かつての詩136「黒い猫」

「黒い猫」

前を横切る黒猫に
幸せの在処を訊いたんだ
おまえは何処から運ぶんだ
なんなら俺が取りに行こう
猫は鳴かずに一瞥すると
音もなく去って行った


Masanao Kata©️ 2011
Anywhere Zero Publication©️ 2023

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