- 運営しているクリエイター
#歌詞考察
眉村ちあき『濾過』(EP "ラブソング史のはじめに" より)に数行毎にコメントしたりする
前回(→リンク)のつづきです。眉村ちあきさんのEP ”ラブソング史のはじめに” に収録されている『濾過』という曲の歌詞に、思ったこと考えたことをコメントしていくというnoteです。前回のnoteではEP1曲目の『朗読』を取り上げたので、本来ならば次は2曲目『季節風』なんだろうけれど、今の衝動に従って3曲目の『濾過』について書きます。『季節風』はそのうち気分で書きます。
夏、見回りがこないビルの屋
眉村ちあき『朗読』(EP "ラブソング史のはじめに" より)に1行毎にツッコミを入れたりする
SSW、アイドル、トラックメーカーの眉村ちあきさんの最新曲『朗読』が感動的で印象的で素晴らしいので、まずは歌詞へツッコミを入れようという、考察しようという、そういうnoteです。
今日は記念日(なんだろう、結婚式での花嫁の手紙朗読かな、交際記念日とか? タイトルの「朗読」からすると、二人向き合ってメッセージを読み合うみたいなイメージ。聴衆はいるのだろうか? 末尾が「頓首」なので、だれかに尊敬の念
「レイニーデイ」から辿る、アルバム「SAI」の楽園的構造
はじめに前回のnote、『「十二支のアマゾン」から始まる妄想の旅』では、眉村ちあきのアルバム「SAI」に秘められたループ構造を解き明かし、それが自転しつつ公転する惑星を模したものであり、公転周期が12年の木星であろうことをジャケットイラストが示唆しているらしいことを示した。
とくに最終曲「十二支のアマゾン」は、歌詞の最後に「また始まる」とある通り、曲自体が小さなループ構造を形作っており、1曲単位で
「十二支のアマゾン」から始まる妄想の旅
はじめにこのnoteは、弾き語りトラックメーカーアイドル眉村ちあきさんのアルバム「SAI」について書いた文章です。なので、まだ聴いたことないよって方は、1回は通して聴いてから以下の文章を読むと良いでしょう。
「十二支のアマゾン」と「また始まる」眉村ちあきの「SAI」は、全15曲からなるアルバムである。
(CDにのみ収録のSpecial Track除く)
1曲めの「秘密の恋(Solo ver.)