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【自転車旅行記】2006年夏⑤ 青森・秋田編 ~奥入瀬渓流、十和田湖など~(8/24~8/26)
こんにちは!
改めて、この自転車旅行記について簡単に説明しようと思います。
趣味で始めた自転車旅行。
2018年に沖縄を自転車旅行をした時、私は47都道府県の全てで自転車で走ることを達成しました。
これは、2005年の学生時代から長期休みを利用してちょこちょこと旅行に行った結果が積み重なって達成できたことでした。
この自転車旅行について、今更ながらちゃんと記録に残したいと思ってnoteを書き始めました。
記憶と写真を頼りに書いている記録なので、曖昧なところも多く、あっさり目の記録ではありますが、当時訪れた見所のことを色々調べて情報を加えています。
皆さんに少しでも面白いと思えてもらえたのであればとても嬉しいです。
それでは、引き続き2006年夏の旅行について書いていきたいと思います。
*本マガジンの詳しい説明はこちら
*よろしければ2006年夏①、②、③、④もご覧ください
* * *
2006年夏、舞台は東北、2回目の夏の自転車旅行について書いていきたいと思います。
自分で自転車旅行(合宿プレ企画)を企画、自転車部の合宿、合宿アフター企画も含めてトータル25日間の行程でした。
基本情報
期間:2006年8/24~8/26
距離:191.7km
獲得標高:2,323m
コース概要:六戸ー奥入瀬渓流ー十和田湖ー大館ー能代ー大潟(青森・秋田)
形式・人数:自転車部夏合宿・部行動
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
いよいよ自転車部の合宿に入りました。奥入瀬渓流、十和田湖等、東北を代表する景勝地を経て日本海を目指します。
8/24 六戸ー十和田湖
行程:六戸ー奥入瀬渓流ー十和田湖
宿泊地:宇樽部キャンプ場(風呂:十和田湖畔温泉)
奥入瀬渓流と十和田湖。
東北地方を代表する景勝地、観光地です。
どちらも十和田八幡平国立公園に属し、国の特別名勝および天然記念物に指定されています。
奥入瀬渓流(奥入瀬川)は十和田湖から流れ出した川です。従って、奥入瀬川を遡っていくと十和田湖に着きます。奥入瀬渓流を見ながら十和田湖に向かっていく感じ、クライマックス感があります。
この日はそのルートで走っていきます。
奥入瀬川です。この時点ではまだ渓流って感じではないです。(写真:奥入瀬渓流の終わりくらいの所)
奥入瀬渓流沿いに国道が走ってます。そこを遡っていきます。
まさに緑のトンネル。紅葉の時期が最も美しいともいわれますが、緑の季節も負けず劣らず素晴らしく美しいです。(写真:国道102号)
さらに遊歩道がきれいに整備されているので、散策していて本当に気持ちいいです。苔むした岩々が原生的な雰囲気。(写真:奥入瀬渓流)
優美な滝もたくさんあります。(写真:雲井の滝)
渓流で最も迫力のある滝。(写真:銚子大滝)
是非銚子大滝横の遊歩道をバーチャルでお楽しみください。(ストリートビュー:銚子大滝横の遊歩道)
そして!
十和田湖だぁ~~!クライマックス!(写真:十和田湖 子ノ口付近)
ストリートビューも貼ります。正面は十和田湖、180度振り返ると奥入瀬川のが流出していく様子が見えます。(ストリートビュー:十和田湖 子ノ口)
十和田湖はカルデラの中にカルデラがある二重カルデラ湖。広さは山手線の内周と同程度です。(写真:十和田湖とカルデラの外輪山)
いつか紅葉の季節にも訪れたいものです。
8/25 十和田湖ー能代
行程:十和田湖ー大館ー能代
宿泊地:きみまち坂キャンプ場(風呂:松の湯)
前日は十和田湖畔のキャンプ場に宿泊。この日も十和田湖を堪能します。(写真:朝の十和田湖)
やっぱり、ちょっと水遊びしたくなるもんです。みんなが写真を撮っているのがシュール。(写真:十和田湖で遊ぶ)
さて、十和田湖のラスボスは発荷峠(631m)。
十和田湖の南側輪は秋田県になります。その秋田県側の外輪山の峠です。十和田湖を一望できます。(写真:発荷峠)
秋田に入っても、気持ちいい道。そして最高の天気。(写真:県道2号)
夏って感じです。
途中、展望台もありました。どこまでも続く森、樹海です。(写真:笹森展望台)
ここから樹海のど真ん中を走る快走路を激下りです。下りの傾斜がキツいのにカーブが少なくて爆走しました。かなり速度がでました。
自転車でそれなりの速度を出すと、安定感の面から死ぬほどスリルがあります(実際にコケたら死ぬ可能性あり)。でも、これが最高に楽しいのです。カーブが少ないといちいち減速しなくてよいので、どこまでスピード出せるか、度胸試しになってきます。
さて、大館まで来ました。大館樹海ドームです。
ここは、なんと木造のドーム球場。東大寺大仏殿を上回り、国内最大の木造建築なんだとか。秋田杉でできているそうです。(写真:大舘樹海ドーム)
この日のキャンプ場到着が夜になってしまい、さらにキャンプ場までの登り道がダートでめっちゃ苦労した記憶があります。
8/26 能代ー大潟
行程:能代ー大潟
宿泊地:南の池公園キャンプ場(風呂:ポルダー潟の湯)
前日我々を苦しめたキャンプ場に至る登りのダート。これがナイトランだと、そりゃきついわ。。
いよいよ日本海も近くなってきました。
日本最大の規模を誇る松林、風の松原に寄ります。東西幅1km、南北総延長14㎞、広い!アスレチック等もあり、しばし体を動かす。
この日のキャンプ場は大潟にあります。
ここは、日本で2番目の面積を誇る湖沼であった八郎潟を干拓して造った村(オランダみたいな感じ?)。
とにかく平坦で、道路も碁盤の目状に規則正しく整備されています。(写真:大潟へ渡る橋上、大潟の直線道路)
ストリートビューも貼っておきます。絶対的直線道路です。(ストリートビュー:県道54号)
ここが以前は湖だったとはにわかに信じられませんね。男鹿半島・大潟ジオパークのエリアでもあります。
大潟といえば、大規模農業を本格的に行う農村のモデルとなるはずが、減反政策の翻弄された悲しい歴史があります。
独特の景観がとても面白いので、今後観光面で盛り上がることに期待です。
* * *
今日から4連休ですが、ステイホームになりそうです(一部仕事)。旅行の記録作りにいそしみます。
それでは!
*カバー写真:十和田湖と自転車(青森)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 他のnoteも是非読んでいただければ嬉しいです。