【食生活とメンタルヘルス】
何気ない毎日の食事がメンタル不調の原因に!?
突然ですが、皆さんは毎日3食「食事」をとっていますか?
忙しくて1~2食になってしまったり、おざなりにしてしまうことはありませんか?
きちんとした食事を摂ることで、私たちのからだの健康を維持する為だけでなく、こころの健康を守ることにもつながるのです。
<ストレスが食生活に与える影響>
食生活は日常生活で蓄積したストレスによって変化することもあります。例えば食欲がうせて拒絶してしまったり、逆に過剰に摂取したくなったり、急激に甘いものが食べたくなったりするのもその一つです。「やけ食い」「無茶食い」はストレス解消のひとつと言えますが、メタボリックシンドロームの原因になるなど他の病気のリスクにもなります。
<ストレスと食事の関係>
では、逆に食生活がストレスに影響を与えることがあるのでしょうか。
食生活が直接ストレスの原因を解決することはありませんが、健康を維持するのに必要な栄養素が不足すると、ストレスを感じやすくなったり、ストレスに弱くなることがあります。このようにストレスと食生活は密接な関わりがあるため、バランスの良い食事を心がけましょう。
<和食を食べよう!オススメする3つの理由>
ここまで読んで下さりありがとうございます。いよいよ最終章!じゃあ何を食べれば心も体も健康でいられるのかという話です。はっきりと「これを食べたらいい!」と言い切れる栄養素がないのが残念ですが、栄養がバランスよくとれる「和食」がおすすめです。今回は和食をおすすめする理由を3つ紹介します!
①「オメガ3系脂肪酸」が摂取できる
オメガ3系脂肪酸は、サンマやサバなどの青魚の油(DHA・EPA)に多く含まれています。人間の体内では合成することができないため、食事から上手に摂取する必要があります。魚が苦手の場合はα-リノレン酸を含んだなたね油等からも摂取できます。
②「トリプトファン」が摂取できる
トリプトファンは、ストレスを緩和し「幸せホルモン」とよばれるセロトニンの原料となるアミノ酸です。豆腐や納豆、肉、魚、チーズから摂取することができます。眠りを促すメラトニンのもとにもなると言われています。
③素材のおいしさを味わえる
日本には春、夏、秋、冬とはっきりとした四季があり、和食にはその季節ごとにしか味わえないさまざまな食材が取り入れられてきました。四季を感じながら「旬」の味を堪能することが和食の魅力のひとつでもあります。国土が海に囲まれ、南北に長い地形に豊かな自然が私たちの「食文化」を作り出したともいえますね。
こうして見ると、和食はとてもバランスのいい食事だということがわかります。ダイエットなどで糖質や脂質はカットされがちですが、私たちの心身の健康を守るためには、ごはん、主食、副菜とどれが欠けてもいけないということを覚えておいてください。
忙しい生活の中で、いきなり「朝昼晩3食とる」や「和食を毎日作る」ということは難しいですよね。ですので、まずは1日のうち1回の食事で栄養素を考えてみたり、バランスを考えてみることから始めてみましょう♪
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