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自転車旅行の記録作ります!

表題の通り、私がnoteを始めた理由の1つである自転車旅行の記録を作っていきたいと思います。

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私が自転車旅行を始めたのは2005年でした。それから長期休暇等を利用しながら、ちょこちょこと全国色んなところを巡り、2018年にようやく全都道府県を自転車で走破しました(ただし、ちょっぴりしか走れてない県も一部有り)。

旅行中、私は人並みに写真は撮っていたものの、それ以外は記録を残すことに無頓着でした。しかし、年齢を重ねるにつれ、せっかくの自転車旅行の思い出がちゃんと整理されていないことにもったいなさを感じていました。

そこで、私なりの一大プロジェクトとして、過去、そして今後の自転車旅行を記録にまとめていきたいと思っています。その場が、このnoteであり、このマガジンです。それぞれの旅行当時のことを思い出しながら、少しずつまとめていきたいと思います。よろしければ是非お付き合いください。

本日は、このマガジンを始めるにあたり、まずは「そもそも自転車旅行とは?」といった点、私が自転車旅行を始めるきっかけ、このマガジンのまとめ方等について説明したいと思います。

自転車旅行とは

自転車で走ることは様々な楽しみ方があります。近所を気分転換でぶらりと走ったり、健康のためにトレーニングとして走ったり、長めの距離をツーリングしたり、レースに出て自分の力を試したり、等々。その中で、旅行目的で比較的長い距離を何日かに分けて走ることを私は自転車旅行だと考えています。

自転車旅行では、自らの生活拠点とは異なるエリアを自転車で移動しつつ、夜は各地の宿泊施設やキャンプ場等に泊まります。それを日々繰り返して行程を消化していきます。(写真:旅行に必要な荷物は自転車に積載)

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当然、ただ走っているわけではありません。旅行ですので、各地で観光地等の見所を巡っています。雄大な景色、歴史ある街並み、おいしいグルメ、気持ちいい温泉等々、このあたりの楽しみ方は普通の旅行と一緒です。

私が自転車旅行を始めたきっかけ

私が自転車旅行を始めたきっかけは、大学2年生の時に大学の自転車部に入部したことです。「部」とついてますが、実際は自転車旅行サークルです。

活動内容として、普段は土日で自転車ツーリング及び飲み会等をしています。そして、夏休みと春休みにそれぞれ「合宿」(5日間程度)と呼ばれる自転車旅行が企画されます。この合宿、毎年部員でルートをコンペで決定し、参加者全員で自転車旅行をします。合宿には最初の出発地と最終の目的地があります。それぞれにつなげる形で個人的に自転車旅行を企画する人もいて、長い人だと1ヶ月くらい自転車で走り続けています(若さゆえにできることですよね)。

この時の自転車旅行がとても楽しくて楽しくてのめりこみました。2008年に社会人になってからも、平均で大体1~2年くらいに1回(5日間程度)、大学時代のサークルの友人を誘って、もしくはソロ(1人)で自転車旅行をしています。(写真:仲間とともに夏の合宿にて)

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自転車旅行の魅力

自転車旅行は、何よりもまずキツいです。やたらと重い荷物を自転車に積んで、時には峠道(激坂)を2~3時間登りっぱなしということもあります。

でも、そんなキツい思いが全て吹っ飛ぶくらいの魅力がたくさんあります。

大自然の眺望を楽しみながら走る時は最高に気持ちいいし、峠道の下り坂はまるでジェットコースターのようにスリリング、各地で巡る観光地では発見の連続です。自転車旅行は、とても感覚が研ぎ澄まされます。やはり自分の力で走ることで、見るもの、感じるもの、思うものの重みが異なる気がします。

そして、毎日の最後のお楽しみが「風呂」「ビール」「飯」です!疲れた体にこの3種の神器がとにかく染みる。。やめられない。。(写真:自分で作るキャンプ飯)

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具体的な行程イメージ

さて、このマガジンを楽しんでもらうために少し基礎となる情報を補足しておきます。

まず、輪行による自転車旅行の始まり方・終わり方について説明します。輪行とは、自転車を輪行バックという専用の袋に入れて鉄道で移動することです。(写真:輪行バッグ入った自転車)

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鉄道では、上の写真のような形で自転車を適切に収納(写真は自転車を一部分解して収めている)さえすれば、自転車を持ち込んで乗車してよいのです(これを担ぐのが結構苦行です)。

つまり、輪行によって自転車旅行の出発地と目的地を任意の駅に設定することができます。例えば、新幹線にて東京から仙台駅まで輪行で移動することで、仙台から自転車旅行をスタートできます。そこから青森まで自転車旅行を楽しみ、青森駅から新幹線で東京に輪行で帰ることもできます。輪行は飛行機やフェリーでも応用することができます。(図:自転車旅行の始め方・終わり方の一例)

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自転車旅行といってもずーっと自転車で移動するわけではなく、効率的に公共交通機関を利用することにより、日本全国どこでも自転車旅行を始められるし、終わらせられるのです。

次に宿泊です。旅行中の宿泊は宿泊施設(マン喫等含む)かキャンプ場を利用します。

宿泊施設を利用する場合は、普通の旅行と同じように過ごします。

キャンプ場を利用する場合は、キャンプ道具一式(テント等)も自転車に積載して走ります。(写真:キャンプの時は荷物がいっぱい。。)

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また、お風呂はキャンプ場に備え付けてあるコインシャワーや近隣の日帰り入浴施設等を利用します。夕食は、スーパーなどで食材を買って、キャンプ飯を作ることが多いです。キャンプにはキャンプの楽しみがあり、これも1つの自転車旅行の醍醐味だと思います(一方で雨が降ると最悪)。(写真:素晴らしい景色を眺めながらのキャンプ)

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最後に自転車旅行の1日の流れです。自転車旅行では、朝から昼食を挟んで大体1日5~6時間くらい走ります。随所で観光地等に立ち寄り見所を楽しみます。夕方近くになるとスーパー(食材調達)や日帰り入浴施設にも立ち寄り、最終的にその日の宿泊先(宿泊施設かキャンプ場)に到着します。なるべく日が落ちる前には宿泊先に着くようにするものの、たまにナイトラン(夜暗い中走ること)になることもあります。1日の移動距離は50㎞~100㎞程度です。これを数日間から長いときは1ヶ月こなしていきます。

このマガジンのまとめ方

このマガジンのまとめ方として、基本的には各自転車旅行を3~5日間毎に分け、それを1記事としてまとめていこうと思います。2005年から順を追ってまとめていく予定です。あまり間隔を空けずにアップし続けたいとは思うものの、あくまで希望的観測です(頑張ります!)。

なるべく写真も用いながらまとめたいと思います。しかし、(当時はこのような形になると想定してないため)こまめには写真を撮っておらず、一部テキスト主体となるかもしれません。また、各自転車旅行から年数も経っており、記憶が曖昧なために記載が不完全な部分があるかもしれません。そこはご愛嬌ということでお許しいただければと思います。

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さて、このマガジンの背景や立ち位置、基本情報等を説明させてもらいました。楽しんで読んでくれる人がいるのかという一抹の不安はありつつも、私のできる限りを尽くして読者に分かり易くまとめたいと思います(それが私のためにもなると考えています)。もし、少しでも皆様が得るもの、感じるものがあったとしたら大変うれしいです!何卒よろしくお願いします!

それでは!

*カバー写真:氷玉峠(福島)【2007年】

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