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VUCA時代に必要な「変化を起こす力」

【MOTONARI‘s note No.48】

どうも、MOTONARIです。

本日は、「VUCA時代に必要な変化の考え方」というテーマです。

まずは「環境変化について」。

1.環境変化の影響

僕の大変化ポイントは人生を振り返ると幾つか存在しているのですが、その中の1つに「転職」があります。前職は申し訳ない表現ではありますが、教育体制とか心理的安全性とか、そういった言葉から遠い会社でした。

1年目の最後は委縮しすぎて上司や先輩に相談が出来ないレベルまで気持ちが落ちていました。(2年目に左遷的な感じで遠方に転勤になり、メンタル的に義理セーフでしたが、、)毎日の進みがこんなに遅いのか、と感じる日々はあの時を最後にしたいものです。

そういった社風の企業から、人材業界へと転職しました。世界が一転しました。僕の社会の常識は、相談すると基本は怒られる、報告すると必ず「で?」と聞かれる、というものでした。

ポテンシャル採用で採用されたようなものだったので、わからないことだらけでしたし、最初は自力で勉強して乗り越えよう、と考えて入社したところがありましたが、入社してびっくり。

「わからないことがあったら、いつでも声かけてね!」

と言ってくれる上司や先輩方。

「えっ、、、、いつでも!?」

この瞬間に涙しそうになったことは今でも忘れません(笑)

当たり前の基準って怖いですね。環境を変えただけでこんなにも世界が変わっちゃうんですね。その一言や新しい会社の優しくて情熱的でエネルギッシュな社風に胸を打たれて、猛烈な勢いで働いたことを覚えています。

「環境のせいにするな!」と自責感MAXな言葉が飛んできそうですが、環境や居場所が及ぼす影響は計り知れません。僕は転職の環境変化でそれを実感しました。

出会う環境、出会う人で価値観は変わります。価値観や考え方が変われば行動が変わります。行動が変われば結果が変わります。このサイクルが循環していけば、1年後の成長具合が劇的に変化するのは言うまでもありません。

こういった考え方が強いからこそ、キャリアコンサルタントの仕事は日々やりがいをもって取り組むことが出来ています。環境が及ぼす影響が大きいのにもかかわらず、「年収」「業界の伸び代」などの要素だけに絞って選んでしまう方が結構多い。

一つの要素として選択軸にするのは悪くないですが、それだけに絞ると、上記のような「環境的側面」が抜け落ちることがあります。入ってみたら、自分に合うカルチャーではなかった。価値観が合わない人が多い。年収増えたら我慢できる範囲ならいいですが、カルチャーフィットが出来ていないというのは本当につらいものです。

そういったことを客観的に考えて、自分自身がもつビジョン、信念、軸とマッチ度が高い企業にご縁を結べるように働きかけるのが転職エージェントのCAの大事な役目だと思って日々仕事をしております。

2.悪い環境の中でも「今できることを考えて行動する」

ただ、環境は大事、とは書いてきましたが、環境がちょっと悪くなったから頑張らなくてもいい、というのはまた違ったお話かな、とも感じます。

1年目の僕がよくなかったのは、「その悪い環境の中で今自分が出来ることはなんだろう?」と考えることを怠ったことです。「こんなやばい部署で頑張れるわけがない。」と脳も心も決めつけていたので、そういった感情が態度に出ていたのは間違いありません。

なので、環境がきつい、悪いからといってホイホイ気軽に変えてもいい。とはあまり思っていません。就職や転職でいえば、そういった環境を意思決定したのは、紛れもなく自分なのです。(強めのエージェントに良いことばかり並べられてゴリゴリクロージングされてしまった場合は別かもしれませんが、、、)

厳しい環境で働くことは、ネガティブな心と向き合うことがとにかくしんどいですが、きつい環境で得られることも沢山あるはずです。僕は前職の1年目があるから、今のキャリアコンサルタントの仕事と出会った瞬間に「これだ!」と思いましたし、今でも1年目の経験があるからこそ、求職者が安易な選択でブラックな企業に入ってしまうのを防ぎたい、というモチベーションを作ってくれます。

環境選びって難しいな、って今でも思います。僕の場合、1社目から2社目に転職した際には、前職のカルチャーで学んだ会社組織風土の常識があまりにも劣悪な基準をもっていたからこそ、今の会社に恩恵を感じて頑張ることが出来ました。

3.自らが機会を作って変化を起こしていく

人間はいい環境ほど慣れてきます。今の会社の風土もスタンダードになり、昔の恩恵の気持ちは当然のことながら薄れてます。「慣れ」って怖い。環境変化による変化や成長ばかりに頼っていると、慣れた環境化で変化することに苦戦するようになる気がしています。

環境は同じままでも、「プラスの変化」を起こしていかなければ、企業は衰退します。外部は超流動的に変化しているのに、自分たちが現状維持をして同じ環境を保てるわけがないのです。だからこそ、自らが機会を作って変化を起こしていく力(リクルートっぽいですね!)が必要になります。

特にこれからのコロナショックの時代はしばらく続くと推測されるので、そういった主体的な成長を遂げていくことが必要になると感じています。

ちょっと話が逸れますが、現在僕は、「コーチング」に興味津々ですが、コーチングはこう言ったVUCA時代に物凄く理にかなった関わり方だと思うのです。不景気の時代に、誰もが勇気をもって踏み出して何かを生み出す主体性をガツガツ発揮していけるわけではない。

「何とかしたい!」「前に進みたい!」と考えている方に、内発的動機づけで能動的に動いていける関わりを応援していく。答えを教えるのではなく、本人が自分の心や腹から掴み取って自らが歩んでいく。そんなプロセスを伴走するのがコーチングだと僕は考えていますが、こういう時代だからこそコーチングは物凄く貴重なものとして輝きを放つと思っています。

話が色々と出てきてしまったので、、、纏めると、以下の通り。

・環境や居場所がプラスの変化を及ぼしてくれる。価値観が変わり、行動が変わり、結果が変わる。そんなプラスのサイクルを生み出せると強い。

・環境が悪いから直ぐ変えるのではなく、悪い環境の中でも「今できることを考えて行動する」ことが大事。

・自らが機会を作って変化を起こしていく力がこれからの時代はより一層求められる。

・コーチングは最強(笑)

こんな時代だからこそ、今自分に出来ること。外部のネガティブな変化に対応してくための一歩を必死に考えて動いていくことが必要なはずです。個人的にはコーチングを受けることはまじでお勧めです。お世話になっているコーチのおかげでだいぶ自分の軸が定まってきて心がブレなくなりました。価値ある投資だと思いますよ(*‘∀‘)

本日はこの辺で( `ー´)ノ

MOTONARI

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