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間違うのは良いこと?【子育て】

子どもの勉強。

返ってきたテストを見て、
「なんでこれ間違えたのぉ〜〜😅」
ってなる。
そんなことはない?

いやあるよね。(笑)


宿題でもそう。
問題に取り組む姿を横で見守っていると、
「違う違う!!そうじゃない!」

間違えることは何度もある。
当たり前だけど。


「うちの子、また間違えちゃった...」
こんなふうに感じたことはある?

子どもの小さな失敗に
心を痛める人も多いですよね。

でも、間違いを新たな学びのチャンスと捉え、
子どもの成長を助けられる声かけをしたい。

今回は、学習中の間違いがなぜ重要なのか、
そして親がどのようにサポートすれば良いかに
ついて考えていく。

子どもの間違いを通じて、一緒に学び、
成長する方法を見つけよう。


学習と間違いの関係

「間違い」は学習の一部で、
子どもが新しいことを学ぶ過程で
避けられないステップ。

間違いをすることは、
単に「正解」を見つけることだけではなく、
なぜその答えが間違っていたのかを理解する過程でもある。

大人でもそうだけどね。

心理学者や教育専門家も、
間違いを学習プロセスの重要な部分として認識している。

間違いを通じて、子どもたちは思考を深め、
問題解決の技術を磨く。
そしてさらに重要なことは、
自分自身の考え方を見つめ直す機会を得るということ。

「なぜ間違えたのか」という問いは、
「どうすれば正解にたどり着けるのか」という問いへと。

間違いを受け入れ、それを分析することで、
子どもたちはより深い知識と理解を得ることができる。

そして、単なる知識の習得を超え、
批判的思考や創造的問題解決の力を
育むことにもつながる。

子どもが間違いを恐れずに
チャレンジする環境を作ることが、
親にとって、教師にとって非常に重要ということだね。

エジソンの有名な言葉
「私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を今までに、一万回してきたのだ」

そういうこと。


科学的根拠

実は、間違いから学ぶことは
科学的にも支持されているらしい。

教育心理学の研究では、間違いを経験することが、
”記憶の定着””深い理解”
役立つことが示されている。

一つの研究では、
間違いを犯した後に正しい答えを学ぶと、
その情報がより長く記憶されることが
明らかにされている。

つまり、間違いは記憶の「アンカー」となり、
正しい情報をより強く脳に定着させるんだ。

さらに、間違いを通じて子どもたちは、
「なぜ」その答えが正しいのか、
または間違っているのかを理解することで、
深い学びへと導かれる。

これは、単に事実を暗記するよりも遥かに
価値のある学習体験になるんじゃないかな。

こういう学習体験は、
子どもたちが自信を持って新しい挑戦に取り組む
基盤を作る。

間違いから学ぶ能力は、学校だけでなく、
将来の人生全般においても役立つスキルになるね。

特にこれからの変化の激しい”創造社会”では。


親の役割

子どもが間違いから学ぶためには、
親や先生からのサポートと励ましが不可欠。

当たり前になるまでは、
なかなか一人では難しいよ。

あと、一人でする難易度的には
中学年くらいからかな?
もちろん一人ひとりの実態によるけど。

間違いを指摘する際のアプローチは、
子どもの自信と学習への意欲に大きく影響する。

まず、重要なのは”間違いを責めないこと”

さっきのエジソンの言葉みたいに、
間違いは、学ぶためのステップであって、
失敗ではない。

間違いを正す際は、優しく、
かつ具体的なフィードバックを心がけよう。

子どもが自らの間違いを認識し、
修正する過程をサポートすることで、
自己効力感を育む。

例えば、
「ここはどうして間違えたと思う?」
「どこを間違えたかな?」と質問し、
子ども自身に考えさせることが大切だね。

学校でもよくやるよ。

また、小さな成功を認めて、
ほめることも忘れずにね。

子どもが間違いを乗り越え、
正しい答えにたどり着いたとき、
その努力を認める。

「これでいいんだ」と思えるように。

その結果、
子どもの自信を育て、学習へのモチベーションを高める。

目指すところは、
子どもが自分の学びの主体者であると感じさせ、
自立した学習者へと成長させること 
だと思う。


具体例

いつもお馴染み、
じゃあどうするの?ってね。

また例を紹介していこう。

○間違いを話し合う
子どもが間違えた問題を一緒に見直し、
なぜ間違えたのかを話し合う。

○学習スタイルを理解する
子ども一人ひとりには異なる学習スタイルがある。
視覚的、聴覚的、実践的など、
子どもが最も反応する学習方法を見つけ、
それを活用しよう。

○目標設定を助ける
学習目標を設定することで、子どもは何を学び、
どのように進歩していくべきかが明確になる。
目標は達成可能で、具体的であればさらにいいね。

○環境を整える
学習に集中できる静かな環境を作ることも大切。
できれば、散乱したり騒がしい場所ではなく、
整理整頓された学習スペースを確保したい。
”人の意思は弱い”からね

○ポジティブなフィードバックを与える
正しい答えを導き出したときだけでなく、
良い努力をしたときにもポジティブな声かけを。
学習に対する自信とモチベーションを保てるサポートを。


個人的にお勧めしているのは
「けテぶれ学習法」

け:計画
テ:テスト
ぶ:分析
れ:練習

大人でいうPDCA的なものだね。
詳しくはまた今度説明しようかな。
書籍があるから、早く知りたいっていう人は
検索してみて。


結論

子どもの学習中の間違いが、
成長と学びの貴重な機会であることを改めて確認できたね。

間違いを恐れることなく、
子どもたちが自信を持って
学習に取り組むことができる環境を作ることが、
私たち大人の役割。家でも、学校でも。

子どもが間違いを犯したとき、
それを責めるのではなく、一緒に学び、
成長する機会として捉えよう。

その過程で、
子どもは自己効力感と学習へのモチベーションを高め、
自立した学習者として成長していく。

子どもの未来はより明るく、生きる力をつけるために
子どもが自分で学んでいく経験を積ませてあげよう

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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

スキやコメント、いつもありがとうございます!
返信遅れてすみません。
必ず返信します。


あと、最近
妻のお腹の子の性別が判明しました。
早く会いたいな。

ではまた。

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