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旅先で牧場作業体験をしました(2/3日目)~日高にて~

はじめに

桜の花咲く北海道日高地方で、牧場作業を体験させてもらいました。
3日間の牧場作業は、主に馬房の掃除がメインでしたが、写真を交えて体験して感じたことなどが伝わればいいなと思います。

出会い

昨年の秋に訪れた牧場。
そこは引退馬などを預かる牧場です。
現役の競走馬も休養でいたりします。

2日目

1日目の投稿はこちらです。

曳き馬(朝方)

朝の挨拶

この日の朝は馬房から放牧地まで曳き馬。

放牧地まで来て曳き綱を握り、馬と歩きます。
1日目と同様に大人しい馬の曳き馬ですが、馬房に入るときはドキドキです。
でも、ドキドキが気付かれないように、曳き綱をつけて馬房を出ます。

曳き馬

ゆったりと歩く馬で、わたしのほうが早く歩いちゃいそうなときもありました。
馬に合わせて歩く。
高齢者に合わせて歩くのと同じかなと思いながら曳き馬をしました。

数頭を放牧地まで曳き馬して、作業は終わり。
馬たちが砂浴びする様子も見ることが出来ました。
痒い所を自分の足で掻けるわけでもないですもんね。

砂浴び

試しに首や肩を掻いてあげると、それなりに気持ちよさそうな感じでした。
とはいえ、そのうち「うざいよ」と聞こえそうなくらい、嫌がっていた感じもあります。

近寄りすぎ

休憩

この日の作業は、放牧が終わる時間までの間、昼食を兼ねて海を見に出掛けました。
本当は海岸まで出たかったけど、廃線になった日高本線のレールが横たわっています。
波風が強い場所か、災害で護岸がさらわれ、線路が宙づりになった箇所もありました。
護岸部分に鋼矢板を打ち込んだ場所もありましたが、それが人間の無力さを強調しているように感じました。

途絶えていた

港で昼寝。
まだ暑すぎずに気持ちがいい気候で、ぎゅっと寝た感じがします。

曳き馬(夕方)

牧場に戻り、青草をちぎって馬に食べさせたり、溜まり水のある場所の排水が出来るように溝を切ったり。
牧場を歩いて、気になった枯れ草を抜いたり。
そんなことをして、牧場にいることを楽しみました。

陽も傾くころに放牧地から馬房へ帰るため、曳き馬の時間です。
帰る馬房までの間に、草を食べ始めたりして、その仕草が可愛らしいです。
1日でどれだけ写真を撮ったんだろう。
馬房に戻ると、まず飼い葉桶に向かい、曳き綱を外すとむしゃむしゃと食べます。
2日目でようやく馬の個性が、少しだけわかってきたような気がします。
・・・気のせいである可能性が高いです。

曳き馬

ひとに関心のない馬やひとに関心を持ちすぎるくらいの馬。
馬にはいろいろな癖があることもわかりました。

のんびりと牧草地で過ごす馬は幸せだな。
久しぶりに競馬場へ行ってみようかな。
この牧場にいる馬が、どれだけ幸せなのかを感じるために。

別途の投稿(3日目(3/3))に続ける予定です。

では。

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