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新型コロナにつき、クゼさんに再度インタビューしました。

新世界J
 昨日はありがとうございました。今朝、志村けんさんが新型コロナで亡くなったとの報道がありました。奇しくもクゼさんが、誰もが知っている有名人が犠牲にならないと若者は危機意識を持てないと言ったばかりでした。
 僕も志村さんで育った世代なので本当に悲しいですし、世間も悲しみの声が多く、まだ信じられません。また、僕自身の新型コロナに対する危機意識が高まったようにも感じます。

クゼさん
 人間は具体的なイメージがなければ、自分に関係があると認識できません。そして、自分に関係があると具体的にイメージできないときの人間は、残酷です。例えば、ニンジンが本当に嫌いな幼児がいたとします。「このニンジンを食べないと君のお母さんが死ぬよ」と言われた場合と、「このニンジンを食べなきゃ君の知らない誰かが死ぬよ」と言われた場合に幼児はどうするか。お母さんが死ぬと言われた幼児のほとんどは泣きながら無理をしてでもニンジンを食べるでしょう。でも、知らない誰かが死ぬと言われた幼児はニンジンを食べるでしょうか。ほとんどの幼児が食べないでしょうね。
 人間は具体的で確かな恐れがないと危機意識を持てない。幽霊に呪い殺される恐れがあっても心霊スポットにいく若者は多いです。しかし、放射線に被ばくして死ぬ恐れがあればホットスポットに近ずく若者は皆無でしょう。放射線は具体的で確かな恐れだからです。
 悲しい話ですが、新型コロナに感染して亡くなった方の数字は毎日出されています。その数字を私たちが数字として認識するか、人間として認識するか。ただ、それだけの違いです。状況は昨日と今日で全く変わっていない。だからこそ、危機意識を持つには、具体的で確かな恐れを示すことが重要なのです。
 話が変わりますが、志村さんが新型コロナで亡くなったことにより、注意しなければならないことが2つ出てきました。

新世界J
 それはなんですか?

クゼさん
 まず1つ目は、「志村さんが中国人に殺された」と考えることです。これは間違ってます。正しくは「志村さんは中国共産党を筆頭とする組織が行った自己保身的な判断の影響で、新型コロナに感染して亡くなった」のです。
 まず、中国共産党という組織が新型コロナの隠ぺいを図った。しかし、隠ぺいできずに新型コロナは公に出てきた。この時点では、おそらくまだ志村さんは新型コロナに感染していないでしょう。新型コロナが公に出てきたにも関わらず、新型コロナが日本に入国し、東京都のどこかに存在することになった。そして、その新型コロナに志村さんが近ずくことになった。ここまでに、様々な組織の判断が介入しています。まぁ、中国共産党が最初から事実を公にしていれば結果が違った可能性は大いにあるとは思います。ただ、それはたまたま中国共産党だっただけのことです。他国に同じことがあった場合、バカ正直に事実を公にしていたかは、あなたの感覚で考えてみてください。
 そして2つ目。「思考は現実化する」という言葉があります。なんとかなると思っていれば、なんとかなる。マイナス思考の者に不運はやってくる。これらはあながち間違いではありません。今の日本の状況も、「大丈夫でしょう。なんとかなるよ。」という楽観主義者の思考が現実化しているのかもしれません。
 志村さんはプラス思考の代表格でした。その志村さんが犠牲になったことで「なんとかならないんじゃないか」という悲観主義者が増えてしまい、その思考が現実化してしまいかねないことです。これはよろしくない。

新世界J
 どうしたらよいのですか。

クゼさん
 1つ目の問題は、個人ではなく組織に視点を当てることです。そして、「自分にとって何が大切なのか?」という視点でモノを考えることです。安定した社会は本当に安定しているのか。この指示に従って自分の大切な人が犠牲にならないか?組織で偉いと言われている人は本当に偉いのか?本当に指示に従って自分の大切な人が犠牲にならないか?を問い続けることです。人間の脳は賢いので、ずっと問い続ければ自ずと答えを出してくれます。
 2つ目の問題は単純で簡単です。新型コロナには自分の免疫力しか効かないんだから免疫力を高めていくだけです。免疫力向上にマイナス思考は害でしかない。常にプラス思考で生きればよい。プラス思考ができないなら、プラス思考になる方法を学んでください。

新世界J
 なるほど。単純ですね。
 ちなみに、クゼさんの漢字はどう書くんですか?

クゼさん
 救急車の ”救” と新世界の ”世” と書いて、救世と読みます。

新世界J
 ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
 志村けんさんは日本のお笑いにとって国宝級の存在であり、ずっと今まで日本を明るくしてこられました。その犠牲が日本の明るい未来につながれば、志村さんは日本にとって太陽みたいな存在だったと語り継がれるでしょう。そんな未来を願いながら、謹んでお悔やみを申し上げます。


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