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【10歳までの子どもがいたら、必ず読んで】「子育て」と親の「潜在意識」の関係

割引あり

はじめに

親の潜在意識は、子育てに与える影響は、とてつもなく大きい。

これはあまり知られていないことだが、

特に、子どもが10歳までの親の潜在意識が
子どもの将来に大きな影響を与えている

そして、この記事ほど

詳しく、科学的知見を元にして
「潜在意識」と「子育て」の関係について述べられるのは、日本初だ

と断言する。(日本語で書いてるから、日本初と謙遜した)

僕は子育てについて、重要な信念がある。

① 親の潜在意識が、子どもにも大きな影響を与える。
② 子育ては10歳まで決まる。10歳以後に親ができることは金銭的援助のみ。

この信念が作られ、実践できるようになるまでには、さまざまな書籍やさまざまな人との出会いがあった。

膨大な情報
(「子育て」で100冊以上
脳科学で300冊以上
心理学では1000冊以上の書籍)
から重要な情報を限定し、できる限りわかりやすく
約9000字にまとめた。

是非とも無料部分だけでも読んでほしい。有料部分は最後の一部だけ。

多くの人に正しい子育てを知ってもらい、子どもが幸せになるためにほとんど部分を無料公開する。

もし、この記事が良かったと思ったら、スキや有料部分の購入を。
有料部分は、あくまで、あなたの気持ち。
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無料部分だけでも、あなたのお子さんには絶大な影響を及ぼすことだろう。

特に、10歳までのお子さんを子育て中のお母さん、お父さんはこの記事、必見。

Mr.Xの子育てについて

はじめに、我が子の子育てについて少し紹介させてほしい。

僕についての紹介は誌面を割くことがはばかれるため、以下の動画を参照してほしい。

ちなみに我が子は、3歳7ヶ月。
僕は、潜在意識下で「自分は天才だ」「自分はやろうと思えばなんでもできる」と思っている人間だ。
生まれつきではない。後天的に技術を学習し実行してきただけだ。
興味のある方は、僕のチャンネルの動画を見てほしい。
チャンネル登録までは求めないし、大丈夫。

今回の記事では、

潜在意識が、子育てにどのような影響を与えるか

を紹介したい。

僕の息子なら当然、そうなる

うちの息子は、生まれてきて今まで父親から

「〇〇君は天才だね」
「〇〇君は才能に溢れている」

という言葉を合計6000回以上は聞いている。
しかも、心の底からそう信じている父親がそう言っているのだ。

ふたつの言葉をそれぞれ、1日に少なくとも5回は言うから
43ヶ月×30日=1290日
1290日×5回=6450回
これを毎日、浴びるように息子の潜在意識に刷り込んできたし、これからも刷り込んでいく。

息子語録

「〇〇(=息子の愛称)は天才やからな」
「〇〇はこれぐらいできるもん」
「できひん。悔しい。〇〇はできるはずやのに
「もう、パパよりも賢いで?」(パパを追い抜くのは、もうちょっと待ってくれ)

Mr.X ジュニア 語録

自ら進んで、こんなことを言うようになった。
親は、無理やり言わさせていない。勝手に言ってる。

こうなればシメたものだ。
勝手に自分を信じるためのメッセージを自分で言い続けてくれる。
そして、いつか、自分の望む道で自分の望む未来を手に入れるだろう。

「天才だ」と刷り込んだ結果

子育てしていて、本当に「こいつは本当に天才だ」と思うような出来事は数多い。
実際に、衝撃を受けた2つの出来事を紹介する。

・1歳半の時点で、急に自分が小学校に行ったら何をしたいかを語り出した。

 息子「〇〇はね。小学校に行ったら、いっぱいお友達作って、お外で遊ぶの
 パパ「(驚愕)」(1歳で複文喋るの!?)

