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只今、修行中。カスタマーサポートとBizOpsを経て、いざ!!エンジニアに挑戦

これはEventHubのアドベントカレンダーの1日目の記事です🎄こんにちは、諸岡もろおかです。

EventHubではカスタマーサポートBizOpsを担当しておりまして、去年のアドベントカレンダーでは、カスタマーサポートとBizOpsの兼務に関して執筆させていただきました✍️

2023年はプロダクト開発に挑戦し始めたので、僭越ながらそれをテーマに書こうと思います。

なぜやろうと思ったのか、エンジニアリングの知識は何の役に立つのか。やってみて苦しいことや変化したことは何か。

キャリア開発に悩んでいる方や、エンジニアに興味がある方、EventHubを知りたい方へ、少しでも助けになれましたら幸いです🌸

カスタマーサポートで2023年に取り組んできたこと✍️

2023年はチームで様々なことに取り組みました。
EventHubは、2023年6月にプロダクトのデザインをリニューアルしたのですが、それに伴い、ヘルプページを0から構築する必要がありました。新デザインのヘルプページ構築が2023年で1番大きなプロジェクトだったのではないかと感じます。他にも、プロダクトの文言をアップデートするUXライティングに取り組んだり、今後は海外チームと協力して日英ヘルプページの構築プロジェクトにも取り組む予定です。

カスタマーサポートチームの取り組みについてはCS HACKアドベントカレンダー12/16(土)に書くので、ぜひそちらをご覧ください🌱  |ω・)チラ 

(⇩取り組みではなく、ミッションについて書きました。)

BizOpsで2023年に取り組んできたこと✍️

コーポレートエンジニアをしているY横山さんと一緒に、2人でBiz Opsチームを立ち上げてから約2年。2023年は主にSalesforceの開発と、自社プロダクトのAPIを売る仕組み作りに力を注いで来ました。

1年前のSalesforceと比較すると、意思決定や振り返りをするための多くのデータが分析できるようになりましたし、プロセスビルダーも無事全てフローに移行できました。

また、EventHubでは2023年1月にAPIを公開したので、BizOpsチームでは営業チームが売るための仕組み作りを目的に、プリセールス業務に取り組みました。私が2023年に発した言葉の中で1番多かった言葉は「私」か「API」なんじゃないかと思うくらい、導入支援に向き合った1年でした。(通称:APIお姉さん)

BizOpsでは2023年に多くのプロジェクトに取り組んできましたので、詳細はチームメンバーY横山さんの12/20(水)アドベントカレンダーをご覧ください🐳 

で、なぜエンジニアに?

さて本題。(…待ってた?♡)
今年の春ごろからTypescriptやReactといった言語を勉強し始め、現在は1-2スプリントで開発できるようなプロダクト開発に携わっています。まだエンジニアと言えるほどの事はできていませんが、いわゆる"駆け出しエンジニア"として修行中。

で、なぜ急にエンジニアなのか。

理由はシンプルです。
5年後の自分のキャリアを考えた時に、エンジニアリングの知識があることで、実現可能な未来の選択肢が増えると感じたからです。

というのは後づけのイケてる理由で、
単純に"やりたかったから"です。
数年後に新しい景色が見られるんじゃないかと好奇心のアンテナが立ったからです。

日々業務をしていく中で、ちょこちょこと顔を出す「技術の壁」。日に日に顔を出す頻度が多くなっていたので、思ったのです。
「ああ…。階段を登る時が来たのだ…(´-`)」と。

日本語訳:"学ぶほどに見えるものが増える"

- 技術の壁、その1 -

もし自分がカスタマーサポートとして次のキャリアを構築するなら、何に興味があるだろう…と考えた時、思い浮かんだのはCRE(Customer Reliability Engineering)。
CREとは、お客様が抱えるサービスへの不安や不満を技術的に解消して、信頼性を向上させるアプローチの一つで、Googleが提唱した概念です。
 
最近生まれた職種ということで認知度は低いですが、今後さらに需要は高まっていくのではないかと注目しています。CREはカスタマーサポートの経験が活かせるなぁ〜なんて思っていました。

……が、私には技術力がない。

はい、壁どーん( ᐙ ) 

ウグッ….

- 技術の壁、その2 -

もし自分がBizOpsとして次のキャリアを構築するなら、何に興味があるだろう…と考えた時、思い浮かんだのはSalesforce開発やデータ周りの課題をテクノロジーを用いて解決していくDataOps領域。これらの領域は、深くなればなるほど技術の知識が必要となるのですが、BizOpsチームのY横山さんが技術力を持ち合わせていたので、この1年間、技術が必要なものはY横山さんに頼りながら教えてもらいながら生きてきました。

BizOpsという職種がまだ新しい概念なので、私のやってみたい領域もまだ突き詰められていない。ただ、1つ言えるのは、私が興味のある領域にはいずれ技術力が必要だということ。

しかし、今の私には技術力がない。

はい、壁どーん( ᐙ )

ウグッ….

