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2022年12月の記事一覧
第二回伊勢原素人落語大会で感じる。じゃあこれを書いている俺はいってぇ誰なんだい。
粗忽長屋という演目がなぜか好きである。そそっかしい人間が、自分が死んでいるのに気付かず家に帰っていて、知り合いからお前は死んでるぞと一緒に自分の死体を確認しに行く噺だ。自分の死体を確認した本人は、死体を抱いて帰ろうとする。その最後サゲの部分の言葉、
「抱かれてるのは確かに俺だが、抱いてる俺はいってえ誰なんだい?」
文章にして読み解いても、現実には起こり得ない事だ。空想をおもしろおかしく話す。想