「存在意義」ってなんだろう?
どうも!MOTONARIです。
本日は、「存在意義・存在価値」のテーマについてです。
このnoteを通じて発信していきたい大きなテーマのひとつです。
今では、自分の存在価値を十分に感じて日々を歩むことが出来ておりますが、社会人1年目のときは「存在意義の実感」がゼロになりかけた経験があります。
「俺っている意味あんのかな・・・」
こんなことを人生初めて感じることが社会人1年目の7月くらいから1年目が終わるところあたりまで続きました。
間違いなく人生一番の挫折であり、どん底の経験です。
この経験があるからこそ、今はキャリアコンサルタントの仕事に就いているのでしょうし、より想いをもって仕事に取り組むことが出来ているんだと思います。
他責な考えだと思われてしまうかもしれませんが、1社目の会社の人間関係というか社内の空気がとにかく悪かったのです。人を人と思っているのか?と、社会ってところはそういうところなんだと本気でダークな気持ちになった記憶があります。
(このあたりから、私の社会人1年目の黒歴史がしばらく続きます・・・)
当初の直属の上司に言われてショックだったことは、今でも心に残っています。
「お前のせいでさ、俺が部長に怒られてるんだからな。勘弁してくれよマジで。」
これはきつかった。
怒鳴られるよりもはるかにきつい一撃でした。
「俺は絶対に部下を守る上司になる。」と偉そうに決意したのは、たぶんこの時(笑)
「お前さ、この仕事向いていないんじゃない?」
「暗いやついるとさ、空気悪くなるから暗くすんのやめてくんない?」
「(営業から戻ったときに)お前、今日何してきたの?」
と、こんな感じの一撃をくらい続ける日々・・・。
(今思うと、完全に会社のせい、と他責で自分から変えようとしなかったな、と反省するところもあります・・・)
1年で2回、ずる休みをして実家に帰ったこともありました。
お恥ずかしい限りですが、母の前で大べそかいて泣きじゃくったこともありました。
ずる休みをして実家に帰ったときに、会社を辞めると伝えようとしてたんですよね。
でも言えなかったです。
なんで泣いたのかというと、「存在価値」を認めてくれたからっす。
あぁ・・・俺のためにこんなにも親身に話を聞いてくれて、俺が泣けば一緒に泣いてくれる人がいるんだな・・・って。
そこから、逃げ切る感じでもいいので、何とかこの会社で1年目が終わるところまでは這いつくばってでも残ろう。親を悲しませたくない。と消える寸前の火を何とか着火して会社に通いました。
幸い営業のお客さんとは関係性が出来ていたので、「用なしアポ」にもよくお付き合いいただき、きつい社内にいる時間を減らしてくれました。無理に私に発注をしてくれて、仕事をくれたりもしてくれました。今思えば、まじでお客さんに恵まれてたな・・・。
こんな絶望的な日々も転勤という転機で何とか潜り抜けることができました。(2年目からは部署のメンバー、お客さんに恵まれてどん底からの這い上がることができましたとさ・・・)
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ちょっと暗くなるエピソードだったかもしれませんが、この経験が私を強くしてくれたことは間違いないですし、キャリアコンサルタントの仕事がいかに大事なワンシーンであるかも人一倍わかっているつもりです。
どん底の経験があったからこそ、求職者の心の奥の声までしっかり聞こう、という気持ちにもなりますし、この1回の面談が目の前の方の人生を良くも悪くも変えてしまう、という意識でも取り組むことが出来ております。
「存在価値」を実感する大切さ。
「ここにいてもいいんだ」と思える環境
「必要とされている」と感じれる環境
「ありがとう」と言われる環境
皆さん、ピグマリオン効果ってご存知でしょうか?
他者からの「期待」を受けることで頑張る力が増して成果を出せる、という心理学用語ですね。
これは自分が必要とされている!という存在価値の承認から生まれるものだと感じます。
相手の存在に感謝することの大切さ。
相手がいるから自分という存在の大切さに気づけるんだと思います。
部下の育成が上手い方、社内の人間関係を築くのが上手い方は、おおよそ上記のようなことを意識して(意識していなくても自然と)出来ているんじゃないでしょうか。
現在、在宅ワークで「存在意義」を感じることが難しいと感じ始めている方もいるかもしれません。そういうときは、「まずは自分から相手の存在価値を承認すること」からです。
「在宅してて思うんです。やっぱりメンバーって大事だなーって。早く出社してみんなに会いたいです!」
みたいな感じで伝えるだけで人間関係が好転していくものではないでしょうか。
今日はちょっとディープな感じになってしまいましたが、、、
まとめると、
「相手の存在を認めることって大事。」
ってことでした!
今日は「心のテーマ」でした。
明日以降は、キャリアコンサルタントの仕事のやりがいとか大変なところ、エージェントの裏側、なんて話もしていけたらな、と思っております(^^♪
それでは今日はこの辺で!
MOTONARI
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