保育園に送っていく時の一幕

・2歳半の時点で、感情の複雑さを言語化し出した。

 パパ「久しぶりに、お友達に会うの恥ずかしい?」
 息子「恥ずかしいってなに?」
 パパ「うーん、パパとかママとかの後ろに隠れたくなる時の気持ちかな?」
 息子「ふーん。じゃあ、〇〇、恥ずかしいかも」
 パパ「でしょ。いいこと教えてあげよか?」
 息子「なになに?」
 パパ「恥ずかしいときはお友達とかに「恥ずかしい」って言ったら気持ち楽にな
    るよ」
 息子「ふーん……でも、パパ。恥ずかしいって言うのが、恥ずかしいよ?
 パパ「(驚愕)」

保育園に送っていく時の一幕

実際に、天才になってしまった。
難しいことはしていない。
本人の潜在意識に刷り込まれるまで決めたメッセージを語りかけ続けただけだ。

いろんな大人に褒められ続けている息子

これだけだとただの親バカである可能性もあるから、他人の視点を入れておく。
親以外の大人にはこのように褒められている。

「集中してなんでも意欲的に取り組む子ですね」
なんでも率先して行動してくれるから、周りの友達も後に続いてやってくれてます」
「普通の子はうまくいかないとすぐやめちゃうんですけど、最後まで集中してやってるなんてビックリです」

保育園の先生、かかりつけ医の看護師などなど

そろそろ親バカモードに終止符を打つことにする。
長々と申し訳なかった。

本題に入るまでに、この記事で使われる用語について、軽く説明しておく。
ご存じの方は、飛ばして読んでほしい。

この記事で出てくる用語

潜在意識とは?

潜在意識は、日常的には自覚していないが、非常に強い力を持つ心の部分。
自分自身が気づかないうちに、行動や思考に影響を与えているとされている。
フロイトやユングなど、心理学の分野でよく取り上げられる概念であり、自己啓発や成功哲学の分野でも注目を集めている概念だ。

例えば、自分が何かを達成したいと思って、努力しているにも関わらず、なかなか思うように結果が出ない場合がある。
これは、潜在意識が思考や行動に影響を与えているため。
潜在意識は、思考や感情、行動などをコントロールする役割を持ち、日々の生活において大きな影響を与えているわけだ。

潜在意識は、自分の意志とは関係なく働く。
親の潜在意識の中に「私は愛されない」という信念が眠っている場合、自然とそれは行動になり、子どもに伝わる。
すると、子どもも「自分は愛されない」という信念を持ちやすいわけだ。

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、自分自身を肯定的に評価する感覚のこと。

自己肯定感が高いと、自分自身を受け入れ、自信を持って行動することができる。
一方で、自己肯定感が低いと、自分自身を否定し、自信を持って行動することができなくなる。

これはご存じの人も多いだろう。
次は、自己効力感について。

自己効力感とは?

自己効力感とは、自分自身がある課題を達成する能力を持っていると信じられる感覚や、その感覚に基づいて自信を持って行動することができる力のこと。

具体的には、自分自身がある目標を達成するために必要な能力やスキルを持っていると考えることで、人生を生きていくためには重要なスキルだ。

自己効力感は、アルバート・バンデューラ博士によって提唱された概念で、人間の行動に大きな影響を与える要因の一つとされている。

自己効力感が高い人は、目標に向かって継続的に努力をすることができる。
逆に、自己効力感が低い人は、目標を達成するために必要な努力をせずに諦めてしまうことが多い。

自己効力感は、学習やスポーツ、仕事などあらゆる分野で重要な要素とされている。
自己効力感が高い人は、自分自身の能力を最大限に活かし、より高い目標を達成することができると言われている。

まとめ

3つの概念をまとめると、こうなる。

潜在意識:自分の意識されない心の部分
自己肯定感:「自分は大切な存在だ」という感覚
自己効力感:「自分の未来は自由に達成できる」という感覚

親の潜在意識は、子どもの潜在意識に影響を与える。
そして、子どもの潜在意識が子どもの自己肯定感・自己効力感に影響を与える。

例えば、潜在意識下で、「自分は愛されないかもしれない」という信念を持っている親が子育てする。
すると、無意識的に子どもに影響を与え、子どもも「自分は愛されないかもしれない」という信念を持つ。

そんな子どもは

・泣くこと、叫ぶこと、拗ねることで親に言うことを聞いてもらおうとする
・大人の言うことを座って聞かない
・自分から何かに取り組もうとしない

のような特徴を示す。

「愛されないかもしれない」と思うから、すこしのことで感情的になる。
ベースには、愛されない恐怖を行動に移してしまうのだ。

「愛されないかもしれない」と思うから、大人の言うことをちゃんと聞きたいとも思わない。
人は愛してくれると確信を持てる相手の言うことは必ず聞く。

「愛されないかもしれない」と思うから、興味を持った時にすぐに行動できない。
失敗したり、怒られたりして自分が愛されない状態になるのが怖いからだ。

このように、親の潜在意識は、子どもに影響する。
親の潜在意識によって、子どもの自己肯定感や自己効力感が上がったり、下がったりするわけだ。

この親の潜在意識の影響を特に受けやすいのが、10歳までの子どもだ。
そして、その子どもは10歳までの体験によって人生を決定しようとする。

子育ての黄金期は0歳から10歳

子育ての重要なタイミングは、10歳まで。
人間は10歳までに体験したことをベースに、人生を捉える。
10歳までに自己肯定感が低く、自己効力感も低い状態であれば、その後もそのように生きていく場合が多い。

