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8月 ひょうげんのあそびば

8月のひょうげんのあそびばが終わりました。
今回は、このワークショップを実施するにあたり、非常に多くの地域の方に協力をしていただきました。
改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ご参加くださたった皆さまへ送った文章をシェアします。

次回は9月25日(日)です。
ぜひ遊びにきてください。

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ひょうげんのあそびばのご参加ありがとうございました。

今回は海の漂着ゴミを使った工作でした。
事前に海ゴミを拾った上での活動です。

テーマは「海の生物」
今回は3つ、難易度の違う見本を示してその中から何を作るか選びました。
「選ぶ」ということも大事な経験です。
「これやってみたい!」ということと、「これくらいならできそうだ」ということをはかりにかけて選択します。自分にぴったりな難易度の場合もあれば、少し難しかったという場合もありますが、そこを経験することで、次につながっていきます。



ブイに色を塗る子や、板にプラスティックゴミを貼って立体にする子と活動はさまざまでした。

プラスティックゴミを使った立体の工作は正直、大人でもむずかしい作業です。
プラスティックゴミの形を選んで、必要であれば切って加工し、積み重ねていく。
色と造形の感覚が必要で、ボンドをつけるのも細かい作業になります。
おやつタイムになっても、作業の手をやめず、工作に取り組んでいましたが、1人1人、脳みそをフル回転させて、じっくり考えながら作っている姿が印象的でした。




上手くいったところや、思った通りにできなかったところはあると思いますが、そうやって一生懸命、頭を使って取り組んだということが学びですね。

最後は、作った作品の発表でした。
それぞれ、工夫したところを発表して伝え合いました。
友達の作ったものに興味をもち、話に耳を傾けるということも大切なことですね。




おやつを食べている時に、初対面同志で仲良く会話をしている場面もあり、こうやって新たなつながりができるのも嬉しい限りです。

今回は、ただの海ゴミが、何か違うものに変化するということも、作業を通じて体感していただけたかと思います。

「これ、自由研究にできるねえ」と何人かの子どもたちが言っていました。
これをキッカケに、社会課題のひとつでもある、海の漂着ゴミ問題について知り、触れたことも価値があることのように感じます。


今回の体験が、心のどこかに残ってくれて、心の栄養になったり、社会の課題に目を向けるようになったりしてくれるといいなと思っています。

サポートに入っていただいた方と話しをしていて、
「こういう場で、否定や評価をされずに活動できることが、その子にとっての自己肯定感につながっていく。自分の表現をみとめられる体験になる」と今日の場をみての感想をいただきました。

ご参加、ありがとうございました。
次回は、9月25日(日)を予定しています

文責/森田千尋


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