見出し画像

受験を終えて。

本当にお久しぶりです。
って直近の投稿に何回も書いているなと思ったり。
どうも。まっちゃです。

長かった受験生活に終止符を打ち、
受験明けの完全燃焼で文章を頭に入れたくない、文章を生み出したくないという期間を脱して今ようやく文字をゆっくり打っています。

今回は受験期を振り返って得たもの、気づいたことについてだらだらと話していきたいです。
長文を書くリハビリにもちょうどよさそうな題材だったし早めに消化しないと当時の感覚が抜けていきそうなのでゆっくり急ぎつつ。


- 勉強から逃げ続けた人生

私は勉強が嫌いです。
学校の勉強が大嫌いです。
もっと言うならば、私は義務化されたことが全て嫌いです。
これはまた別の機会で話しますが、
私は好きなことを習い始めても、
一定期間経つと飽きて嫌いになっちゃうタイプの人だったりします。

私は勉強が好きです。
義務化されてない、能動的に学ぶ勉強なら大好きです。
雑学を得たり、クイズ番組を見たり、
趣味の範疇の勉強であれば自ら手を出していく人です。

幼い頃から、私は人よか勉強が出来る人でした。
というより、地頭だけでどうにかするタイプの人でした。
中学生の時の定期テストは上位5〜10%でしたし、
割と頭良いキャラで生きてたりしました。

しかし、定期テストをほぼ一夜漬けでどうにかしてた私が
案の定高校受験の分量に手をつけられるはずもなく、
高校の受験勉強に関してはどうにか逃げの手段を模索して
サボり尽くしていました。
如何に楽できるかを求めて生きてましたし、
本当に最低限の量しか勉強していませんでした。

なんやかんや偏差値的には平凡クラスの高校に入り、
案の定そこでも勉強をサボり、
趣味に没頭する生活を続けていました。


- 受験生になって

そんなこんなで月日が経ち、
あっという間に大学受験組になってしまいました。
それでも私は最低限の勉強しかやらずに、
ゲームとSNSに時間を割いていました。

こんな私ですが、
大学の方面だけはあらかた決めていました。
中学3年生の時に友人から「嫌われる勇気」という本を借りて読んだ後に心理学への興味が湧いてきて、
大学では心理学学ぶか〜と前からゆるく考えてはいました。

それでも勉強モチベが上がるはずもなく、
季節は夏に移り変わっていきました。


- 勉強せざるを得ない場所

担任の強い勧めもあり、
初夏に某塾に入ることになりました。

塾というのは義務の塊です。
行くも行かないも自由ではありますが、親の金で行かせてもらえる場所であり、
行ったら出るまでは勉強せざるを得ない場所であり、
学校の次くらいに嫌いなところです。

そんな塾にもいいところがあります。
某塾は映像授業形式の塾で、
学校とは違い、何を勉強するかは割と自由が効くというメリットがあります。
勉強せざるを得ない義務と、何を勉強してもいい自由の掛け合いで、
どうにか私の中で落とし込んで勉強していきました。

私文志望なので、
国語と英語と社会(日本史)が私の取り組むべき相手でした。
私は日本史が1番勉強していて楽しいと思える教科で、
日本史だけは楽しんでやれました。
義務の範疇から抜け出して、
自分で学びたい範囲を深掘りしたりして、
それが学校と違って制限されない塾はまだ私にとって耐えられる場所でした。

- モチベの行先

最終的に私がモチベーターにしたことは、
心理学がやりたいとか、
大学生に憧れるとか、
〇〇大学に絶対行きたいとか、
そういうことでは全然ないです。

私の受験モチベは"周り"の存在でした。
"周り"と一概に言っても色んな人達がいます。
例えば私に金を出してくれてる親。
例えば忙しい中私に助言をくれる担任。
例えば自分の知恵と経験を植え付けてくれる塾関係者。
例えば敵なのに情報と知識を交わしてくれる他の受験生。

その"周り"に対して、
私は恩返しをしなければならない。
私は期待に応えなければいけない。
私は良い結果をもたらさないといけない。

全ては他人の為に。普段の私の癖です。
自分の為ではなく、他人の為と思って受験に取り組む方が、
上手く落とし込めたしモチベーターにもなりました。


- 平常心

受験で上手くいく方法を問う人が沢山います。
答えは簡単です。落ちると思えばいいんです。

共テ本番。
私はまるで緊張してませんでした。
会場行くまでも呑気に音楽聴いてたし、
休み時間にはぐっすり寝てました。

何故そこまで落ち着けたかと言われると、
落ちると思って受けたからだと私は答えます。

正直共テでいい点数取れないと実際思ってたし、
取れてたらラッキーくらいに思おうと思っていました。
多少の失敗は想定内として、
最悪の事態さえ回避出来ればノルマ達成だと思い込んで、
自分への期待0%で挑みました。

