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ハイ・コンセプトを読んで。6つの感性のうち、「まじめ」だけでなく「遊び心」について

ハイコンセプト:新しいことを考えだす人の時代 を読んでのメモ。


左脳的でロジカルな思考よりも、右脳的な全体像を見たり、共感したりする思考がこれからは大事になる。

そして、これからは「6つの感性」が大事になってくるそうです。

6つの感性

「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」

今回は、「まじめ」だけでなく「遊び心」について、感じたこと。

ゲームとよい関係をつくる

ゲームのようなひと昔前だと遊びと思われていたことが、実は人の行動を促すきっかけにもなるし、ゲームが思考に役立つ、という話。米軍でもゲームを活用して、軍への関心を広げたり、している。ゲームをよくする学生の方がテストの点が高くなる、という調査もあるそう。

最近、息子がNintendo Switchでゲームするようになり、どうゲームと向き合うべきかなと思っていたけど、ただ漫然とTVを見てしまうよりも、いっそゲームをした方がよいのかもしれない。マリオBrosも次々と移り変わる様々なコースや敵の動きを把握して、すり抜けながらコインやアイテムを獲得するのは、全体像をつかむトレーニングになるのかも!?と思ったり。マリオメーカー2なんかも、まだ無茶苦茶なところはあるけど、自分で構想して形にする、という部分はとてもLEGOやブロック遊びとも似ているし、コースには簡単な場面・難しい場面もあり、ある意味ストーリー性もある。

自分も時々一緒にやりたいから、ゲームもいいもんだ、と言ってるわけではありませんが、このようなことを最近感じています。ゲームは人をダメにする、みたいな考えでなく、ゲームをうまく活用することで、人生が豊かになる、という視点でみていきたい。

ユーモア・笑いで人間らしく、楽しく

笑うことで健康的になったり、対立的な感情が和らいだりする。有能な経営者はユーモアをうまく使う。ユーモアはコンピュータでは理解しにくい、人ならではの知的な活動である。


ビジネスのシーンでは、日頃は大笑いしたり、ユーモアなことを言ったり、はなかなかしづらいけど、うまく取り入れると、会社の場がよりみんなにとって楽しい場になるのだろうな、と感じた。まずは笑顔、嬉しい時にはしっかり笑う、ということからかな。

家では、息子が最近ダジャレにはまっている。図書館でもダジャレの本を借りて、1日10回以上(そんなもんじゃないか?)はダジャレを言っている。調子を合わせて私もいろいろ言ってみてます。「オランダに行ったら、誰もオランダ」という定番から、「いよかん食べたら、いい予感」(図書館の本より)など。そして、あれはどうかな、これはできるかな、結構考えるのは、意外と思考のトレーニングになる気がする。語彙も増えるし。


「まじめ」だけでなく「遊び心」 についてのメモでした。これからの時代は「まじめに遊ぶ」という感覚で仕事や家庭で過ごしていきたいと思います。

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