売れるもマーケ、当たるもマーケ マーケテイング22の法則
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tomoです。
ビジネス書紹介のお時間です。
著者のアル・ライズとジャック・トラウトは、世界的に知られる
マーケティングの戦略家です。
この本には、長年にわたるマーケティングの原則や問題点の研究を経て、
22個の基本的な法則を導き出しています。
実在する企業のケースを挙げているので、非常に分かりやすい本となって
おります!
ちなみに、星野リゾートの経営は、「教科書通りの経営」をされており、
戦略、マーケティング、リーダーシップなど、本に書いてある理論に
基づいて実践されているそうです。
星野社長が参考にした30冊の中に、
”売れるもマーケ、当たるもマーケ” があります。
正直の法則
22個ある法則の中で面白いと思った「正直の法則」について
紹介します。
☟正直の法則を使っている実例☟
・エイビスはレンタカー業界で、ナンバーツーに過ぎません
・スマッカーといった名前では、せめて品質をよくせざるを得ないのです
・1970年型フォルクスワーゲンは、いつまでも醜いスタイルのままでいます ・ジョイ。世界一高価な香水
なぜ ”正直の法則” がマーケティングの効果を発揮するのか
「ポジティブ思考はあまりにも過大に評価されてきた。
社会における情報量が爆発的に増大した結果、人々は何かを
売りつけようとする企業に対して身構えるようになり、警戒心を
募らせるようになった。」
と本書に記されていました。
ポジティブ発言 ➡ 疑い、警戒心
ネガティブ発言(正直) ➡ 信用、同調
例として・・・(あくまでも私の考え方です)
お店 「日本一上手いラーメンです!」
反応 「日本一は言い過ぎでしょ。ていうか、どうやって決めた?」
お店 「日本で2番目に上手いラーメンです!」
反応 「2番目?普通、一番上手いって言わないかな?でも、潔くて良いよね。」
ネガティブ発言(正直)が ”信用や同調に繋がる” ことが分かります。
3つの注意点
”正直の法則は注意深く、かつ巧みに利用しなくてはならない”
①ネガティブなメッセージが、ネガティブなものとして広く認知されなければならない
②顧客の心に瞬間的に同調心が湧くようでないといけない
【重要】次のステップ
③ポジティブな訴えに素早く移ること
正直であることの目的は、何も弁解することではない。
その目的は、あくまで、顧客を納得させるようなプラス面を提示すること。
「エイビスはレンタカー業界で、ナンバーツーに過ぎません」
を、ポジティブな訴えに移行するとしたら・・・
☟☟☟
「ナンバーツーだからこそ、1人1人のお客様と真摯に向き合い、
サービスを提供します。」とか?(笑)
最後に
「正直の法則」いかがでしたか?
「売れるもマーケ、当たるもマーケ」は実例に日本の企業が挙げられたり
するので、頭にスーッと入ってきます!
マーケティングの基礎的な知識が身に付きますので、興味の
ある方は是非読まれてください!
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