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【ボスゴリラーの野望#製造業】岸和田ビールに行ってきた話

先日、一般社団法人ALFHAのメンバーで岸和田ビール工場に行ってきましたので、その事について書きたいと思います。


まず、一般社団法人ALFHAについて簡単に説明すると
”クラフトビールの素晴らしさを広めること”を目的に、ブルワー(ビール醸造家)と酒税に強い公認会計士さんと共に3年程前に立ち上げました。ALFHAでの私の役割は、”クラフトビール醸造におけるデータ活用(DX)の研究”です。これは、私の大学院での研究テーマで、この研究成果を製造業全体に役立てられないか?という野望を持っています。w


引用元:https://alfha-craftbeer.com/

何故、クラフトビール?どんな世界観なの?みたいな事が気になる方も多いと思います。
一般社団法人ALFHAについては、また追って詳しくかきたいです!

1.岸和田ビールについて


さて、岸和田ビールです。
私は現在、妻の実家がある岸和田市に住んでるのですが、気になるのぼりを見つけました。

「ん?岸和田ビール?」、「鉄工所発?」
 
 ・岸和田に在住の私
 ・製造業DXを本業とする私
 ・クラフトビールの一般社団法人に所属する私

興味しかありません。^^ 「行きたいなぁー」っと思っていたら、
まさかのご近所さんの親戚が経営する鉄工所でした。
家族ぐるみで仲が良い人なので、無理を言って繋げて貰いました。ご近所さん、有り難う🙏

岸和田ビールは、岸和田に本社を置く”株式会社北海鉄工所”の新規事業として約2年前に立ち上がりました。今回は実際に訪問して、クラフトビール事業の責任者の中岸さんに話が聞けました。この方が紹介してくれたご近所さんの叔父さんで、その方はもっとご近所さんという事実も判明!(ややこしいですが、)
ご近所さんとものづくりの話が出来るのが新鮮でした!


引用元:https://www.hokkai.co.jp/company/hiw/



北海鉄工所さんは鉄やステンレスなど金属製のタンクに使用される”鏡板”と呼ばれる部品を主力製品として製造しています。ビール工場の後に北海鉄工所さんの本社工場も案内してもらったのですが、

スケールがデカい! 6,000トンのプレスとか初めて見ました。
(機密の関係上、写真が載せられないのが残念)

超大型プレスで鏡板の曲面を作っていく姿は圧巻で、かなりテンションが上がってしまいました。
今回は時間がなくて弾丸で見学したんですが、次回はゆっくりみたいです。


引用元:https://www.hokkai.co.jp/hp/about/


 

それでも「何故、鉄工所がクラフトビール?」って思いますよね。^^

タンクづくりへの挑戦を通じて、技術技能を継承する。人財育成が一番の目的の様ですが、
ものづくりの挑戦に留まらず、クラフトビールを作って地元に貢献しよう!
と”岸和田ビール”と名付けて、醸造から販売までも挑戦されています。

金属加工業からクラフトビール醸造・販売へのチャレンジも凄いですが、地元貢献も含めて新規事業がデザインされているのが、個人的には萌ポイントでした。

こちらの岸和田ビールの公式サイトに詳細載ってます。

引用元:https://kishiwada-beer.com/

2.醸造所に行ってみた


醸造所はこんな感じです!

「タンク丸い!」熟成用のタンクらしいのですが、球体のは初めてみます。
なんか宇宙を感じてしまうのは、僕だけでしょうか?
クラフトビール醸造に詳しいスタッフも初めて見たと言ってるので、かなりレアなんだと思います。

岸和田ビールの醸造責任者が言うには、球体のメリットは
・タンク内での圧が一定になる
・対流し易い
みたいな事がある様ですが、私にはそれが風味にどう影響与えるか?
は正直想像がつきませんでした。すいません🙏

個人的な感想としては、
1.同じレシピで通常の形状のタンクと球体タンクそれぞれで醸造して、飲み比べをしてみたい
2.タンク内は洗いにくくね?
と勝手に思ってしまいました。w
それ以上に見た目がカッコ良い!初めてみる球形タンクにスタッフ一同興味津々でした。

3.実際に飲んでみた


現在、商品ラインナップにある全3種類をブルワーでもある北田氏と共に飲んでみました。


私は個人的に黒鐡が好きです。王道ビールで飲み易かったです。
ブルワーの北田氏曰く、「白鐡は独特の香りが印象的」とのことです。

3種類 X 2本で税込3,300円なので、手土産とかにも良いなぁー。
みたいな話をALFAHスタッフとしていました(妻が手土産で持って帰ってきたら確かに嬉しいかも)。

ビール各種の風味の詳細は以下にあります!

引用元:https://kishiwada-beer.com/

4.DXについて


クラフトビール醸造所を立ち上げたばかりなので、まずはより高い品質で安定した醸造を目下の目標に
されていました。←間違いないですね

一方で、立ち上げ期から醸造管理システムを導入もされているとの事です。
本業の北海鉄工所さんの方で、IT化の素地がありそうだなぁー。っと勝手に予想しています。

もちろん、DXについての取り組みもこれからの段階だとは思いますが、教育施設を独自で持たれたり、今回のクラフトビールに挑戦されるお話を聞かせて頂くと、これからDXについても果敢にチャレンジされるんだろうなぁー。とこちらも勝手に予想しています。

これからも岸和田ビールの取り組みに注目したいです。
有り難うございました🦍🦍


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