この主張には、さまざまな研究がベースになっているが、脳科学・心理学の2つの側面から説明しよう。

脳科学的根拠

人間の脳は、10歳までにある程度成長し、大人の脳と変わらない機能を持つようになる。
生まれたての子どもの脳は、未分化で活動を司る脳の部位が固定化されていない。
あまり聞きなれない理論だと思うので、以下、詳しくみていこう。

大人の脳は言語活動を『言語野』という脳の部位が担当する。
脳の主に言語処理に関わる領域のことだ。
右利きのひとなら左側。左利きなら右側にあることが多い。

具体的には、ブローカ野とウェルニッケ野が知られている。
以下、右利きの人に多く見られる位置を説明する。

ブローカ野は、左前頭葉の中心部に位置し、主に言語の発話に関わる。
この領域が損傷を受けると、言語表現が難しくなるブローカ失語という症状が現れる。

一方、ウェルニッケ野は、左側頭葉の後ろ部に位置し、主に言語の理解に関わる。
この領域が損傷を受けると、言語理解が難しくなるウェルニッケ失語という症状が現れる。

このように、『言語野』は、右利きの人の場合、脳の左半球に位置している。
そして、言語を理解/表現する部位に分かれていることが知られているのだ。

しかし、これは成人の場合のみで、子どもの場合は、他の部位も活発に動く。

大人の脳は部位が決まっているが、子どもの脳は、さまざまな部分が同時に活発に働かせることによって、物事を捉えている。
そのことによって、子どもは一つの体験から多くのことを吸収し、脳を成長させていることがわかる。

つまり、10歳までの体験は脳全体で感じ、その経験で作られた脳によって後の人生を歩んでいくのだ。

これまでの話は脳科学で言われていることだったが、10歳までの経験がのちの人生に大きく影響することは心理学でも言われている。

心理学的根拠

「子どもの人格が構成されるのは10歳までである」というのは、多くの心理学者や発達心理学者によって支持されている。

根拠となる研究データとしては、以下のようなものが挙げられる。
簡単にまとめてみた。

  1. ロングフィールドとトンプソンによる研究
    この研究では、幼児期に虐待や放置を受けた子どもたちを対象に、10歳までの人格発達に関する調査が行われた。
    その結果、虐待や放置を受けた子どもたちは、10歳までに自己肯定感や対人関係に関する問題を抱える傾向があることが示された。

  2. マッケンジーによる研究
    この研究では、8歳から14歳までの子どもたちを対象に、人格特性の安定性についての調査が行われた。
    その結果、8歳から10歳の間に人格特性が最も安定化することが示された。

  3. ロブリンスキーによる研究
    この研究では、子どもたちが18歳になるまでの間に経験する出来事が、人格発達にどのような影響を与えるかについて調査が行われた。
    その結果、10歳までに経験する出来事が、その後の人格発達に大きな影響を与えることが示された。

これらの研究から、子どもの人格が10歳までに構成されるという主張が支持されている。

もちろん、人格はその後も変化する可能性があるし、人生の全てが10歳までに決まるわけではない。
しかし、10歳までに人格のベースが構成されるということは、その後の人格発達に影響を与える重要な時期であるということは意味している。

子育てと潜在意識

子育てと潜在意識の関係

潜在意識は、意識的に考えていることや感じていることとは異なる思考や感情を持っていることもあることは先に述べた通りだ。
潜在意識は、過去の経験やトラウマなども記憶しているがゆえにこのような現象が起こるのだ。

過去の経験でも「思い出せないもの」と「思い出せるもの」がある。

例えば、「昨日の夕食」「小学校の卒業式」は思い出せるかもしれない。
その一方、「3歳の時に親によく言われていたこと」と言われても、思い出せる人は少ないだろう。

その、「思い出せない記憶」が思考や行動に影響を与えることもある。

幼少期、親に厳しく育てられた子どもは、自分の気持ちを抑圧して生きていくことが当たり前だと思う。
(抑圧:フロイト精神分析学で言われる概念。無意識に存在する不快な感情や欲求を、無理やり抑え込むことで「抑圧」される。抑圧された感情や欲求は、人間の心理に影響を与え続けるため、それを解放することが重要だとされている)

