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抜里&無人駅の芸術祭/大井川2024を楽しむ日々~24年2月ある日の午後Ⅱ~

碗琴道島田流

昼から #かずさ さんのパフォーマンスがあるということで、2度目の鑑賞をした。
木曜・金曜・土曜・日曜の11時、13時、15時からのパフォーマンス。

さて、先回の鑑賞とは違った何かを感じられるかな。

ちょうどインフォメーションに公式ガイドを受け取りに来訪者がいらっしゃったので、「清次のちゃべや」まで一緒に歩く。

今回は満席のため、外からの鑑賞。
ちょっと早めにちゃべやを出て、茶畑テラスへ移動し、茶畑テラスでのパフォーマンスを楽しむ。

ああ、このリズムは、曲のリズムなのか。
前は綺麗な音色だとは思ったけど、ランダムなものだと思っていた。
今回はそれに気が付けた。
それだけで気持ちは充分だ。
次は何に気が付けるだろうか。


抜里の作品鑑賞

抜里の作品、新作を中心にひと回りすることに決めた。
勝手知ったる #抜里 の道。

地蔵まえ2/サトゴシガン

まずは #さとうりさ さんの作品「地蔵まえ2/サトゴシガン」。
いつもヌクリハウスで会っているはずなのに、余所行きの顔をしている気がした。

メダムK

天野邸には同じく #さとうりさ さんの作品「メダムK」がある。
試しに「メダムK」に抱き付いてみた。
メダムK」を背に、ぼーっと考えごとなどをする。

顔の家 抜里

同じ天野邸の2階には、#形刈りの衆 (代表 #山本直 さん)の作品「顔の家 抜里」がある。
こちらは設営の手伝いを少しだけさせてもらったし、形刈りのフェイスマスクも採ってもらえた。

自分の顔をじっくり見ることなどほとんどないので、なんだか違う自分に出会ったようで、ちょっと恥ずかしい。

設営の手伝いの様子はこちらを参照にしていただきたい。

A NOOK

A NOOK」から見る風景は、川と山、そして山の斜面には茶畑が見える。
どれもわたしが好きな風景。
アーティストの #Instantcoff のおふたりは、この風景をどう見たのだろうか。
いつも笑顔で制作していたイメージしかない。

チューニングを手で行うアナログなラジオからの音も、味わい深い。
ラジオから聞こえる音も含めて、この場を楽しみたい。

Flying Ddobok

今年は「 #FlyingDdobok 」が、部分的に運転を再開し、列車が走り始めた #抜里駅 で出迎えてくれる。

昨年の芸術祭では列車は来なかった。

抜里駅舎の壁面には、「 #FlyingDdobok 」のアーティスト、 #LEEISOO さんの滞在中に200名によって書かれたというパネルが展示されている。
ひとつひとつが #LEEISOO さんの出会い。

てのひら

アーティストの #小山真徳 さんの作品「てのひら」。

大きさも凄いけれど、開幕ぎりぎりまで作業する気迫はものすごかった。
その際のことは、こちらに投稿している。

作品制作のために滞在する #小山真徳 さんに何度も接する機会があったが、とても真っすぐな方だと感じた。
#小山真徳 さんとは握手してしばしの別れを惜しんだ。
どちらもとっても温かい「てのひら」だ。

そういえば、地元の方たちは手を挙げて、手を振ってわたしを迎えてくれる。
いつもありがたい気持ちでいっぱいだ。
わたしはこの手で何をお返しできるだろうか。

茶畑のサイクリスト

新たな防霜ファンが抜里の茶畑に設置された。
#東弘一郎 さんの作品、「茶畑のサイクリスト」。

自分のチカラで大きな防霜ファンを回することが出来る。
防霜ファンが活躍するのは、春先の遅霜が降りる頃。
この地域の防霜ファンが唸りながら回る頃を想像しながら、楽しんで茶畑の自転車を漕いでほしい。

くぐりこぶち

異空間に迷い込んでしまった感覚になる #さとうりさ さんの作品「くぐりこぶち」。

いまでは禁じられている野鳥の捕獲。
この罠を「こぶち」と呼ぶ。
入口にある「こぶち」をくぐってやぶの中にはいったひとだけが見える世界。
わたしは捉えられてしまったのかな。

内なる器は際限なく育っていくはずだ

抜里に広がる茶畑がよく見える場所に位置する建屋に #TAKAGIKAORU さんの作品、「内なる器は際限なく育っていくはずだ」がある。

水引で編まれた作品に包まれる感覚、そこから見る茶畑の風景。
この空間でゆったりとこの地を感じたい。

風土のボディーランゲージ

#女子美術大学 の学生を #獅子の歯ブラシ が指導するなかで、抜里から発見された獅子。

ある日訪れた抜里では、学生たちが抜里の各所で感じたことを表現していた。

その際には #獅子の歯ブラシ が舞う獅子舞も見ることが出来て、それも映像にまとめて展示されている。
ゆっくり見たい作品。

地蔵まえ4/縫い合わせ

風土のボディーランゲージ」まで回ったところで #さとうりさ さんの作品、「地蔵まえ4/縫い合わせ」の撤去作業の時間になった。
呼ばれた気がした。
駆け付けねば。

あぁ、楽しい。

では。


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