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小豆島のこと
社会人になって2年目、
コロナの外出規制が少し緩和された頃、
初めての夏休みをとって小豆島・直島へ行きました。
そのとき小豆島について知っていたことといえば
オリーブと素麺が有名らしい!ということくらい。
わたし素麺大好きだから
たくさん食べられたらいいな〜。
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わたしは、島旅が大好きなのだけど、
その理由として1番大きいのは、
地図がワクワクするから!
島の地図をみると
島の端から端まで自転車で突っ切れちゃうんじゃないか
と思うくらいの制覇したくなるワクワク感があって
周りを海で囲まれた土地ならではの
(日本自体がそうなのだけど内地じゃない土地)
あの潮の匂いがなんともいえない気持ちにさせる。
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1泊目の宿は、ベッドがかわいいゲストハウス。
こんなベッド。
「島旅の朝」に写真を載せているのでよかったらぜひ。
友達と夜までいろんなことを話して、
わたしは写真を撮って、
友達は文章を書いていて、
たまにお互いに、これどう思う?とか
見せ合ってああでもないとかこうでもないとか
言いあって、
それぞれの時間を過ごしました。
ゲストハウスの屋上では、バーがあって
みんなが思い思いのお酒やおつまみを持って
色んな話をしていて、ゲストハウスって
こういうところがスキなんだよなあと思ったり。
参加しても参加しなくてもよくて
仲間に入れて欲しくなったら入れる空間が
そこにあるっていうのが一人旅のとき
ゲストハウスを選んでしまう理由なのかもしれない。
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街を散歩すると、猫がたくさんいて
懐くわけでもないし逃げるわけでもなく
オレはオレの時間を過ごすが?
みたいな我関せずの態度を貫く猫。
バイバイ〜って声をかけると
「にゃー」って呼んできて、
あっさりわたしは猫派に乗り換えた。
わたしも猫になりたい。
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小豆島には、お醤油のアイスってやつがあるらしい。
お醤油の蔵見学に行くと食べられるそう。
蔵につくと、おっきい樽があって、
蔵の人が出迎えてくれた。
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お醤油の蔵にいくときは納豆を直前に食べるのは禁止で、
納豆菌を持ち込んでしまうと悪さをするらしい。
薄暗い蔵のなかで、説明を受けながら
ドキドキしつつ階段をあがると、
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お醤油の樽がたくさん。
様子を見ながら樽の中をかき回す職人さんが
美しくて、見惚れてしまった。
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見学が終わったところで、
待ちに待ったお醤油アイス。
注文して外のベンチで待つと、運ばれてきた。
お醤油をかけながら食べると
あまじょっぱくて美味しい。
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帰り道にしっかり、お醤油も買って
小豆島の素麺と一緒にいただく。
いつもよりずっと美味しくてぺろりだった。
いまでもたまに、小豆島のお醤油を
東京の店でもみかける。
わたしはちょっと得意げに
醤油樽のあの重みと樽をかき回す職人さんの
かっこよさと美しさを思い出す。
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