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Ⅱ_無人駅の芸術祭/大井川2023~わたしの体験したこと~

2023年の抜里にて

Ⅰはこちら

1月・2月の抜里(会期前)

2023年1月と2月で3回(計6日間)、抜里を訪れることができました。
訪れることを先に決めていて、何か手伝うことがあれば手伝いますよ、という、なんとも適当なことをお伝えしていたわけですが、運よく(作業があるよう段取りしていただき、ありがとうございました)手伝うことができました。

その内容は、作品制作、回廊整備、草刈りなど。
どの作業、ひとつひとつを思い出しても、全てが貴重で価値ある経験です。
地域の話、お茶の話、過去の出来事など、作業中にも貴重な話が聞けました。

抜里以外の集落での作業もあり、それは出会いのきっかけともなりました。
特に石積みの手伝いが印象に残っています。運ぶのは大変だったけど、石積みを見られて、とても貴重な体験だと思っています。
石、積めますか?
わたしには石運びが精一杯。
惜しいかな、自分が作業している状況写真は限られるわけです。

反省会にも何度も参加させてもらい、とても楽しい時間でした。
滞在するアーティストさんも交えて、会話、対話は大事だなって改めて思いました。
毎回、懲りずに飲み過ぎちゃいましたね。

ヌクリハウスに泊り、反省会以外でもアーティストさんと話す機会がたくさんありました。
アーティストさんのことを理解できたかどうかはわからないけど、それぞれが色々考え、悩み、表現しているだな、なんて思ったわけです。←表現が下手なので、こんな感想しか書けない自分が寂しいですが。

手伝うことは毎回ありましたが、それでも結構な空き時間があったので、その時間は制作された作品を見たり、通年設置されている作品を見たり、茶原を見たりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
集落をうろうろとしていると、集落の方とも話す機会がありましたね。
大した話はしていないけれど、毎回同じような格好をしているので(黄色いひと)、またあのひとがいる!あのひとは何しているひとなんだろう?なんて思われているに違いないと思います笑。

回廊整備
石の運搬
石積み
草刈り

2月・3月の抜里(会期中)

2月・3月の会期中の滞在日数を数えてみて、自分でもびっくりしています。
でも、特にこれをやったなーってことは何も無くて、インフォメーションであるヌクリハウスを中心に、ぷらぷらしていた感じしかしていないんですよね。
なんとなくいるひとって感じでしょうか。
まぁ、わたしには、それくらいでちょうど良かったですね。

ぶらぶらしていたわたしですが、ワークショップやイベントに参加させてもらったり、天気の良い日にのみ設置される、地蔵まえ4(縫い合わせ)/さとうりささん の作品設置・撤去を手伝わせてもらえました。
どきどきは作品へのルートを案内をしたり、雑談をしたり、作品を見に行ったりも(思い立って急に笑)。
会期の後半には、お茶の栽培作業が忙しくなってくるのを感じられましたね。
作品よりも、作業の方が気になったくらいです。
これからお茶栽培などの作業を見るのをとても楽しみにしています。
会期中は集落のひとに声を掛けてもらいました。
”よく見かけるけど、どこの衆だん?”って感じで。
集落のお店の方たちにもお世話になったなぁ。魚、総菜、果物、おでん、駄菓子、こんにゃく、それらが詰まったお弁当など。
そして裏の家のじいちゃん、ばあちゃん。いただいた、こんにゃくと梅干しは、とても美味しかったよ。


地蔵まえ4/さとうりささん 設置
かっちょいい

3月の抜里(会期後)

作品撤去にも参加したかったけど、閉会直後の1日間だけ、作品撤去などの片付けをさせてもらいました。
片付け中にもいろいろと話をしながら。
それにしても、タイミングが合わずに残念だったな。
ま、限られた時間だったけど、いろいろ手伝えてよかったですよ。

片付け

そしてこれから

さて、大事なのはこれからなんだろうなと思っています。
全てはこれからです。
たくさんの出会い、繋がりをいただいたわけですから。
恩は言葉ではなく行動で返さなくてはいけないと思っています。
全てはこれから始まります。
全ては行動で。

よろしくお願いします。
では。

関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。