morita_chihiro

表現と教育のあいだを生きている

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最近の記事

お絵かきあそびワークショップ in 神山

徳島県神山にて、友人宅をおかりして、お絵かきあそびワークショップを行いました。 訪れた先で、その地域の人と絵を描くことでつながりたい。 そんな想いからはじまったワークショップです。 赤ちゃん含めて、10名の神山に住んでいる方とゆったりと絵を描く時間を共にしました。 自然の力をかりてみるからだの実感からわいてきたものをつかまえて、その感覚のままスルッと絵を描くということを体験してもらいたいと思い、チェックインのあと、からだの感覚を働かせる時間をつくりました。 神山には杉

    • PA(プロジェクト・アドベンチャー)を通して師匠から場づくりを学ぶin神山

      徳島県神山町を訪れた。 桜がようやく咲きだした軽井沢とはまた違い、季節がぐっと進んで、桜は散り藤の花が美しく咲いていた。 風越学園でお世話になったKAI(甲斐崎博史)さんに同行しての神山入りだ。 ちなみにKAIさんに弟子認定はされていないけど、師匠であると思っている。 KAIさんは、学校現場を中心に、かれこれ30年間、アドベンチャー教育の実践を続けるプロフェッショナルだ。 ↑こちらはアクティビティ集  自分が教室でPAのアクティビティにチャレンジしていた時期、大変、お世

      • アイヌ文化に触れる-(歌・文様編)

        北海道白老町にある「ウポポイ」を訪れました。 ウポポイは、園内にポロト湖(意味=大きな湖)もあり、その景観も楽しめました。 ネット上では「ウポポイひどい」という情報も散見されます。 アイヌに関して、切実な想いをもっておられる方にしてみると、そう思うこともあるのかもしれないけど、自分のように、「アイヌ文化に触れてみたいなあ」と思っている人の最初の窓口としては、とても価値のある施設だと感じます。 ウポポイに関しては、以前、新聞記事で読んだ、研究目的の遺骨問題に関わりがあると

        • アイヌ文化に触れる-ウポポイへ(踊り編)-

          北海道を訪れた目的のひとつはアイヌ文化に触れることでした。 今回は、札幌市内にある「北海道博物館」と石狩市内にある「いしかり砂丘の風資料館」、そして白老町にある「ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪れました。 特にウポポイは以前からいきたいと思っていた場所で、とても素晴らしかったので記録に残しておきます。 ちなみに「ウポポイ」はアイヌの伝統的な歌「ウポポ」をみんなで歌ってつながるという意味だそうです。 園内には国立の博物館がありました。 国がアイヌ文化の保護・継承にのりだし

        お絵かきあそびワークショップ in 神山

          2024年4月1日-手放すところからはじめる-

          前のめりになることからはじめたい風越学園を退職して、分かりやすい社会的な肩書きがない状態での新年度がスタートしました。 2024年は実験をしようと思っています。 「これはやりたい!」とからだが反応し、2〜3秒以内に「やるぞ!」と心が動いたことを全力でやる。 3秒以内に「やるぞ!」とならないことは、基本的にはやらない。 「自分のハートは最高最善を知っていて、思考(エゴちゃん)は、最高最善を知らない」ということを前提に、直感を頼りに生きていくとどういう風景に出会えるんだろうと

          2024年4月1日-手放すところからはじめる-

          軽井沢風越学園(スタッフとしての)卒業

          自分の枠をぶっこわしたかった 12年間、京都府北部エリアの公立小学校でキャリアを積んできました。 その間、月日がたつごとに不自由になっていく自分に気づきました。 「授業ってこういうもの」「子どもってこういうもの」「学校ってこういうもの」 その枠から出ようとしても、抜けきることができず、どこか退屈でした。 学校は落ち着いていて、目の前にいた子どもたちは素朴で素直でしたが、「ほんとうにそうしたいと思っている?」「ほんとうに言いたいことはそれなの?」 大人も子どもも、どこか学校

          軽井沢風越学園(スタッフとしての)卒業

          8月 ひょうげんのあそびば

          8月のひょうげんのあそびばが終わりました。 今回は、このワークショップを実施するにあたり、非常に多くの地域の方に協力をしていただきました。 改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。 ご参加くださたった皆さまへ送った文章をシェアします。 次回は9月25日(日)です。 ぜひ遊びにきてください。 —————————————- ひょうげんのあそびばのご参加ありがとうございました。 今回は海の漂着ゴミを使った工作でした。 事前に海ゴミを拾った上での活動です。 テーマは「海の

          8月 ひょうげんのあそびば

          海ゴミリサーチ&ビーチクリーン体験 for Kids

          地域の子どもたちを集めて、海ゴミリサーチ&ビーチクリーンに行きました。 今日は丹後地域と東京と計6名のお子さんの参加でした。 親御さんに当てた通信をシェアします。 京丹後市内鳴き砂文化館で、はだしのコンサートの記事とポスターを目にしました。 改めて、昔から地域の環境保全に取り組まれている諸先輩方に尊敬の念を抱きました。 ——————————————————————————————— 今日はご参加いただきありがとうございました。 暑い中の活動でしたが、その後、体調はいかが

