカー)のお店に寄った記憶があります。あと、カルフールも近くにあったはず。

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でも今日の目的地はお茶市場市場の中に入り、一番最初に驚くのはきっと、その香り。もしかしたら、バス停を降りてからお茶市場に近づくにつれて、その香りの存在は強く感じられるようになっていっていたかもしれません。
そう。この街はお茶市場が多く集まる場所。自然とお茶の香りがたちこめていたのです。

ビルの中には、お茶に関連するお店がひしめいています。
茶葉はもちろん、茶器、茶道具、お茶菓子、茶葉のラッピング用品まで…お茶に関連するものであればなんでもそろうのがこの市場。他の地域や国から買い付けに来ている人もいるのかもしれません。

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お茶の購入には、試飲がつきもの

お、試飲ができるの?やったー!と思った方は、どうかご注意を。この試飲、並大抵の量ではないのです。

中国茶は、1煎目だけでなく、茶葉によっては5煎以上淹れて変化を楽しめるものも存在します。
そもそも、茶葉は自然のものですから、その年の自然条件などによって大きくできが左右されます。購入時には、○○の烏龍茶をください!という探し方ではなく、今年の〇〇はどうかしら?こんな感じのを探しているのだけれども。と、相談をしながら話を進めていきます。

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そのため、購入に至るまでには、試飲が欠かせないのです。試飲は一種につき2,3煎以上は飲みます。1店舗につき、2,3種の茶葉を紹介してもらいます。(これは完全にAnneが訪れた際の話となります。実際の買い付けや、中国茶愛好者の方々のとられている方法とは異なる場合があります。)
お茶を飲んで、「酔う」感覚に陥ったことのある方はいらっしゃるでしょうか。発酵が進んだ黒茶(特にプーアル茶の生茶)は強いお茶になるので、短時間に多くの量を摂取すると、ぽわぽわした気分になることがあります。

茶葉だけではないのがお茶市場

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この素敵な白地に青い茶器は当時の私が一目ぼれをした茶器。
今思えばかなり無理をしてでも手に入れておけば…とも、改めて思いますが。
手に入らなかったからこそ、美しい存在であり続けている、ということもあるかもしれませんね。いつかまた、出会うことがあれば、その時は。

さてさて、お茶の話を始めると止まらなくなってしまいます。
本日は一旦ここまで。また後日、ともにお茶市場のお散歩の続きをいたしましょう。

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あ~やっぱり海外っていいな~!
同じくアジアを舞台としたお話も併せていかがでしょうか?

Location:
 中華人民共和国 北京市
 馬連道茶市場
My Partner:CASIO EXILIM(機種不明)
Photo&Text:Anne

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