自分への期待が0%であることのメリットは、
本当に模試感覚で受験を受けられるということです。
だから落ち着けたというよりかは、
むしろ楽しんで受けられたという感想に近いくらいでした。
この問題面白いなとか、うわ〜この問題なんだっけとか、
模試と同じようなことを考えながら受けていました。

一般受験も同じスタンスで臨みました。
流石に第一志望の受験直前は少し緊張しましたが、
始まってしまえばいつも通りでした。
模試と同じノリ、平常心で受けることが、
受験の時のマインドとして1番良いと私は思います。


- 受験を終えた先に

結果として私は第一志望の大学に受かることが出来ました。
人と比べた時に、努力量が明らかに足りてなかったり、
大学レベルも周りよりは少し低いですが、
私が満足出来ればそれでいいのです。

基本的に"周り"との付き合いはこれで終わりです。
塾も学校も、私に何かを施すことはもうおそらくないです。
ですが、まだ切れない"周り"がいます。

その"周り"は、
大学行った先で何するの?とか、
就職先どうするの?とか、
完全燃焼した私に対して将来を何気なく投げてきます。

私も分かっているつもりです。
別に心理学を学ぶからといって、
カウンセラーになりたいかと言われれば全くそんなことはないです。
じゃあ将来どうするのか?と問いたい気持ちはすごく分かります。

でも私は今を大切にしたい。
数ヶ月後、数年後のことばかり見据えて、
今を疎かになんてしたくない。
向き合うべきは未来の自分じゃない。
今の自分を直視して生きなければならない。

だからこそ、
私は今やるべきこと、やりたいことに対して
全力で向き合おうとしています。
人間関係も、趣味もひっくるめて、
私の構成要素となる部分を強化して、
場合によっては変革しなければいけません。

変革の最中に、
何か新しい出会いがあるかもしれない。
中学3年生の私が1冊の本に出会ったように。
4年間、ずっと同じ私が存在するはずがない。
少しずつ変わっていく将来の私が、
きっと何かを得てくれると信じて。


- 最後に

学校における勉強に関しては、
ある程度のラインまでは努力ゲーだと私は思っています。
受験勉強もやった者勝ちだと思ってますし、
後輩達が一喜一憂するのはまだ早いです。

私個人がオススメするマインドコントロールとしては、
勉強中は自分に自信を持たせることです。
無理矢理でも構いません。私は無理矢理でした。
勉強してる間、頭脳が退化することはないですし、
すればするだけ経験値が貯まってレベルアップします。

努力の天才と俗に言われる人達がよく言いますが、
受験はRPGです。
問題(= 敵)を解いた(= 倒した)だけ経験値が貯まって、
どんどん頭が良くなるゲームです。

プラスとして、
先述の通り模試や受験本番は
自分を卑下することが大切だと思っています。
身につけた自信を武器にしてしまうと、
私は出来る、私は人より強いなんていう強迫観念に
囚われすぎて失敗してしまいます。

仮に模試で低い点を取ってしまったならチャンスです。
自分の苦手がその模試にきっと詰まっているからです。
その模試を克服することで大きなレベルアップになります。

受験は自分との勝負です。
如何に自分の趣味を断ち切って、
勉強一本に打ち込み続けられるかでしかないです。
沢山弱音を吐きたい時もありますが、
耐えなくてはならない時ばかりです。

しかし、
受験は団体戦という言葉は
私的にはあながち間違いではないと思っています。
間違いだと思われてしまう理由として、
受験というより受験勉強が団体戦だからです。

受験勉強は団体戦です。
例えば、持ってる受験テクニックを教えあったり、
例えば、趣味の制限を手伝ってもらったり、
例えば、上手くいかない時の相談相手になってもらったり、
受験において周りが関わらないことはまずないです。

私は周りを沢山利用して、
沢山利用されにいきました。
そこに遠慮なんて必要ありません。
使えるもの全て使って、持てるもの全て出し切って、
人生でこれ以上努力したことないなって言えるくらい、
自分の全力を出し切るのが受験だと思います。

私より年上の方々は、
今この記事を読んでそう思えたでしょうか。
私と同い年の方々は、
私はやり切ったと心の底から言えるでしょうか。

私より年下の方々は、
まず自分のことを分かってあげてください。
自分が大学で何をしたいのか、
自分はどういう性格なのか、
自分はどうされたら嬉しくてどうされたら嫌なのか。
自分は勉強面においてどういう長所と短所があるのか。
まず自分のことを分かってから受験勉強に臨むと、
行き詰まった時の対処がとても容易いです。

喋りたいことは大体喋れました。
この後は受験生向けに勉強テクを少し書いておきます。
主に私が何をどう使ったかを書いておきます。
少しでも誰かの役に立てますように。ではでは〜🍵



