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Ⅰ_無人駅の芸術祭/大井川2023~わたしの体験~

全ては2022年から始まった

無人駅の芸術祭/大井川2022

無人駅の芸術祭/大井川2022で、わたしは3月に2度(計2日)訪れました。
三津間集落では作品の場所がわからず、コンプリートならなかったのも今ではいい思い出です。
せっかく歩いて行ったのに…ね。

2日とも、地域に住んでいる方や、アーティストさん、関係者の皆さんとの会話がとても印象的でした。
無人駅の芸術祭って何だろうって思って訪れたとき、見られなかった作品を見るためにもう一度来ようと思って、急いで段取りをしたのでした。
今思えば、抜里の茶原、集落を歩いていたとき、抜里エコポリスの方たちとも会い、話をしていたんですよね。後になって思い出したことですけど。

2022年にはあそこにいるとは想像できず

越後妻有/大地の芸術祭2022にて

なぜ、越後妻有/大地の芸術祭2022が出てくるんですか?という感じですが、話を続けましょう。

2022年は瀬戸内国際芸術祭、越後妻有/大地の芸術祭が行われた年。
それがコロナ禍の影響で越後妻有/大地の芸術祭の開催が一年遅れたために起こったこと。
そしてコロナ禍の影響で、ボランティアの応募が少ないという話を耳にし、とりあえず、あちらこちらの芸術祭のボランティアに応募しました。

そのなかのひとつが、無人駅の芸術祭。
そして令和4年9月、台風15号より大井川流域が被災しました。
ニュースでは、あまり報じられていなかったような記憶があります。
とはいえ、そもそもテレビを見ていないのですが。

その後、無人駅の芸術祭を主催する、NPO法人クロスメディアしまだを通じて、災害復旧系のボランティア募集があり、参加を検討したものの機会に恵まれずに断念しました。←とても残念。

そうこうしているうちに、越後妻有/大地の芸術祭2022も終盤の頃、NPO法人クロスメディアしまだの理事長及び事務局長と、越後妻有/大地の芸術祭2022で偶然出会う機会があり、それが大きな変化点になりました。

原泉アートデイズ(掛川市)と抜里(島田市)

2023年10月から11月に掛川市で行われていた、原泉アートデイズに一度は行ってみようと思っていました。

掛川もお茶の産地。
お茶のこと、茶畑(茶原)のある風景が気になりだしている、わたし。
原泉アートデイズに行く日を探していたけど、会期末の11月末頃かなとぼんやり思っていました。
そのついでに・・・と言っては何だけど、原泉アートデイズのあとには、茶原のカーテンを見るために、島田市抜里に行ってみようと考えました。
山を越えた2つの芸術祭を繋ごう、なんてことを、勝手なミッションにして。
越後妻有/大地の芸術祭2022でNPO法人クロスメディアしまだの理事長及び事務局長に、抜里に行く予定であることを話したことで、計画は一気に具体化したのでした。
変化点の話と繋がりました👍。

山を隔てた2つ地域の芸術祭山で隔てた2つの地域、行程上の問題は、原泉から抜里までの移動をどうするか。
当時は大井川鐵道本線は全線で運転見合わせ中。原泉から掛川駅に出て、金谷から代行バスに乗り、家山に行くというのが、まず頭に浮かんだルート。
地図を見ていたら、公共交通の移動だけでも、同じくらいの時間が必要そうな気がして、山越えが最も効率的に違いないという結論に。

・5時間はかからない。
・昼頃に原泉を出たら完全に暗くならないうちに抜里に着けるはず。

そんなわけで、歩くことに決定です。
歩いた詳細は割愛しますけど。
抜里に着いたら、アーティストさんが訪れていて、抜里エコポリスの方々も交えて懇親会に参加させてもらいました。
翌日は、声を掛けてもらって一緒に作品設置予定の場所を下見させてもらうことに。
なんていいひとたちなんだ。

下見の様子

ヌクリハウス

12月に行われた、ヌクリハウスのお披露目会は参加できなかったものの、ヌクリハウスが出来て、出会えたことはラッキーでした。
でも、なぜかイベント事にはタイミングが合わずに、なかなか参加できていないんですよね。
ここを拠点にしてしまおう。
とりあえず年内に大井川流域に再訪することを決め、同時に、無人駅の芸術祭のサポーターをしようと、真剣に考えはじめたわけです。
サポーターは会期外での継続して募集しているので、登録してみてはどうですか。

大井川鐡道現地調査

2022年9月に、大井川鐡道は台風15号により大きく被災しています。
ネットを見ても、情報がほとんど無かったので、自分の目で見てみようと考えました。
2022年12月には金谷・家山間で運転を再開したものの、家山・千頭間では運転を見合わせたままで、代行バスを走らせています。
代行バスの問題については、動きがありましたが、そちらは報道されていますので、ニュースを参照してください。
根本的なところ、復旧についてはこちらを参照してください。

結局、日程と相談のうえ、12月下旬に訪れることにしました
現地調査については、簡単・超適当ではありますがが、過去の投稿を参照でお願いします。

その日(予定1日目・実際は0日目)は現地調査に行こうと、金谷駅から家山駅を大井川鐵道に乗り、歩き始めようと考えていた川根温泉ホテル(川根温泉笹間渡)で代行バスから降りました。
調査前の準備も兼ねてうろうろしていたところ、見覚えのある顔に出会たんですよ。
それが全ての転機ですね。
これがなかったら、2023年、会期はもっと違ったものになっていたかもしれません。
で、”今から作業があるからいくに”、”助手席に乗りん”
ということから調査は延期となり、軽トラの助手席に乗り、抜里へ行くことになったわけです。
そこでアーティストさん、抜里エコポリスのメンバーの手伝いをしました。といっても、栗石を運んだり、基礎を運んだり程度ですけど。
その雰囲気がとても心地よく、楽しかったんです。
そういう体験、経験のひとつひとつが積み重なって、2023年の活動となっていて、無人駅の芸術祭/大井川2023へ繋がったんだと思っています。

記録も大事w

では。
Ⅱで。

Ⅱを公開しました(追記)

Ⅱを公開しました
こちらです

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