『自分とか、ないから。』読了📖
衝撃!!確かに“自分”なんてなかった…
本屋で見かけたときから、読みたいなと思ってて、ついに読んでやっぱよかった。
なんで読みたかったか?
そう、プロフィールに書いちゃうくらい自分探しど真ん中だったから。自分なんてない、ってどういうこと!?ってなるじゃん。こんなに探してるのにw
あとは、御朱印集めしてるし、人生の最後はきっと御経あげてもらって成仏するんだろうに、仏教のことよくわかってなくて、タイトルにもあるけど教養として知るべきなんじゃないかと…
①本のこと
とにかく読みやすい!
YouTubeを見てる感じに近いw
哲学なんていうと難しくて理解できるのかなぁ?なんて不安は読み始めてすぐいらぬ心配だったと気づく。
ささる、わかる、とまらなくなる本。
哲学はスケールが大きすぎてなんだかよくわかんないけど、しんめいPさんがうま〜く自分事に落とし込んで具体例出してくれてるから、めっちゃわかりやすい。しかも面白い!
車の中(子供たちの送迎の待ち時間)で読書することが一番多いんだけど、笑いすぎててちょっといっちゃってる怪しいオバさんにしか見えなかっただろうなぁ😭
②推し哲学者
以下7人の哲学者が紹介されてた。元王子のホームレスブッダ、インドの論破王龍樹、ほぼ草老子、無敵の無職荘子、ツッコミどころ多すぎ言葉はいらねぇ達磨大師、ダメ人間を極めた親鸞、陽キャ天才空海。
推しは龍樹、かな。
理由、顔(煩悩甚だしい)。
この世のすべては繋がっているから、自分の境界線も幻だし、すべてフィクションだって言い出して、200巻の大ボリュームになってしまった仏教の教えを「空(くう)」の一文字でまとめた…
実は自分も常日頃人生って演劇だなぁって思ってて、龍樹とおんなじようなこと考えてた🧡って共感したから。(もう少し熟考すれば自分も悟りをひらけたか?いや、おこがましいわw)特に仕事。事務員っていう役を演じてるって感じ。いや、すごく仕事が嫌だというわけではないけど、家族と一緒にいるときの自分とちょっと違うし、求められてる役割に徹する気持ち。どっちの自分がホントの自分か?どっちも、かな。とすると、自分ってなんだ?
そっか、ミッキーマウスもみんなの心にはいるけど、実際にはいないから、「いる」とも「いない」とも決めきれない。すべてそうなのか。すべてが曖昧でつながってる。そう思ったらなんかちょっと楽になった気がする。
③学んだこと
今日もそうだけど、早朝から弁当作って2人の高校生をそれぞれの学校へ車で送りとどけて、仕事して、夕方夕飯仕込んでまた子供たち迎えに行って、夜家事するっていう忙しい日々がフィクションだと言うならば(フィクションであってくれ💧)、そのフィクションが崩壊したとききっと自分にも“空”つまり、すべてが繋がってる縁起の世界がくるのだろう…
ダメになったっていい、ダメな人こそ救われるのだから…
東洋哲学、最高✨
プロフィール、近々変えないと。もう自分探しする必要なくなったから😁
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