桜の季節は過ぎたけど・・・
今年もたくさんの桜を見ました
いちばん好きなのは、山の中で咲いている桜
この季節限定で、山の中から、「私がここにいるよ〜」と
教えてくれるから
志賀直哉が「ナイルの水の一滴」と題する短編に綴ったこの言葉
「人間が出来て、何千万になるか知らないが、その間に数えきれない人間が生まれ、生き、死んで行った。私もその一人として生まれ、今生きているのだが、例えて云えば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも前にもこの私だけで、何万年遡っても私はいず、何万年経っても