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✓祝祭のハングマン/中山七里

▽あらすじ
警視庁捜査一課の瑠衣は、
中堅ゼネコン課長の父と暮らす。
ある日、父の同僚が交通集事故で死亡するが、
事故ではなく殺人と思われた。
さらに別の課長が駅構内で転落死、
そして父も工事現場で亡くなる。
追い打ちをかけるように類の許へやってきた
地検特捜部は、
死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。
父は会社に利用された挙句、殺されたのではないか。
だが証拠はない・・・。
疑心に駆られる瑠衣の前に、
私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。
彼の話を聞いた瑠衣の全身に震えが走った――。


▽感想
Audibleで視聴

私刑執行人=ハングマン。 
司法を越えた復讐者だけど、
警察官がそれを容認または擁護してしまうというのは
なかなかないストーリーだなと思った。

主人公の瑠衣も警察官とは思えないような
わがままさが目立って少しイラっとしながら読んでいた。

警察官は正義を守ってほしいと思うけれど、
この本を読むと警察官も人なんだよなあと思わされる。


✓祝祭のハングマン/中山七里/文藝春秋

↳単行本

↳Audible

サンプルもありますので、ぜひ

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