- 技術の壁、その3 -

2023年の4月ごろから、1~2スプリントで開発できる機能の要件書を書き始めるようになり、プロダクト開発に携わることが多くなってきました。

お客様が要望している機能を要件書に落とし込み、エンジニアの方に開発していただく。

要件書を書いているとき、ふと思いました。

お客様が抱えている課題に対して、技術的に実現性が高い解決策が提案できない開発工数の見積もりができないエンジニアリング側で抱えている課題が理解できない。理解できないから良い提案も意思決定もできない

「お客様の課題を解決するための要件書は書いたけど、これって技術的に実現できんのかいな…」とか、「要件書を書いたはいいが、開発にどんくらいかかるんじゃ…」とか、「もっと良い方法が実はあるんでねぇか…?」とか。

少しも予測ができない自分が悔しくて、悔しくて、悔しくて、つらいよ〜
\(゜ロ\)(/ロ゜)/\(゜ロ\)(/ロ゜)/

引用「ゴールデンボンバー「女々しくて」MV」(あ、30代ってバレる;)

質の良い要件書を書いて開発スピードを上げることや、実現性の高い解決策を提案すること、だいたいの見積もりを予測することは、技術を知ることで解決できる部分があるのではないか…とぼんやり感じました。

しかし、私には技術力がない。

はい、壁どーん( ᐙ )

というわけでプログラミングを勉強し始めました。

現在は、お客様の要望を拾いながら要件書を書き、自分でも開発できそうなものは開発してみるというサイクルで自分自身を鍛えながら、プロダクト開発を始めています。

1~2スプリントで開発できる機能のことを、弊社では「Small開発」と呼んでいます。リリースした後に発覚した「ここの機能を少しこうしてほしい」という要望や、「新機能をリリースした影響でこれまであった機能に使いづらさが出てしまった」というような、少ない工数でお客様に価値を与える開発を模索しています。

まだたった半年ですが、そのたった半年でも見える世界が大きく変わり始めています。

1. ノーコードツールのワークフローが作りやすくなった

これまで、私はSalesforceのフローやZapierのワークフローなど、ノーコードツールのフローを作ることが多かったのですが、プログラミングを勉強することで「ノーコードツール」の仕組みは全てプログラミングの考え方と同じだったのだと今更気づきました。 (だからノーコードツールというのか…)

プログラミングはなんでもできる言語、ノーコードツールはプログラミングよりは制約があるけれどコードを書かなくても同じようなことができるもの。

プログラミングを勉強することでノーコードツールのフローがさくさくと組めるようになりました

左:Salesforceのフロー  右:Zapierのフロー

(Salesforce Adminやり始めた時に欲しかった能力…)

2. GASが書けるようになった

これまではOpsチームのY横山さんに頼んでいたGAS(Google Apps Script)も、自分で少しずつ書けるようになってきました。JavaScriptの基本を学んだ上でGASを書いてみると、良い脳トレになる。
できることが増えるって単純に嬉しい。

3. プロダクト開発手法を知った

カスタマーサポートやBizOpsをやっていたもので、これまでアジャイル開発やらスクラム開発やらの具体的な内容を知りませんでした。プロダクト開発に携わるようになり、これらの開発手法を知ることで、この手法はあらゆる職種で活用でき得るものだと感じました。特に、BizOpsでは何かを開発することが多いため、適応できることが多いと感じましたし、実際に近い方法を取り入れてSalesforce開発に取り組めました。

4. 開発見積もりの精度が上がる兆候が見えた

開発をしてみると、簡単なUIの修正だ!!! と思いきや、すっげぇ影響範囲が大きくて、実は工数がかかる開発だったということに多々遭遇します。
見た目の変化と開発工数はイコールではない。
これはSalesforce開発でも感じていたことなのですが、プロダクト開発でも同じなのだと痛感しました。予想していた以上のギャップでした。
まだ精度が上がっているわけではないですが、精度が上がる兆候は見えてます。

5. 要件書を書くときの視点が増えた

開発を進めていくと、要件書に書かれていないもので「あれ…これはどう実装するのが正解だろう。」と迷うことがあります。
自分で書いた要件書なのに、自分で書いた要件書のせいで開発の手が止まる。この立ち止まりがない要件書だと、早く開発ができると感じた一方で、どう実装するのがベストなのかを自分で判断できる力があると良いのだと感じました。

もちろん、大きければ大きい機能であるほど、全てを網羅した要件書を書くことは難しいですし、多くのステークホルダーに確認しなければ判断ができないこともあります。
ですが、自分で書いた要件書を見て開発をすることで、開発しやすい要件書とはどのようなものか、立ち止まる時間を短くするための判断力をつけるにはどうすべきか、研究する価値がありそうだと感じました。


