織山英行@わくわくマタギ山ガイド

1983年6月19日生まれ。秋田県北秋田市根森田在住。小さな宿屋&山ガイド。和歌山県出…

織山英行@わくわくマタギ山ガイド

1983年6月19日生まれ。秋田県北秋田市根森田在住。小さな宿屋&山ガイド。和歌山県出身の妻と娘2人と猫がいます/【目標】年間100日森吉山に詣でる/【VISION】秋田発祥のマタギ文化を次世代へ/⁡【資格等】⁡第1種銃猟わな猟免許・WAFA資格所持・鳥獣管理士/エスノグラファー

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    カキノハ

    柿の葉
    300円
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    オニグルミ

    オニグルミ。北秋田市根森田產。
    100円
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ぼくが狩猟をする5つの理由

ハンター十人十色、理由は人それぞれなかなか言葉にすることが難しくて、きちんと伝えられる自信がなかったので狩猟をする理由については言及してこなかったのですが、ちょっと現時点での考えをまとめてみようと思います。「私が狩猟をする理由」的なブログや記事は数多くあり、私も色々と拝見させていただいておりますが、異なった意見を否定する気持ちは全くありません。人それぞれには、それぞれ育った環境があり、目的も手段も皆さん最適解として選ばれたものだと思うからです。そもそも狩猟は生半可な気持ちで出

    • 【思い出話】小学4年生、はじめての山登り(2000字)

      鳥海山の思い出:ブロッケン現象秋田県の鳥海山。その名を聞くだけで、私は懐かしい感覚とともに、笑いが込み上げてくる。小学四年生のとき、父と二人で挑んだあの山、とは言いにくい流れ流されての登山体験。あの日の出来事は、本当にあったことなのだろうかと、いまだにふと思い出す。 ジーパンと手ぶらで登山? 「鳥海山に登ろう」父が突然言い出した。普段は無口な父が珍しく意欲的だ。私は登る気などさらさらなかった。なにせその日は特に予定もなく、私はジーパン姿でのんびり過ごしていたのだ。しかし父

      • ちりつも!バズらせないPR動画戦略

        過疎地域での観光PR戦略:極小コンテンツ制作の提案こんにちは、秋田県北秋田市という人口3万人弱の田舎で宿屋をやっている織山と申します。 今日は私の考えるこれからのローカル観光業界における新たなPR戦略についてまとめてみたいと思っています。 私自身、美術大学の映像学科を卒業し、ポストプロダクションでの仕事を経験しています。この経験を活かし、映像制作の基本技術や効果的なストーリーテリングの手法を地域住民に伝えることができます。また、地元の人々が自信を持ってコンテンツを作成し、発信

        • 未来の豊かな村を夢想する(序章)

          こんばんは。秋田県北秋田市で森吉山麓ゲストハウスORIYAMAKEという小さな宿屋をやっている織山(おりやま)と申します。マタギ文化を広く伝えることを目的としており、私自身も猟友会に入って10年以上活動を行っているところです。 はじめにこの記事では、未来の豊かな村を想像するというテーマで、2億円の資産を持つ村人たちがセミリタイアして自分の好きなことに没頭するというビジョンを紹介します。このビジョンは、仕事をしなくても暮らせる自由さや、自分の好きなことに力を入れることで村の文

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          この世に正解なんてなかった

          何のために生きるのか。 東日本大震災を機に、それまでの僕とそれからの僕にパッキリと分かれてしまった。こちら側の世界の僕は【ふるさと】について比較的真っ直ぐに13年間を考え続けてきた。ようやく風向きが変わってきたのか、最近はこんなヘソマガリの人種でも少しは生きやすくなってきたように感じる。全てはタイミングなのかもしれない。 (最初の写真は私が住んでいる秋田県北秋田市根森田集落) こんな投稿なんて、真剣に書いても読んだ誰もが(自分も含めて)数分後には忘れてる。それでいいような

          この世に正解なんてなかった

          最強の歯科衛生術って何?

          歯は大事生き物にとって、歯はとても重要です。 よく言われていることですが、人間の歯の価値は1本あたり100万円と言われています。口の中全体では3000万円の資産を持っているのと同じなんです。 そのケア方法ですが、人によって千差万別。たまに話をしてみると私のケアの仕方は「え!そんなにやっているの!?」と驚かれてしまうので、皆さんの口腔ケアについても知りたく、まずは自己開示からといった内容です。 私の歯磨き方法もくじ1.電動歯ブラシ 2.ジェットウォッシャー 3.糸ようじ 4.

          秋田の大自然に抱かれ、新しい暮らしの扉を開く - 木村望さんの挑戦と夢の農村体験民宿プロジェクト

          2024年1月11日現在、プロジェクト終了まで残り9日、目標金額の100万円まで現在66%ということで、あともうちょっと…‼ なにかお手伝いができないかなぁということで、この記事は友人のプロジェクト支援のお願いを主目的とした内容になっています。ぜひ下記のURLから木村くんの挑戦内容を見てみてください! プロジェクトのリンク: https://camp-fire.jp/projects/view/722348?utm_campaign=cp_share_c_msg_proje

