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【ヘリコプターペアレント】になってない?

ヘリコプターがいつからあるか知ってますか?
実は非常に古く、1400年代にレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「エアリアルスクリュー」というスケッチにまで遡ります。このスケッチが、垂直に上昇する航空機の原型となったとか。
他に、紀元前の中国にも「バンブー・ドラゴンフライ」と呼ばれる簡単な飛行玩具があったそう。

ってそんな話を書きにきたわけではなく。

今回はそのみんなが知っている
ヘリコプターをもとに言われている
「ヘリコプターペアレント」の話。

空を飛び、あらゆる場所に
自由にアクセスできるヘリコプター。

一見、私たちの日常生活とは
かけ離れた存在のように思えますが、

実は子育ての世界において、
この「ヘリコプター」は身近に存在する。

ヘリコプターが持つ
「どこへでも行ける」「常に上空から見守る」
という特性は、ある種の親の子育てスタイルを表す。

そんな「ヘリコプターペアレント」になっていないか。

今一度、
自身を振り返るきっかけになれば嬉しいです。


日常に潜むヘリコプターペアレントの兆候

親は日々の生活の中で、
子供を守り、育てるためにさまざまな行動を取ります。

しかし、その中には、無意識のうちに
「ヘリコプターペアレント」としての行動が
潜んでいることがあります。

では、具体的にどのような行動か。

  1. 過度な心配
    子供が少しでも危険な状況にあると、
    すぐに介入したくなる。
    たとえば、公園での遊びでも常に目を光らせ、
    子供が自由に探索する機会を奪ってしまうなど。

  2. 宿題や行事への過介入
    子供の宿題や学校の行事に対して、
    親が過度に関与し、
    子供の自主性を尊重しない場合。
    これは子供が自分で問題解決する能力を育てる機会を
    減らしてしまいやすい。

  3. 過保護による社会的スキルの欠如
    子供が友達とのトラブルや
    挑戦的な状況に直面したとき、
    すぐに親が介入して解決してしまうことで、
    子供は自分で対処する方法を学ぶ機会を失う。

  4. 子供の意見を過小評価
    子供が自分の意見や希望を表しても、
    それを軽く見たり無視したりすること。
    子供の自己表現の機会を奪い、
    自己肯定感を低下させてしまいやすい。

  5. 過剰なスケジュール管理
    子供の時間を親が細かく管理し、趣味や遊びの時間まで
    スケジュール通りにコントロールする。
    子供が自ら時間を使う方法や
    自由に過ごす喜びを学ぶ機会を減らしてしまう。

  6. 友達関係への過度な介入
    子供の友達関係に親が深く関与しすぎること。
    友達を選ぶこと、友達とのトラブルを
    自分で解決する重要な経験を奪ってしまう。

これらは日常生活の中で起こりうる、
ヘリコプターペアレントとしての行動の一例。

自分自身の行動を振り返り、
これらに該当することはないか、
チェックしてみてください。


子供に与える影響

ヘリコプターペアレントとしての行動は、
子供の成長に様々な影響を及ぼす。

これらの影響は、一見すると
子供のためになっているように思えます。
そこが厄介。

しかし、長期的に見ると
子供の自立や社会性の発達に障害を加えることに。

  1. 自己判断力の欠如
    親が常に監視し、すべての決定を代行することで、
    子供は自分で決断する機会が減る。
    これは将来、自己判断力や問題解決能力の不足に
    つながる可能性がある。

  2. 自己効力感の低下
    自分の力で何かを成し遂げた経験が少ないと、
    子供は自分の能力に自信を持てなくなる。
    これは自己効力感の低下につながり、
    挑戦する勇気を奪うことにもなりかねない。

  3. 社会的スキルの不足
    友達とのトラブルや
    グループ活動での協力が必要な場面で、
    親が介入しすぎると
    子供は対人関係を築くスキルが育ちにくくなる。

こういう影響が出る可能性を、
理解しておきたい。

うまくできるできないは置いておいて。

子供が自分の力で成長できるようなサポートを
心がけることが大事です。


改善策と実践的アドバイス

もし、
「自分はヘリコプターかもしれない」
そう感じたら、それをどのように改善するか。

子供の自立を支援し、
より良い親子関係を築くための提案をしていきます。

  1. 子供に選択を委ねる
    小さなことから始めて、子供に日常の決定を任せる。
    何を着るか、どんな遊びをするかなど、
    子供自身に選ばせることで、
    判断力を養うことができます。
    まずは小さなことから少しずつ。

  2. 失敗を恐れない教育
    子供が失敗したときは、それを学びの機会と捉える。
    その後自分で解決する方法を探らせる。
    失敗を通じて学ぶことは、子供の成長に不可欠ですよね。

  3. 自立へのステップアップ
    子供が自分でできることを増やしていく。
    宿題は自分で管理させる、
    友達との予定は自分で組ませるなど、
    徐々に自立のステップを踏ませる。
    放っておくわけではなく、支援や声かけは必要です。

子供は自信や自立していく力を育てていきたいです。


最後に

ヘリコプターペアレントとしての行動は、
親の愛情深い気持ちから生まれるもの。

子供を思っての行動です。

しかし、私たち大人が学ぶべきは、
子供にとって最善のサポートとは何か、ということ。

子供が自分の力で成長し、
社会に自信を持って一歩を踏み出せるようにすること。

まあそうは言っても難しい。
でも、
「これが正しいんだ!」
「私はこんなにも思っているのに!!」
「なんで、なんで、!!」

こうなってくると”依存”です。

ヘリコプターを
マイナスなイメージで捉えましたが、

遠くから見守るという意味で
ホバリングするのは良いんじゃないかなと
思っています。

子供には安心させられる距離を保ちながら。

いい意味での距離感。
「放任」はまた別の問題にもつながる。

要はバランスですね。

それらを防ぐために、今日も学びに来る。
noteという媒体を通じて。

それだけ熱心だってこと。
子供のことを思っているということ。

よりうまく子供と関わりたい。
自分の子育てはこのままで大丈夫か。
子育てってどんな感じだろ。

いろんな気持ちでこの記事に出会ってくれたはず。
ありがとうございます。

これからもまた、
目の前の子供、他人の子供、
どこかの誰かの子供のために
一緒に学んでいきましょう!

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コメントは一言でも嬉しいです☺️
「たくさん書かないと・・・」って
気を遣わないで大丈夫です!!!
「あ」だけでも良いです😎笑

それではまた、
次回の投稿でお会いしましょう!

今日でnoteを始めて1ヶ月!!
みなさんとの出会いに感謝。



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