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【子どものため?】過干渉、過保護の末路

こんばんは。もってぃーです。
また1週間が始まりましたね。

今週も楽しく、前向きにいきましょう!

しかし・・・
妻はつわりでダウンしています・・・
昨日の夕飯は「気持ち悪くて食べれない。」
と言い、
食後2時間経ってから
「ちょっと食べれそう。」と言って
パンを食べていました。

見ているだけでも辛いです😢😢

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さて、今回は「過干渉・過保護」の話。

あなたは今日、子供にどんな言葉をかけましたか?

日々、教師として学校現場で働いていると、
やはり毎年のように「ん?」と思うことがあります。

愛情と過保護は紙一重です。

しかし、時に親は、愛情の名の下に
子供に対し過干渉や過保護になってしまう
ことがあります。

ということで、子育てにおける過干渉と過保護が
子供に与える影響について、一緒に考えていきます。


過干渉・過保護とは

まず、「過干渉・過保護」はどういうものか。
ここで言語化しておきます。

親が子供に対して過剰な関心や保護を示す行動を
「過干渉」「過保護」と呼びます。
これらは、親の愛情深い行動から生じるものですが、
適度を超えると子供の健全な成長に悪影響を及ぼすことも。

過干渉とは、子供の自由や自主性を制限し、
親が子供の日常生活や決定に過度に介入すること。
子供の学業や趣味、友人関係に対する過度な管理や指示。
子供が自己決定能力や問題解決能力を育てる機会を奪い、
依存心を高めること危険性があります。

過保護は、子供を危険や失敗から守ることに重点を置き、
子供が独自に行動する機会を制限する行動。
子供が自分の力で挑戦する経験や、失敗から学ぶ機会を
奪うことにつながり、自立心の育成を妨げます。
これらの行動は、親の愛情から来るものですが、
子供の自信や自律性を育むためには、
適切な距離感とバランスが求められます。

過干渉と過保護の具体例

学校生活における親の過干渉の一例として、
子供の友達関係に介入するケース。
子供が友達とのトラブルに直面した際、
親がすぐに学校に連絡し、
問題解決に介入することがあります。
もちろん、全てが悪いわけではありません。

しかし、子供自身が対人関係を築く能力を
身に付ける機会を減らしている
可能性があることも
忘れてはいけません。

また、家庭内での過保護の例として、
子供が自分でできることでも
親が代わりに行ってしまうケース。
子供が自分で服を選んだり、
片付けをしたりすることなく、
すべてを親が行ってしまうと、
自己管理能力の発達が遅れる可能性があります。

過干渉や過保護は、
子供の自信や自立心を育てる上で
障害となるかもしれません。
子供が自分の力で問題を解決する機会を奪い、
結果的には社会的なスキルの発達を遅らせることにも
つながりかねません。

時には一歩引いて、子供が自分の力で成長できる環境
作っていくことを大事にしたいですね。

親の勘違い

「私はただ、子供のためを思って...」
よくありますよね。
教師である僕もそうです。

しかし、
時にそれは「過干渉」や「過保護」の言い訳に
なっているかもしれません。

親の過干渉や過保護は、
愛情から来るものかもしれませんが、
それが子供の自立心や自信の育成を妨げる場合がある
ということを忘れてはいけません。

子供に常に介入し、彼らの代わりに問題を解決することは、
本当に良いのか?
子供のためになるのか?
自己満足ではないか?

本当の愛情とは、子供が自らの足で立ち、
自分の道を歩めるようサポートすること。
時には難しいかもしれませんが、
子供が自分の判断で行動し、
それに伴う結果に向き合うことこそが
大人の役目だと僕は思います。

子供が失敗を恐れずに挑戦できる環境を作り、
失敗から学ぶことの大切さを教えたいものです。
子供が自分自身の力を信じ、
挑戦する勇気を持つことができれば、
それこそ愛情の成果と言えるでしょう。


長期的視点 - 過干渉と過保護の末路

過干渉や過保護の影響は、
短期的には目立たないこともありますが、
長期的に見ると子供の成長に深刻な影響を
与えることがあります。

子供が成長し、独立する段階になると、
親の過度な関与が自立を妨げる原因になることも・・・

例えば、長期にわたる過保護は、
子供が自己判断やリスク管理のスキルを
学ぶ機会を奪います。
つまり、その能力が低いまま成長するということ。
怖いですよね。

これは、大人になってからの意思決定や
問題解決能力に影響し、
社会的な自立に必要なスキルの獲得を妨げることにも
繋がります。

また、過干渉が続くと、子供は
どんどん自分に自信をなくすかもしれません。
自己表現や自己主張の能力の発達を遅らせ、
他人との人間関係を築くのに苦戦します。

最も重要なのは、
自分の人生を自分でコントロールできるようになること
親が過度に介入することで、
子供は親の判断や選択に依存するようになり、
独自の決断ができなくなってしまいます

自立した大人になるためには、自己決定の機会が必要です。

それは日常の小さな小さな意思決定の積み重ねによるものです。

投げる力は投げて鍛える。
走る力は走って鍛える。 それと同じです。

自分のことを自分で決められない
自分の問題を自分で解決できない

このまま大人になるのははっきり言って危険です。
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親としてできる最善のことは、
愛情と支援。

様々な姿を受け入れる愛情と
様々な姿で寄り添う支援により
自分自身の決断を下す能力を育てることです。

子供に自分の選択を尊重し、
失敗から学ぶ機会を与える。

失敗は一緒に受け止める。
失敗を受け止め一緒に考える。
失敗を一緒に学びに変える。

あくまで支援です。
コーチングのイメージで。

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最後に


いかがでしたか?

愛情と過干渉・過保護は紙一重です。

そして、一番難題なのは、やはり
自分では気づきにくいということ。

世間の当たり前や
他人の心構えを知ると
自身の子育てを見直すきっかけになるかもしれません。

でも、比較して落ち込んだり、
追い込まれたりしてはいけませんよ!

自分の考えを見直すきっかけにする
ということだけで良いです。

誰も正解は分かりませんので。

僕自身も過干渉になっているかもしれません。
後から気づくことだって山ほどあります。
それでも、
「ここは任せられるようになったな」と
そんな物事が増えました。

みなさんも、ぜひ、
親の挑戦
大人の挑戦
として子供達に任せてみてください。

きっと思っている以上に
なんとかなります。

学校・保護者ともに協力して
最善の環境づくりに励んでいきましょう!
今後ともよろしくお願いします!


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それでは、次回の投稿でお会いしましょう!

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