「好きなことだけして生きていく」…なんて嫌だ！

僕は、好きなことだけして生きていくのが理想的な生き方だと思えません。
(というか不可能だと思ってます)

結局、好きになれないけど意味のあることってのが沢山あるのが世の中です。
それに、好きなことを仕事にしようとすると、好きなことの中に、普通に生きていく上では、決して味わわなくて良かったような沢山の嫌なことを見出してしまう気がします。

好きじゃないこと、嫌なこと苦手なことをを乗り越えるのが楽しい。そういう感覚は誰しもあると思います。
ストレスを感じられない、やりがいのない人生なんてむしろ苦痛です。
少なくとも、僕はそういう人間です。
色々なことをやって、視野を広げて成長して、時には大きな挫折したりして、好きなことがどれだけ好きか再確認したりしながら、進んでいくのが豊かな人生だと思っています。

だから、好きなこと以外もやるべきだと考えています。

けど、好きじゃないけど生きるため(金のため)に仕事をする、と極端に割り切ることができないのも事実。
楽しいプライベートのために、苦しい仕事に耐えるとか、ワークライフバランスなんて、できません。
上手く公私を分けるのは僕は苦手なんです。

つまり、好きなことだけして生きていくのは無理だし、嫌だ。
けど、生きるための仕事と割り切ることもできない。

じゃあ、どうするかと言えば…

「金のため中心の仕事」と「好きなこと(趣味)中心の仕事」を分ける生き方

というのを僕は考えています。

そのために、僕は文学部(好きなことの延長線上の学問)を辞めて、医師(安定して稼げる仕事)免許という最強の資格(諸説有り)を取ることにしました。

この医師免許を上手く使うことで、効果的に生活に必要な収入を得ることができます。

そして、その専門性やコネクション、高収入で得た余力を上手く利用しつつ、「好きなこと中心の仕事」をやろうと思います。

そうして、バランスを取りながら生きていこうという魂胆です。

実際、医師の仕事は容易く(好きなことをやりながら)片手間にできるほど甘くないだろうし、僕の好きなこと、やりたいことが稼げるほど形になるかは分かりません。

けど、そういう生き方が自分の理想に合ってるかもしれない、ベターな選択肢だと思ったんです。

どうせ先のことなんて分からないし、最初から無理だと思ってたら、できることもできませんし、頑張れないし、そんな人生楽しくない。

だから、とりあえず、生きるため仕事、好きな仕事を上手くバランスを取る生き方を理想として、希望を持って目指してみようと思っています。