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その他の映画評

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自分が書いた映画評をまとめています。もうひとつの【いいところを語る映画評】と区別しています。 よろしくお願いします。
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2023年5月の記事一覧

映画感想文「犬王」

映画感想文「犬王」

配信で「犬王」を鑑賞しました。
感想を書いてみようと思います。

トップ画像はロックフェスの画像をお借りしました。
なぜにロックフェス?と思いますよね?
「犬王」は映画だしアニメーションだし、そのどちらとも関係ないではないか、と。
これがオオアリなのです。
もう映画の途中からはロックフェスばりの音楽シーンの滅多打ちなのでございます。

はい、昨年のキネマ旬報ベストテンの11位作品。
いきなりどうし

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映画感想文「TAR/ター」 とにかく揺さぶられた

映画感想文「TAR/ター」 とにかく揺さぶられた

映画館で現在公開中の「TAR/ター」を鑑賞しました。
感想を書いてみようと思います。

※ネタバレありです。これから観に行くよって方はお気をつけくださいませ。

はい、公式サイトにより詳しいあらすじが掲載されているのですが、詳し過ぎて映画を観ていないのに観たような気になってしまうので、これぐらいの分量がいいかも。
公式サイトのあらすじから受ける印象と映画を観た後の印象はちょっと違うかな。

ケイト

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90年代邦画2本「バタアシ金魚」「地獄の警備員」

90年代邦画2本「バタアシ金魚」「地獄の警備員」

配信で「バタアシ人魚」と「地獄の警備員」を鑑賞しました。
感想を書いてみようと思います。

この2本をチョイスした理由は特になくて、たまたま90年代の邦画を続けて観たのでございます。
お付き合いいただけると幸いです。

バタアシ人魚

オフビートな乾いたコメディと真っ直ぐで熱い青春ものを両方表現しようとした、とても志高い作品。
松岡氏のデビュー作で、原作は望月峯太郎氏の漫画(望月氏もデビュー作)。

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函館が舞台の映画2本「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」

函館が舞台の映画2本「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」

配信で邦画2本「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」を鑑賞しました。
感想を書いてみようと思います。

なぜこの2本をチョイスしたかというと、GWに函館旅行にいって、函館づいてるから。
「まだ函館の余韻に浸っていたい。日常に戻りたくない(まあ戻ってるけど)」ということで、函館が舞台の映画を観よう!とあいなりました。
お付き合いいただけると幸いです。

※画像は函館旅行中の1枚。夕暮れの函館駅

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映画感想文「ブラックブック」ポール・バーホーベン

映画感想文「ブラックブック」ポール・バーホーベン

配信で「ブラックブック」を鑑賞しました。
感想を書いてみようと思います。

明日からGWって方も多いのではないでしょうか?
自分もその一人です、うふふ。
ちょいと旅行を予定しております。天気が良いといいのだけど。

とはいうものの、それはまた別の話なので映画の話に戻ります。

先月バーホーベンさんの「インビジブル」を観てレビューを書きました。
で、今回は「ブラックブック」。
バーホーベンづいてるの

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