【自転車旅行記】2006年春①山口・広島編 ~宮島、尾道など~(3/13~3/17)
嫁さんがついに妊娠10か月目。お腹もかなり大きくなっています。同じベットに寝ているため、寝てる時に自分の足とかがお腹にぶつかってしまわないか何だかドキドキしてしまいます。
あらゆる人々から、今嫁さんに尽くさないと後々までずっと言われるから、とにかく気を遣えとアドバイスいただきます。
今日から床で寝ようかしら。
* * *
2006年春、初めての春の自転車旅行、初めての西日本の自転車旅行について書いていきたいと思います。
自分で自転車旅行(合宿プレ企画、アフター企画)を企画、自転車部の合宿も含めてトータル21日間の行程でした。
基本情報
期間:2006年3/13~3/17
距離:173.2km
獲得標高:2,033m
コース概要:岩国ー宮島ー広島ー呉ー竹原ー尾道(山口・広島)
形式・人数:自転車部春合宿(プレ企画)・グループ(6~9名)
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
初めて自分が考えた企画。ドキドキながらも一生懸命に考えたので、期待と不安が入り混じる思いだったのを憶えています。
3/13 岩国
行程:(輪行)岩国
宿泊地:錦帯橋付近(風呂:記憶なし)
この日は丸一日の輪行デー。
※輪行については昨日のnoteで詳しく書いてます。
始発(多分4時台)で出発して、22時くらいにスタート地点の岩国(山口)に着きました。
着いた時にはヘロヘロです。電車ドランカーみたいな感じ。
この日は、岩国のシンボル錦帯橋の付近で夜を明かしました。
3/14 岩国ー宮島
行程:(輪行)岩国
宿泊地:包ヶ浦自然公園 キャンプ場(風呂:宮島島内)
実質的にはこの日が初日です。
朝、ガッツリ霜が降りていて(むしろ雪?!)、春合宿名物の「寒さ」との戦いが早速始まっていました。
朝一で錦帯橋を眺めます。(写真:錦帯橋と錦川、みんなで橋を渡る(やっぱ雪積もってるな。。))
美しいです。
錦帯橋は、江戸時代に初代の橋が建てられてから、水害で何度も流されており、現行の橋は戦後に再建されたもの。
日本三名橋や日本三大奇橋に数えられており、国指定の名勝でもあります。木造の5連アーチ橋で、一切釘を使わずに組み上げられているそうです。
ストリートビューで渡ることできます。(ストリートビュー:錦帯橋を渡る)
さて、その後すぐに広島へ入ります。宮島へ。(写真:宮島へはフェリーで)
世界遺産の厳島神社。いい天気でうれしい~!(写真:厳島神社大鳥居(重要文化財))
なぜか本殿とかの写真が一枚もない。。はしゃいじゃって、写真全然撮ってなかったのかなぁ。。むーん。
ここは色々な称号があります。前述の通り、世界遺産ですし、日本三景の1つでもあり、社殿は6棟の国宝建造物で構成されています。境内には他にも重要文化財の建造物が多く、さらに宮島自体が特別名勝、特別史跡です。宮島は自然も豊かで、瀬戸内海国立公園にも組み込まれている上に、宮島の原生林は国指定の天然記念物でもあります。最後に、安芸の国一之宮でもあります。
さすがです。宮島の素晴らしさは説明不要ですね。
この日は宮島のキャンプ場で一泊しました。砂浜のあるキャンプ場で、とてもきれいでした。
3/15 宮島ー呉
行程:宮島ー広島ー呉
宿泊地:記憶なし(風呂:記憶なし)
宮島を後にして、広島市内に向かいます。自転車旅行のスタイルで市街地を通る時はいつもちょっと恥ずかしいです。
広島は宮島含めて本当に観光資産が豊富です。最近は、外国人観光客もかなり多いとのこと。(写真:広島焼き(悲しいくらいのピンボケ。。)、今はもう取り壊されてしまった旧広島市民球場)
世界遺産の原爆ドーム。
とにかく心に刺さります。(写真:原爆ドーム(国指定史跡)、広島平和記念公園(国指定名勝))
この日は呉あたりまで走って、どこかでキャンプしました(記憶が曖昧)。
*後日追記:宮島・広島についてはこちら
3/16 呉ー竹原
行程:呉ー竹原
宿泊地:地蔵湯(風呂:地蔵湯)
呉は、天然の良港であることから、造船等の重工業が盛ん。
戦前は、世界最大の戦艦でもある大和などが建造され、東洋一の軍港・日本一の工廠として知られていました。(写真:呉の港)
現在も海上自衛隊の重要な拠点(旧鎮守府)となる基地があります。鎮守府のあった街として日本遺産にも認定されています。
最近では「この世界の片隅に」の舞台でも知られてます。いい映画です。
そんなマッチョな特徴をもつ呉。戦艦大和が作られたということで大和ミュージアムなる施設があるということで、そちらにお邪魔しました。(写真:大和ミュージアム)
この後、竹原まで移動。
さて、このルートの最大の弱点は、とにかくキャンプ場が全然ないことです。
この日もどこに泊まるかオロオロしていたところ、汗を流した銭湯にて、「使ってない建屋があるからそこに泊まっていいよ」との声掛けをいただきき、そちらにチェックイン。
本当にありがたい限りです。
ちなみに調べてみるとその銭湯はもう廃業されているとのこと。ちょっぴり寂しいですね。(写真:泊めてくれた銭湯(翌日朝撮影))
3/17 竹原ー尾道
行程:竹原ー尾道
宿泊地:記憶なし(風呂:記憶なし)
竹原には、重要伝統的建造物群保存地区があります。かつて製塩等で栄えた街とのこと。(写真:竹原の街並み)
上の写真、左側の建屋は竹鶴酒造といって、ニッカウヰスキーの創業者マッサンの生家だそうです。
ストリートビュー貼っておきます。(ストリートビュー:竹原の街並みを巡る)
その後、海沿いを尾道を目指して走ります。道がとにかく気持ちいいです。(写真:国道185号と瀬戸内海の島々)
そして、尾道です。
映画や文学の舞台としても有名です。尾道水道と坂が織りなす趣のある雰囲気は日本遺産にも登録されています。(写真:尾道水道と向島)
ロープウェーに乗って山を登り、千光寺公園を散策。なんだかやたらと岩場。ここから一個前の写真のような、いい景色が見えます。(写真:千光寺公園)
千光寺公園の景色の良い道のストリートビューも貼っておきます。(ストリートビュー:千光寺公園を巡る)
そして、尾道ラーメン!(写真:尾道ラーメン)
この日の宿泊地も記憶なし。。
*後日追記:福山・鞆の浦についてはこちら
* * *
次回は、自転車乗りの憧れの地、しまなみ海道を巡ります。
それでは!
*カバー写真:千光寺山ロープウェイ(広島)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 他のnoteも是非読んでいただければ嬉しいです。