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          朝霧の森を歩く

          朝の光が静かに森を覚ます。霧が木々の間を縫い、神秘的なヴェールを描く。この静謐な世界に足を踏み入れると、都会の喧騒から解放され、時間がゆっくりと流れる。歩くたびに落ち葉がささやき、小枝がひそかに道を示す。空気は冷たく、肌を刺激するが、心は暖かく満たされる。 ここは自分だけの場所、思いが自由にさまよい、感覚が研ぎ澄まされる。霧に包まれた木々は、まるで昔の物語から飛び出したかのよう。小さな生き物たちの声が、朝の合唱を奏でる。歩みを進めるごとに、新たな驚きが待ち受け、心は期待で弾

          四季があるからこそ生きていける

          こんにちは!秋田県北秋田市でマタギ文化をテーマとした宿屋をやっている織山(おりやま)と申します。 下の写真の通り、山に囲まれて、今現在もカエルの鳴き声がワンワン鳴り響いているところにおります。 さて、今日のお話は、最近だれに会ってもよく言われることについて。 「こんな何もないところに、よく住んでいられるね。」 「時代の流れに逆行しているから、都市部に住んだ方が良いよ。」 「好きで住んでいるなら文句を言うな。」 以前、テレビのコメンテーターさんも下記のようなことを言っていま

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          世界を変えたいなら失敗せよ

          人類誕生から最初で最後の2023年、やりたいことがいっぱいあるぞ! 誰かがこんなことを言っていた。 「世界を変えたいなら失敗せよ」 あぁ、これからも沢山失敗してやろう。 「現状維持」が僕たちを地獄へ連れていく。 現状を保とうとして、平行線のグラフを夢想する人はとても幸せな人だ。現状維持はすべからく緩やかな下降線を描く。そして、その渦中にいると、なぜ自分たちが立っている地盤が沈んでいくのかが全く分からない。例えば、集落から人が少なくなり維持が難しくなってきた時に、何でだ?

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          【山道づくり日誌】これからの人生でやりたい道づくり 後編

          【はじめましての方へ】こんばんは!秋田県北秋田市で小さな宿屋を営んでいる織山と申します。山大好き人間です!(海は視線の置き所がなくて怖い)この記事は2023年から始めたい「山道づくり」について最初の意気込みを書いている記事の後編です。前編はこちらからご覧ください。 https://note.com/moriyoshizan/n/na3c1ea954b99 まずは、読むために貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。また、このnoteは投げ銭をしてくださったお二方のパ

          【山道づくり日誌】これからの人生でやりたい道づくり 後編

          【山道づくり日誌】これからの人生でやりたい道づくり 前編

          【はじめましての方へ】こんにちは!秋田県北秋田市にある小さな宿屋ORIYAMAKE(オリヤマケ)の織山と申します。当宿は日本独特の狩猟文化である「マタギ」を育んできた森吉山の麓にあり、そのマタギ的な暮らしを垣間見ることができる体験型宿泊施設となっています。 ようやくコロナ禍の影響も、ひと区切りつきそうなところで、これからの目標をゆっくりと記録していきたいと考えているところ。 (スペシャルサンクス:宿にご興味を持っていただいた方は、プロフ欄からホームページをご確認くださいませ!

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          ぼくにとっての、とっておきの山歩き

          森吉山麓ゲストハウスORIYAMAKEの織山です。 秋田県北秋田市でマタギ文化を知ってもらうための宿とアウトドア体験を2018年から実施中です。 はじめに今日はその『アウトドア体験』について書いていきますね。 アウトドア体験として行っているメニューはいくつかあるのですが、今回は特に【山歩き】に関して私の考えをまとめてみます。 が、ちょっと冒頭から脱線させてください。 そもそも、なぜこんな記事を書くかというと、やっぱり情報発信って大事だなと思うのと、もし共感をしてくれる人が

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          目で見ること、心で観ること

          はじめにこれはアンサー記事の第2弾。当宿に訪れた体験を綴ってくれた、ペンネーム「たびのきおくさん」の記事を受けての気持ちを表明。 第1弾はこちら。HUNT山田さんの記事に対するアンサー。山で熊に食べられるのって良いよね、という話。 https://note.com/moriyoshizan/n/na889aa5d6391 どちらも20歳代半ばで、私とは10歳ちょっとの年の差がある。所謂ひとまわり違うと、ジェネレーションギャップもあり、好きな音楽や知っている芸人の層が異なっ

          目で見ること、心で観ること

          ただただ、つながっていたい

          はじめに寺山修司と谷川俊太郎が映像で往復書簡をしていた作品が好きだ。 なにが好きかといえば、その「距離感」である。お互いが近すぎず、遠すぎず、それでいてしっかりと思想の根っこは共有していて、アンビエント・ミュージックのような不思議な心地よさが感じられる。 今から40年前に送られた寺山から谷川へのメッセージが、全く縁もゆかりもない僕のこころに、天井のシミのごとく広がり、じっとりと染み込み、上から見下ろしている。 織山から山田へ(アンサー記事)そんな往復書簡ではないが、自分の

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          東京→秋田 移住10年目の日記

          2011年7月→2021年7月を振り返って私たち夫婦と娘1人が東京から秋田へ移住したのが2011年の7月なので、今月で丸10年が経過しようとしています。せっかくの節目の時期なので、これまでとこれからを一度まとめてみたいと思います。(写真は引っ越して来たばかりの時に撮った記念写真。自分は28歳。妻27歳。長女7か月。) まずは家族に感謝を。冷静になって考えてみたら、よくぞ決断してくれたなと。2011年に今の家(私の祖父母の家)に引っ越して来たときは、祖父母とも亡くなってから1

          東京→秋田 移住10年目の日記