- おまけ(私が使った教科別勉強テク)

英語(リーディング)
2024年共テの大問5を許すな。

単語帳は学校から貰ったものをやっていました。
正直単語帳はターゲットでもシス単でも速読でもなんでもいいと思います。
単語勉強のやり方はこの動画を参考にしました。
↓↓↓

私はまず100〜150単語ずつ1周していました。
意味が2秒で出てこなかったものを紙に記入して、
2周目は紙に書いた単語だけやっていました。

英文法は塾の授業とテキストでとにかくこなしていました。
私は英文法の勉強法が最後まで確立出来ていなかったので、
申し訳ないですが割愛致します。

長文、特に共テ長文に関しては、
パラフレーズを如何に見つけるかを重視していました。
なので結局は単語勝負ですし、
スピードが求められる共テの前半に関しては
ほぼ文章読まずに問題文と選択肢と文章を照合して解いていたので、
単語は沢山やりましょう。
一度完全に覚えても数ヶ月後には忘れてたりすることもあるので、
基礎は絶対怠らないようにしましょう。

一般の長文は、
国語と同じで長文の重要ポイントに線を引いていました。
尚且つ、英文だとずっと頭に入れるのは正直めちゃくちゃ辛いので、
所々メモして解いていました。
 

英語(リスニング)
正直私は得意でした。

リスニングは一朝一夕の努力でどうにかなるものではなく、
むしろ1日5分を数ヶ月間毎日やった方が伸びるものです。
効果的な勉強法としてはシャドーイングとディクテーションです。
後はやっぱり単語。

共テのリスニング、
私は大問1A、3、5が苦手でした。
5はともかく、1Aと3が苦手なのはおそらく異質かもしれないですが、
やっぱり図や表があるだけで個人的には数倍やりやすいと思っています。

共テの大問1Bと2は、
図を見分ける四択問題です。
大体、図の相違点って法則性があるので、
2:2くらいに選択肢のジャンルを分けることが出来ます。
例えば、2024年共テの大問1B、6問目。
分け方が2つありますが、
1つ目は犬が寝てるか起きてるかで1-4:2-3で分けられ、
2つ目は男の子が寝てるかゲームしてるかで1-2:3-4で分けられます。
どっちで分けてもいいと思いますが、
分けることで判別がめちゃくちゃ楽になります。オススメです。

リスニングは耳を英語に慣らすことと、
コツを自分なりに掴むことで割とどうにかなると思っています。
やはり単語力は必要。


現代文
古文漢文は激烈に苦手だったので割愛。

現代文は線引きゲーです。
基本的に積極法で解きます。

私は文章暗記がままならないので、
問題になりそうな印(傍線とか記号とか)があったら、
その印が出てきている段落を全部読み終えてから問題に向かいます。
ただし、問題文だけまず読んで、
選択肢を見る前に自分なりの解答を予め作っていました。

小説は、考えすぎると迷走します。
自分の解釈も混じってしまいがちなので、スパッと答えを決めるべきです。
普段の読み方とはまた違う読み方をしなければならないので、
本を沢山読んでる人が一概に有利かと言われると断定は出来ないです。

英語リーディングと同じく、
文章中に大切な表現があったら線を引いていました。
メモも場合によっては取っていました。
線を引く目安は正直まちまちでいいので、
線が多くなったとしてもまあなんとかなります。

漢字は地力ゲーです。
私は漢検を取っていたのでその経験だけでどうにかしていました。
正直受験に出てくる漢字はまだどうにかなる難易度ばかりなのでそこまで力入れなくても大丈夫です。


日本史
私が1番勉強した科目です。

共テの日本史は、
一問一答対策はオススメしません。
オススメはやっぱりこれです。
↓↓↓

日本史は青ペン勉強法一択な気がしています。
私はプロッキーを使っていました。

一問一答は、
私は山川の一問一答を使っていましたが、
正直東進の一問一答より山川の方が個人的に好みでした。
全然私は山川の一問一答でいいと思います。

一問一答をガチるとすれば、
一般で受ける大学が一問一答形式の問題を多く取り入れてる大学だった時です。
私は一問一答ガチ勢だったので、ノート何冊も消費しました。

後はこの人の授業がオススメです。
↓↓↓

日本史を流れで捉える時に、
5W1Hを掴むとかなり覚えやすいですが、
この人の授業動画ではそれがかなりしやすいです。
少し受験外の範囲が出ることもありますが、
私はかなりこの人の授業動画をオススメしています。

以上です。
ろくなこと書けてないですが、
ほんの少しでも誰かの役に立てたらいいなと思っています。
頑張ってください。ではでは〜🍵

この記事が参加している募集

受験体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?