          海ゴミリサーチ&ビーチクリーン体験 for Kids

          新田サドベリースクールin鳥取県智頭 訪問 

          サドベリースクールは子どもたちの主体性を尊重した教育を目指すデモグラフィックスクールです。 http://shindensudbury.org/ —————————————————- モデルとするのはサドベリー・バレー・スクール(アメリカ・マサセーチュッツ州フラミンガム)。先生・カリキュラム・テスト・評価がなく、子ども達の好奇心に沿った遊びや体験から学んでいくスクールです。何をして遊ぶか、何を学ぶか、全て自分で決める自由があり、自分のペースで学んでいくことができます。子

          新田サドベリースクールin鳥取県智頭 訪問 

          こどもと畑「タマニバタケ」実施

          こどもと畑 タマニバタケ 無事、終わりました。 ご参加してくださった皆さまにあてた文章をシェアします。 —————————- タマニバタケにご参加いただきありがとうございました。 雨が心配でしたが、大降りもせず、こどもたちは笑顔でジャガイモを掘りました。 土の中からどんどん出てくるジャガイモに驚いていて、こういう実感を伴った活動は大事だなあと改めて感じました。 男爵と紫芋の2種類の芋を掘りました。こどもたちは形や色の違いにも注目していました。 畑には夏野菜が豊かに実り、

          こどもと畑「タマニバタケ」実施

          7月 ひょうげんのあそびば 

          7月 ひょうげんのあそびばを開催しました。 初の試み、つくる家でのこども向けアートワークショップを開催しました。 幸運なことに、昨年度まで勤務していた小学校で、担任をさせていただいた子どもたちがきてくれました。 「先生に会いたい!」って、そういう気持ちできてくれて、ほんっとに嬉しかったです。 また、最近知り合った地域の方がお友達にも声をかけてくださって新しい輪も広がりました。今回、諸事情により参加は見合わせられましたが、大阪の知人からも参加の連絡をいただいたり、大学時代の友

          7月 ひょうげんのあそびば 

          まなび~馬in鳥取 訪問

          鳥取市内にある週5日のフリースクール「まなび〜馬」を訪問しました。 まなび〜馬は基礎学習と体験学習をベースにした学び場です。 大阪の箕面こどもの森学園のマナビープログラムに参加した際、まなび〜馬のスタッフの方とお出合いして、お話を伺う中で、 今年度から週5日のチャレンジをされていると知り、試行錯誤のプロセスを体感したいと思いました。 1日のおおまかな予定は以下の通りです。 ①ハッピータイム  朝、集まってハッピーなことを伝え合う。  司会を立てて、2分間で話をする。 ②

          まなび~馬in鳥取 訪問

          Telacoya 旅する小学校 訪問

          Telacoya 旅する小学校は湘南エリア葉山町にある平日週5日のオルタナティブスクールです。母体は幼児教育の「おうちえんTelacoya921」で10年ほど活動されていたそうです。小学生にもニーズがあり新たにTelacoya 旅する小学校を作られました。ホールスクールの考え方で、学校丸ごと、そこにいる人も周りの人もみんな一緒に学びの場を共有するということを大切にされています。 https://www.hayama-tabishou.com/ 「海の時間」「数と計算」「こ

          Telacoya 旅する小学校 訪問

          鎌倉駅前プログラミング教育 for kids 訪問

          知人のお子さんが鎌倉でプログラミング教室に通っていることを知り、見学をさせていただきました。 https://www.kamakura-programming4kids.com/ プログラミング教育の現場を見たいと思ったのは、これからの時代には必要不可欠な思考法とスキルであるという認識をしていることはもちろんなのですが、公立小学校の現場にいた時に、数時間、scratchを使った授業で、子どもたちの意欲が爆上がりしたことから、パワフルな学びの要素があると感じ、可能性を感じた

          鎌倉駅前プログラミング教育 for kids 訪問

          おひさまえん 訪問

          葉山からさらに横須賀方面に行った大楠地区にあるシュタイナーの一般人間学の思想を中心に保育をしているおひさまえんに伺いました。シュタイナーベースの保育は自由保育と以前、耳にしました。保育も自由保育の現場も触れる機会がこれまでほとんどなかったため、ワクワクしながら園に向かいました。 http://www.manabinomura.com/ohisamaen/Top.html 「おひさまえんは、ドイツの思想家・教育家であるルドルフ・シュタイナーの「一般人間学」の思想を中心にした

          おひさまえん 訪問

          まなび舎ボート 訪問

          まなび舎ボートは逗子にあるアフタースクールで、小学校が終わった後の放課後の学び場です。 https://www.manabiyabootto.com/ 「2017年4月、逗子のまちでちょっと変わった学び舎がスタートしました。 まなび舎ボートでは机に向かうことはほとんどありません。外に飛び出して五感をフルにつかって体感し、本物に触れ、想像し、対話し、ときにはつくり、表現する。学びとは本来、楽しいもの。誰かにやらされるのではなく、制約を受けるでもなく、色々なスタイルで、遊ぶよ

          まなび舎ボート 訪問