従業員エンゲージメント向上と定着するための3つのポイント
1.優れたリーダーが最高の人材を生み出す
🔶大退職時代、従業員定着率、「静かな退職」
どのようなテーマであれ、最近の人事トレンドはすべて、従業員エンゲージメントの低下という共通の課題に言及しています。
メディアやLinkedIn、そして職場でもこうしたトレンドが話題になっており、この問題がいかに広く波及しているかが表れています。
しかし、労働市場が冷え込む兆しを見せている今、エンゲージメントの優先順位を下げてはなりません。従業員の意欲が 失われると、離職に伴う高いコストや組織文化の問題、全体的な業績低下といった深刻なリスクを抱えることになります。 どのような経済状況であっても、組織の成功は従業員のエンゲージメントを得られるかどうかにかかっています。
🔶エンゲージメントの重要性
従業員の意欲が高まれば、自分たちの仕事には意義があると考え、自社を働きやすい職場とみなし、自分たちは評価され 成長を促されていると感じるようになります。
その結果、従業員は転職を考えるのではなく、最高の仕事をしようという意欲がわき、収益に影響を与える成果をあげ、成長・昇進の機会を社内に求めるようになります。
2.従業員エンゲージメント向上と定着するための3つのポイントとは
🔶ポテンシャルの特定
個人のポテンシャル(本人が気づいていない 可能性を含む)を引き出す支援をするのが 一番の喜びだ。それは、ポテンシャルを見出す 支援をすること、成長の機会を提供する支援をすること、そして、彼らが日々わくわくしながら 出勤し、仕事を楽しみ、ビジネスに変化をもたらしているのを見ることだ。これほど素晴らしいことはない。
🔶傾聴力の向上
リーダーが理解を深めようと耳を傾けることで、エンゲージメントが促進される。メンバーとの 対話において、リーダーは必ずしも上司として 振る舞う必要はなく、個人的なアプローチが 取れるようになると良い結果が生まれるのを、 私は目の当たりにしてきた。
🔶文化の変革
文化の変革とは、人々が行動し互いにどの ように関わり合うかということに他ならない。私 が最もワクワクするのは、私たちが人々の生活に変化をもたらしていると確信したときだ。 人々が仕事に取り組む際に、必要なスキルと エネルギーをもって同僚と協力できるようになれば、最終的には患者やその家族の助けになるのだ。
3.リーダーシップ開発を優先する
米国では、「仕事に対して意欲的かつ積極的に取り組む人」と「仕事に対して意欲をもとうとしない人」との比率が10年来の低水準にある。
従業員のエンゲージメントが低いと、離職率や組織文化の問題、パフォーマンスの低下といったマイナスの結果を招く可能性があります。幸いなことに、リーダーはエンゲージメントの問題を解決し、組織をさらなる成長へと導くことができる立場にありますが、 そのためには適切なトレーニングが必要です。
キャリア開発プランの提供、EQを活用したリーダーシップ、そしてダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン 文化を促進できるリーダーを育成することで、従業員のエンゲージメント、定着率、そして全体的なビジネスの成功を促進することが可能となります。
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5.会社概要
会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント
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