その体験は、大人になっても影響を及ぼす。

・自分の感情を素直に表に出すのが苦手で、他人とうまく関われない。
・自分の感情をわかってくれない人を嫌悪する。

などの特徴を示す。

そんな経験をしてきた人が子育てをすると、
自分の子どもにも感情を表に出さないように強いる。

・公共の場では大きな声で騒がないようにさせる
・大声で喜びを表現している子どもに「静かにしなさい」と言う
・泣いている子どもに「泣くな」と言う

これらは全て、親の潜在意識に眠る「感情を表に出すことは悪いこと」という信念がそうさせている。

困ったことに、親の意識は「子どもには幸せになってほしい」と思っている。
しかし、自分が過去にしてきた体験から子どもの幸せに反する行動をとってしまうのだ。

親の潜在意識が子どもに与える影響

潜在意識が子どもに与える影響は、大きなものがある。
以下、大きく2つに分けて説明する。

抑圧的信念が子どもに影響をあたえる場合

親が、心配性で、いつも自分のことを気にしていた
親が、よく自分の将来に口を出していた
「周りに迷惑をかけるな」とよく言われてきた

このような体験をお持ちの方は、抑圧的信念を持っている可能性が高い。
自己肯定感は高いかもしれないが、自分が何かをするとき、必ず周りが気になる。
周りの目を気にして自分の行動を反省することが多い。

小さい頃に親から抑圧的な言葉をかけられた親の場合、それが潜在意識に蓄積され、あなたの言葉選びを左右する。

・周りの人に迷惑がかかるでしょ
・はやくして
・ちゃんとして

これらは、抑圧的信念を持っている親がよく使う言葉だ。
あなたも言ったことがあるのではないだろうか。

これらの言葉を親に言われると、子どもの潜在意識には以下のようなメッセージが蓄積される。

自分は親に求められていることをできないダメな人間だ

親の求める行動(レベル、速度、完成度)を実行できない自分を責めるのだ。
そして、同時にこうも思う。

自分は求められていることをできないと認めてもらえない

すると、自己肯定感は下がり、自己効力感も下がる。
自分に自信は持てないし、自分の未来に対しても期待できない。
すると、評価の軸が「他人」になり

周りの人間に合わせて生きていくこと>自分の気持ちに素直になること

の図式が出来上がる。
これが人格のベースとなり、その後の人生も生きていくわけだ。

否定的信念が影響を与える場合

よく親が、自分の失敗を叱りつけた
親が、失敗の責任はあなたにあると言ってきた
よく「できないこと」を責められた

このような体験をお持ちの方は、否定的信念を持っている可能性が高い。
自己肯定感が低く、すぐに感情的になってしまう。
自分に責任があると自分を責めてしまうことが原因だ。

小さい頃に親から否定的な言葉をかけられた親の場合、それが潜在意識に蓄積され、あなたの言葉選びを左右する。

・そんなことしちゃダメ
・なんでそんなことするの
・もう、やめて

これらは、否定的信念を持っている親がよく使う言葉だ。
あなたも言ったことがあるのではないだろうか。

これらの言葉を親に言われると、子どもの潜在意識には以下のようなメッセージが蓄積される。

自分は何をしてもダメだ

親の気持ちを害した自分を責めるのだ。
そして、同時にこうも思う。

自分は何をしても周りを不快にさせる

すると、自己肯定感は下がり、自己効力感も下がる。
自分に自信は持てないだけじゃない。
何をしても、自分の未来は変わらないと信じるようになる。
自分の気持ちに素直になることを諦めてしまうのだ。

子どもを幸せな人生に導く3つの方法

では、どうすれば自分の潜在意識と関係なく、子どもを幸せな人生へ導くことができるのか。
方法は3つある。

方法1

「自分の潜在意識を書き換える」

間違った信念を持っているがゆえに、自己肯定感が低い場合は、自己肯定感を上げる具体的方法を別の記事で紹介している。
その記事を参照してほしい。

潜在意識を書き換えるためには、以下の記事を参照してほしい。

しかし、潜在意識が書き変わるまでには時間がかかる。
その間も子どもには悪い影響が及んでいる。
その悪い影響をできるだけ小さくする方法が、以下の2つだ。

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