見出し画像

子育てが「服」で変わる

今年夏に提供開始予定の、最新赤ちゃん服がある。これにより、私たちの生活が大きく変わるかもしれない。

今回取り上げる記事はこちら↓
(若干要約しました。)

京都の繊維メーカーのミツフジが、フランスと神戸の子供服メーカー2社と連携し、「スマート衣料」を使った乳幼児の見守りサービスを始める。

この衣料は、体調の異変や乳児のうつぶせ寝を感知し、保護者や保育士のスマートフォンを鳴らして通知・警告してくれる。専用アプリでも体温などを確認可能。日本では、2019年夏をメドに保育所向けの乳幼児見守りサービスを始める予定。
フランスでは2020年に販売開始予定で、子供服の価格は4千円程度、サービス利用料は月額3千円程度を想定している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40393350U9A120C1LKA000/

■保育所も大変だけど、共働きの夫婦も大変

この最新衣料は、今年夏から"保育所向け"としてサービス開始予定だ。だが、これを本当に必要としているのは、共働きの夫婦ではないだろうか。

共働きである上に、子育てをしている家庭は近年かなり増えてきている。(実際に私も、結婚した際には共働きすることを考えている。)そんな中、子育てと仕事の両立はかなりの負担になる。

私の周りの子育て経験のある女性数名に聞いてみたところ、赤ちゃんを育てる上で最も苦労したこととして、①泣いている理由がわからない ②眠る時間がバラバラ、の2点があがった。

赤ちゃんがなぜ泣いているのか、子育て初心者には分からないのは当然である。また、眠る時間が不規則な赤ちゃんがうつぶせ寝をしていないか常に確認することが大変であることは想像に難くない。そんな時に、この最新衣料はとても役に立つだろう。

■赤ちゃん最新衣料の競争激化

先ほど述べた「赤ちゃん最新衣料」は京都のミツフジのものであるが、他にもこのような製品は存在する。

例えば、福祉機器製造のジェー・シー・アイ(仙台市)は、乳幼児の睡眠時の心拍や呼吸などを感知するセンサーマットも手掛けている。

また、NTTドコモ東北支社は、うつぶせ寝をワイヤレスカメラと人工知能(AI)を用いて検出する実証実験をしている。

ITベンチャーのユニファ(名古屋市)は「るくみー午睡チェック」というシステムを開発。センサーを衣服に取り付けることで、呼吸の有無や寝返り、寝相を把握できる。(税抜きで1つ3万円)

今後、このような商品は多く開発され、保育所だけでなく、より多くの場所で活用されることが予想される。また、現段階では価格設定は高めのものが目立つが、似たような商品が多く世に出ることで、手頃な価格になるかもしれない。

製品単価が低くなり、一般家庭でも気軽に利用できるようになってほしい。出来るだけ早くそれが当たり前になり、より子育てしやすい世の中になることを祈るばかりである。

☆  ☆  ☆


ミツフジの最新赤ちゃん衣料は、フランスでは来年から販売予定(おそらく一般向け)なので、フランスに留学した際に、日本の誰かへの出産祝いとして、実際に私も購入してみようと思う。

購入レポートもその時、noteに書いてみます(^^)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?