【自転車旅行記】2008年GW 静岡 ~西伊豆、石廊崎など~(5/3~5/5)
いつもお読み頂きありがとうございます!
自転車旅行記もついに「社会人編」に入ります。社会人になってからの自転車旅行は、行くのが不定期になったのと1回の旅期間が短くなりました。やはり学生時代のような軽いフットワークとはなかなかなりません。
それでもちょこちょこ行ってましたので、当時を思い出しながらしっかりまとめていきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
ちなみに、今回からカバー写真をちゃんとサムネイル化してみました。シンプル過ぎるかなと思いつつ、センスがないのでシンプルにするしかないという。。
ちょっと手間が増えますが、今後頑張って作っていこうと思います。
* * *
伊豆の西沿岸を縦断しました。目指すは伊豆半島の先っぽ、石廊崎です。
基本情報
期間:2008年5/3~5/5
距離:107.6km
獲得標高:2,157m
コース概要:修善寺ー土肥ー堂ヶ島ー松崎ー石廊崎ー下田(静岡)
形式・人数:グループ旅行(9人)
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
5/3 修善寺ー宇久須
行程:(輪行)修善寺ー土肥ー宇久須
宿泊地:温泉民宿花や
旅の始まりは、輪行で到着した伊豆箱根鉄道 修善寺駅です。
そもそも修善寺温泉にも行ってみたいですけど、今回のコースではスルーです。
まずは海沿いに出るために、伊豆の山々を越えていきます。途中にかわいいつり橋がありました。
国道136号、土肥峠(573m)を黙々と登ります。結構キツかった記憶があります。伊豆ってそこそこに山々が連なっていますので大変なのです。
そして、峠を越えたらようやく西伊豆の海が遠くに見えました。
峠をガンガンに下っていきます。海が近づいてくるダウンヒルは本当に最高です。
西伊豆の海沿い、土肥まで来ました。
松原公園には、直径31m、長針の長さ12.5m、短針の長さ8.8mというギネスブックに収載されている世界一の花時計があります。
でかいことはでかいけど、すべて花壇でおおわれているわけではないんですね。。
花時計の周囲には、謎の足つぼ散歩道がありました。めちゃめちゃ痛かったです。
ここからは、同じく国道136号で西伊豆の海沿いをずっと南下していきます。
途中、恋人岬に寄りました。
すんごいロマンチックな名前ですよね。恋人の聖地として売り出すために80年代に地名を変えたのだそうです。愛のベルを鳴らすといいことがあるらしいです。
で、そういうコテコテのThe 観光地な文脈はさておき、西伊豆といえば富士山の眺望です。
ちょいと雲がかかってて見えにくいです。
でも、ズームすると。。
見えますね。海越しに見る富士山も素晴らしく良いです。
引き続き南下します。夕方、黄金崎という景勝地につきました。
なぜ黄金崎というかというと、崖が夕日にあたると黄金のようにきらめくからだそうです。
まさにその名の通りですね。この地質は世界ジオパークに登録されてます。
あとはここからも富士山が見えました。さっきよりはっきり見えます。
日没が綺麗でした。初日から幸先がいいです。
この日は宇久須という街の民宿に泊まりました。
5/4 宇久須ー子浦
行程:宇久須ー堂ヶ島ー松崎ー子浦
宿泊地:いすずはま荘
引き続き南下します。堂ヶ島まで来ました。
あるものを見に遊覧船に乗ります。
船って本当に気持ちいです。特に天気がいいと最高。
海から見ると伊豆半島が山がちであるのが分かります。
美しい地層の崖に、洞窟が。。
入っていきます。
おっ!
洞窟に天窓があります。堂ヶ島天窓洞という観光名所になります。
素晴らしき空の眺めです。地形の神秘ですね。
この穴の周辺は公園が整備されていて、上からものぞき込むことができます。面白いですよね。「上から見るか、下から見るか」って問いかけたくなります。
堂ヶ島には、もう1つ面白いスポットがあります。三四郎島です。
島につながる道は干潮時だけに現れるそうで、こういうのをトンボロっていうんだそうです。結構珍しい現象とのこと。
なによりもいい遊び場になります。
さて、松崎まで移動します。
松崎は特徴的な街並みが見れます。海鼠(なまこ)壁です。
海鼠壁は、平瓦を壁面に貼って、その継ぎ目を漆喰でかまぼこみたく埋める工法で造られています。丈夫で耐火性も高いんだそうです。しかも、凄いモダンな柄になりますよね。オサレです。
海鼠壁の建屋が続くと独特の景観を見せてくれます。街並み好きにはおすすめです。
ここまで、街から街へ軽々と移動しているように書いてますが、実は伊豆半島は全体的にアップダウンがきつくて自転車での移動はかなりタフです。。
随所で富士山が見えるのが救いです。
他にも、海沿いのアップダウンの中で絶景をたくさん望めます。車での移動だと、一瞬で過ぎ去ってしまう景色をゆっくり堪能できます。
この日は子浦のという地の宿でフィニッシュです。
5/5 子浦ー下田
行程:南伊豆ー石廊崎ー下田(輪行)
最終日は、伊豆半島の先端、石廊崎を目指します。
相変わらずのアップダウンを超えて、何とか着きました。歩いて灯台を目指します。
最果て感のあるダイナミックな景色です。
ただ、この時、辺りに毛虫が異常発生していてドン引きだったのを覚えてます。足の踏み場もないくらいでした。。
毛虫にビビりながらも岬の先端に近づきます。岩壁にへばりついた神社がありました。
遠景はこちら。飲み込まれてしまいそうです。
調べてみると結構由緒のある古い神社のようです。
灯台もありました。こちらもとても歴史のある灯台です。
一番先端です。くるっと回れます。
景色はとても荒々しいです。ちなみに辺りは富士箱根伊豆国立公園のエリアですね。
毛虫の大群には別れを告げて、ちょっと寄り道します。マニアックな道を進みます。
田牛サンドスキー場です。傾斜角度30度、長さ70m、幅100mの砂のゲレンデでそり遊びにもってこいです。これも珍しいですね。
この後、下田駅まで走って今回の旅行は終了です。
輪行で自宅まで戻りました。
いつもと違うのは翌日に待っているのが仕事だということです。。
* * *
たまたまなのですが、この記録を作っている最中、小旅行で修善寺温泉に行ってました(車で家族旅行)。
自転車で巡ったエリアを車で来てゆっくり滞在すると、何だかとても変な気分になります。違う方法で訪れるだけで印象が結構変わるもんです。
現在の滞在の記録は、また機会があれば書きたいと思います。
最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!
*カバー写真:恋人岬から見るロマンチックな海(静岡)
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