まだ技術力の「ぎぃぃぃぁぁゃぃ」の字もないですが、こういった形で、自分の見える世界が大きく変わり始めています。

お客様との接点が多いメンバーから意見をもらい、「これを開発したら絶対みんな喜ぶじゃん」と思ったものを開発してリリースできた時は、たった2,3行のコードを変えただけでも酒がうまい🍺

「これ便利ですね!!」「お客さん絶対に喜びます!!」と言われるともっと酒がうまい。

プロダクトを触っている時、自分で開発した機能に自分が救われた時はもっともっと酒がうまい。
といった旨みも感じ始めてます。

…とは言っても、やっぱり大変。

普通にできなくて涙が出ます。
ど素人がプログラミングを始めるのですから、当たり前です。
3ヶ月で108回心折れました。

まず、何から始めれば良いのかわからない。

プロダクトがどうやってできているのか全く分からない。何を勉強すれば良いのか分からない。右足を一歩前に出そうとも、どこに上げた足を着地すべきか分からないから最初の一歩さえ前に出せない、こんな状態に陥ります。
先輩からアドバイスをもらい、勉強するのみです。

次に、この実装で本当にいいのか不安になる。

時間をかけて実装したものが、実は顧客のためにならなかった。とか、バグを引き起こしてしまった。とか、違う方法の方が良かった。とか、考えるだけで不安な気持ちになり、不安な気持ちのまま実装する日々が続きます。先輩からアドバイスをもらい、失敗しながら経験値を増やして自信をつけるのみです。

そして、価値が出せない状況に苦しくなる。

これまでの業務はスイスイとできていたのに、開発となると時間がかかる。頭を抱えている間に刻々と時間が経過し、自分は価値が出せない人材なのだと悲観的になります。こんなことをしている間に別の何かで事業に貢献したほうが良いのでないか、と後ろ向きになります。
1年後、2年後は3倍にして価値を生むのだという強い心、自分にできないことはない、と信じる心を持つのみです。

ほんで、エラーが夢に出てくる。

  1. ん?なんでエラーが出るんだ?

  2. □_ヾ(・_・ )カタカタ…

  3. 直った!!!  ん…?なんで次はこっちがエラーになるんだ…?

  4. □_ヾ(・_・ ;)カタカタ…

  5. 直った!!! ん…?なんで次はそっちがエラーになるんだ…?

  6. ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ(╬◣д◢)凸!!!!!!!!

という繰り返しなので、夢にエラーメッセージが出てきます。


とまあ、こんな調子で何回も心が折れるので、Twitterで #駆け出しエンジニア のお友達募集してます。一緒に大泣きましょう。

1年後。3年後。5年後。

これからは、少しずつ、着実に、勉強していきながら自分にできることを1つずつ増やしていこうと思っています。

1年後、3年後、5年後、きっと今取り組んでいることが役立つ日が来るはずです。複雑なことが増えているこの世の中で、何かを複合的にアレンジしたりプロデュースする能力を鍛えて、答えのない課題に対して最適解を見つけられるだけでなく、付加価値を生むことができる人になっていきたいなぁなんて思ってます。

とりあえず、人生一度きりなので、やりたいことを。2024年は"駆け出しエンジニア"を楽しもうと思います 
□_ヾ(・_・ )カタカタ…
来年の私はどんな感じに進化しているでしょうか。
素敵な自分に会えるかどうかは、自分にかかっています。

最近ハマってるアイドル 🎀

ここで、最近ハマっているアイドル、FRUITS ZIPPERフルーツ ジッパーを紹介します🥰 (急)

どのメンバーも、色々な角度でKAWAIIカワイイを届けてくれる、令和最強のアイドルグループです。FRUITS ZIPPERフルーツ ジッパーのメンバー、オレンジ担当の鎮西寿々歌ちんせいすずかちゃんは、NHKの天才てれびくんやニャンちゅうのお姉さんとして活躍していたのですが、「アイドルをやらないと死ねない」と思い、アイドルに転向したのです。

鎮西寿々歌ちんせいすずかちゃんの勇気と決意に心震わされ、私も思いました。
 
エンジニアをやらないと死ねない」と。

ここで私が一番好きな曲を紹介させてください。
ぴゅあいんざわーるど」です。
この曲は、FRUITS ZIPPERが私を応援するために作った曲だと信じています。

「なれたらいいな」じゃなくて「なるんです!」
私たちはいつも一緒だよっ

作詞:玉屋2060%

それでは聞いてください。
「ぴゅあいんざわーるど」。(お願いだから3分50秒再生して)

(oノД`o)ハァァァァァァァァァァァ…… キャワイイ…♡♡♡♡

FRUITS ZIPPERファンもぜひX(@mororo_yui)フォローしてください🍬

おわり。


アドベントカレンダー2日目は、最近EventHubに入社してくださったマーケッターの杉浦さんです⭐️ すっごい優しい眼差しをしている、あたたかい方です。明日をお楽しみに〜!

🎀 EventHubでは、各ポジションの採用活動を強化しています。
\ ご興味がある方はぜひご連絡ください!/

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