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毎日できる、幸せになる習慣【どん底にいても必ず幸せになれます!】


 私の習慣をご紹介します。その名も「毎日できる、幸せになる習慣」です。

○幸せって何だろう?
○幸せになるためにはどうしたらよいだろう?

このような悩みを一度は持った事があると思います。
そんな悩みを持つ人に是非読んでほしいです!

はじめに

 私は元々うつ状態で、幸せとはかけ離れた状態でした。うつ状態は数週間も続き、1日中動く事が出来ない日々が続きました。ネガティブになった夜には何時間も「自分は何もできない」「生きていても意味がない」と泣き崩れていました。

 そんなどん底にいる私を救ってくれたのが今回紹介する習慣です。ちなみにこの習慣は、アメリカの心理学者マーティン・セリグマンの研究によって、幸福感が高まるという効果が実証されているため、科学的にも効果が認められた習慣です。

この習慣のおかげで、今では.
・集中力がある
・コミュニケーションが得意
・自分を内省できる
・文章を書くのが得意
・興味があることはとことん追究できる
などの強みに気づくことができましたし、その強みを使うことで自分に自信を持てるようになりました。

 私が自分に自信を持てるようになった習慣とは、今日の良かった事を3つ考えて、その原因を挙げるだけです。この習慣は私も毎日やっていますし、慣れれば3分もあればできるようになるので、誰でも簡単に継続できます。
 また、これを続ける事で自分の強みに気付き自信を持てるようになるばかりか、色んな事において成功できるようになるという効果を得られます。

 なぜそのような効果を得られるのか。その理由を具体例を元に説明していきます。

 では、私が「今日の良かった事を3つ考えて、その原因を挙げる」を実際にやってみます。
この習慣は、「1.今日の良かった事を3つ考える」と「2.その原因を挙げる」の2ステップに分解すると分かりやすくなるので、それぞれ分けて説明していきます。

1.今日の良かった事を3つ考える


まず、今日の良かった事を3つ考えます。

 ここでのポイントは、「ちょっと良かった事でもよい」とハードルを下げることです。これでより思い浮かびやすくなりますし、ハードルを下げる事で日常には良かった事でありふれている事に気づけます。
私の下例でも「同僚と仲良く話せた。」「会社に少し早く着いた。」のように日常的な場面を挙げています。今までは何とも思っていなかった日常をポジティブな経験に変えていくのです。

○今日の良かった事(私の例)

①上司に書類を出して褒められた。
②同僚と仲良く話せた。
③会社に少し早く着いた。

では、今日の良かった事3つを考えてみましょう。紙やスマホでメモすると、やりやすいと思います!

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2.今日の良かった事3つの原因を挙げる


 今日の良かった事3つの原因を挙げていきましょう。なぜ良かった事が起こったのか、その原因を考えていきます。
 ここでは、分かりやすいように良い例と悪い例を順に挙げてから、説明していきます。

○(良い例)良かった事の要因

①上司に書類を出して褒められた。
 →は文章をまとめる才能があったからだ。
②同僚と仲良く話せた。
 →誰とでも上手くコミュニケーションを取れる。
③会社に少し早く着いた。
 →いつも運が良いから早く着いた。規則正しい人だから早起き出来た。


×(悪い例)良かった事の要因

①上司に書類を出して褒められた。
 →上司たまたま気分が良かったからだ。
②同僚と仲良く話せた。
 →私はその同僚とはコミュニケーションを取れる。
③会社に少し早く着いた。
 →たまたま運が良かったからだ。たまたま早起きできたからだ。


ここでのポイントは、2つあります。
 1つ目は、主語を必ず「私」にすることです。良い例の①②③の要因は、全て主語が「私」になっていると思います。良かった事の原因を「私」にすることで、他人ではなく「私」が良い出来事を起こせていると認識できるようになるので、物事に対してポジティブになれます。
 2つ目は、能力才能を入れたり、'いつも'という言葉を入れたりすることです。こうすることで、自分は常に良いことを起こせると認識できるようになり、自分に希望を持てるようになります。例えば、私は文章をまとめる才能があるから、また次も文章を上手くまとめられると自分に希望を持つようになり、ポジティブに取り組めるようになります。そして、そこで思い浮かんだ能力や才能があなたの強みになります。

 では、⑴主語は「私」能力、才能、'いつも'を入れる、の2つのポイントを押さえながら、今日の良かった事3つの原因をそれぞれ書いてみましょう。これも紙やスマホでメモすると分かりやすいです。

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 話が逸れますが、心理学では自分が普段から考えていることや言葉にしていることが現実になることを予測の自己実現といいます。自分が能力や才能があると思い込んでどんどん取り組んでいると、その間に本当に能力や才能が上昇し自分の強みになっていくのです。ここで非常に重要なのは、ただひたすら思い込むことです。

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3.習慣の効果

 以上のやり方で「今日の良かった事を3つ考えて、その原因を挙げる」の習慣を続けていくことで、人はだんだんポジティブになっていくことがマーティン・セリグマンの研究で明らかになっています。

 またこれは私の体感ですが、最初でも何となく自分に自信が出てくる感覚があります。そして、3日もすれば、自分の良さが分かりだして、だんだんポジティブになってくる思います。

 人はポジティブになってくると、コミュニケーション能力が上がったり、学業やスポーツの成績が上がったり、感染症にかかるリスクが低下したり、うつ病になりにくくなったり、うつ病にかかっても早く回復できるようになったりすることが、20年以上にわたるマーティン・セリグマンらの研究から明らかになっています。

 逆に、自分をポジティブにする習慣がない人は、日々のストレスフルな生活ではだんだんとネガティブになっていく可能性が高いです。

 人はネガティブになると、コミュニケーション能力が低下し、学業やスポーツの成績は上がりにくく、感染症にかかるリスクが上昇し、うつ病にかかりやすく、一度うつ病にかかるとなかなか抜け出せなくなることもマーティン・セリグマンらの研究から明らかになっています。


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4.まとめ

 たった一つの習慣「今日の良かった事を3つ思い浮かべて、その要因を考える」は非常に簡単かつ、3分くらいでできるので、誰にでもできます。継続すれば、どんな人も必ずポジティブになり、自分に自信を持てるようになります。

 私もうつ状態の時は自暴自棄になり、自分に自信を持てずにいました。「自分は生きていても意味がない」と思っていて、完全にネガティブな状態です。そんな私を救ってくれた習慣です。

 人は誰でも変わる事ができます。自分らしくなれるし、ポジティブにもなれます。

そして、今日この日からあなたは絶対に変われます。
自分を信じてやってみてください。
あなたの人生を変えられるのはあなただけです。

「死ぬ3日前まで人は変われる。」
            アルフレッド・アドラー


○参考文献

 マーティン・セリグマン ポジティブ心理学の挑戦「幸福」から「持続的幸福」へ
 マーティン・セリグマン オプティミストはなぜ成功するか ポジティブ心理学の父が教える楽観主義の身につけ方 
 アルフレッド・アドラー,岸見一郎 訳 個人心理学講義―生きることの科学


毎日できる、幸せになる習慣

寺尾誠弘

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