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次の時代は何主義か~日本には何主義が必要か~

民主主義の限界

前回は経済面における理想の主義についてまとめました。
今回は政治面における体制の在り方について述べてみたいと思います。

さて、国民全員が幸福を享受するためには
どんな政治体制が必要なのでしょうか。

君主体制でしょうか、民主体制でしょうか。
はたまた別の考えが存在するのでしょうか

今日本は国民の意見が尊重され、
国民の権限が守られている民主主義体制がとられています。
しかし今の日本はあまりに不安定で
全国民が幸せを享受できているとは言えません。
若者の多くには今の日本がどうなるか分からず、
結婚や子供を産む計画すらも立てられないと嘆いている人がいます。

このままで良いとはとても言えませんし、
この体制がいつ崩壊するかも分かりません。
時間の問題です。

今の日本は「自由」が表に出過ぎて、
まとまりが無くなっているように思います。
SNSでなんでも情報を発信するができますし、
人を集めるのも容易になっています。
それ故に中小規模の指導者を持つ組織が非常に沢山出てきています。
他と意見が食い違うと派閥が分かれ、
新たな党を作り意見を主張していきます。
もはや無政府主義状態にでもなってしまうかのように感じます。

政権を持ったトップ陣営がそれらを治めることができれば問題ありませんが
そうなってはいません。
民主主義の良さを生かしきれずにいます。
ましてやそのトップ陣営が腐りきっているとすれば
尚更の事です。

朝河貫一


歴史学者の朝河貫一氏は
「民主主義は最も高度で困難な政体である。
個人が責任感や道義心、寛容の精神を持たなければ、地盤が緩んでしまう」

と結論付けています。
国民一人一人が豊かな人格を持っていなければ
民主主義を保つことが出来ないのです。
今の国民には責任感や道義心、寛容な精神は見受けられるでしょうか。
正直者が馬鹿を見るような社会になっています。
そのような人は少数派もしくは、
社会に適応するために押しつぶして
生活しているのではないかと思います。

少なくとも今のままでは皆が幸福を享受できる
はずがありません。


ヒントは家庭にあり?

私たちの一番身近な組織は家庭です。
家庭は父母がいて子どもがいます。
父母は子どもの幸せを一番に考え、
威厳によって家庭を治めます。
父母が何かを決定する時は
子供たちの意見も取り入れつつ、
家庭が、子供たちが良い方向に向かうように考えます。
子供は父母の愛情を感じ取り、幸福を覚え
親孝行をしようと行動します。
本来の家庭では素晴らしい統治が行われています。
家庭のような統治が行われれば、
国も世界も全員が幸せになれるはずです。
お父さんとお母さんが家庭を治めるように
国家の父母が家庭を治めれば皆が幸せになれるはずです。

日本は天皇を中心に国を綴ってきました。
国民は天皇を絶対的な中心として尊敬し
忠誠を誓っていました。
天皇はその地位に奢る事なく、
国民を大御宝として大切にしてくださっていました。
父母主義に似た体制がとられていたのです。
しかしそれは戦争によって破壊されてしまいました。
親を失った子供たち
「俺が俺が」とやりたいように主張し合っているのが
今の日本の現状です。

必要な事

今の日本には二つの要素が必要です。

国民の事を第一に考えた指導者、
そして、人格的に優れた国民です。

世界は国家の集まりであり、
国家は社会の集まりであり、
社会は家庭の集まりであり、
家庭は個人の集まりです。

良き国家をつくろうとすれば 
良き個人が無ければいけないのです。

混迷を極める日本を
皆が幸せに暮らせる日本に変えるためには
私たちが豊かな人格を形成すること、
これが一番の近道であります。

さらに重要なのが
豊かな人格とはどのようなものか、です。
モデル都市推進本部では
宇宙の原則に基づいた人格の在り方を提唱しています。
皆が幸福を享受できる国家に変えていくために、
モデル都市推進本部の理念を
学んでみませんか。
2章まで無料で見ることが出来ます。


玲太
モデル都市推進本部:https://tasuke-i.jp
Twitter:https://twitter.com/YOLO_TCOL


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