見出し画像

愛してほしいならば愛されることを諦める


最初は彼がたくさん好きとかかわいいとか言ってくれて恥ずかしくなるようなラインも送ってきてくれたのに,今は全然なくなってしまった。
私のこと,嫌いになってしまったのかな。


そんな不安が頭をよぎることもあるだろう。

私はまさに付き合って4~5ヶ月でそんな時期が来た。
付き合い始めは彼のアタックで付き合い,付き合い始めの彼の押せ押せ攻撃。

好きだよ,かわいいね
会いたい

恥ずかしくなるような言葉に私もうまく反応できずにいたが嬉しく思っていた。
自分のことをこんな風に思って愛してくれる人がいるなんて。


ただ,この甘~い時間は長くは続かないもので,徐々に彼が普段の生活へと戻っていくことで甘い言葉は減っていき,会う頻度も落ちてきた。
ここでそれって彼氏が冷めちゃったからじゃないの,という人もいると思うけど多分違う場合が多いんじゃないだろうか。

それについてはこの記事に。


男の人は安心すると元の生活に戻っていく。
100%恋愛に自分の人生をかけている人よりも目の前の仕事に精を出している人のほうが尊敬できるし,かっこいいし,将来有望じゃないか?とも思う。

そして,好きとかかわいいとかそういう言葉をいうのが付き合いが長くなっていくとだんだん恥ずかしくなるらしい。(彼談)

私は気持ちがあふれ出てしまうタイプなので彼が何かしてくれると「好き!」と口から自然と出てしまうのだが,彼はそれがないらしい。
言葉に重みを感じるからこそ,軽々しく言えなくなるのかもしれない。
けんかしたときに,気持ちは付き合っているときと変わらない(その時々で波はあれど)と言っていたので嫌いになったわけではなさそうだ。


なので彼に無理やり「好きと言って」とお願いし続けてもなかなか簡単に口を開いてはくれなさそうな雰囲気。
過去(付き合い始め)と今を比べるのはナンセンスなのだなと実感した。


好きって言葉が欲しい。わかる。
でも彼の気持ちを尊重せずに無理やりにでも好きと言わせようとするのはあまり宜しくないと思う。
それにうわべだけのすきを貰ってうれしいだろうか。
本当に好きと思って口にした言葉よりも薄っぺらい好きを貰ったところで私たちはいつまでも安心できないと思う。

その好きはナンパ師が使う好きとかかわいいとかに等しく,何の価値もない。


だから私は諦めた。
彼からの好きは特別なもので,そうそうもらえるものではないと。

彼の気持ちがあふれて思わず口から出てしまうまでじっくり待とうと思う。
その代わり,私は彼に気持ちがあふれるたびに好きと言おうと思う。

でもその好きに返事はいらない。
好いてくれているんだなー程度に受け止めてくれたらいい。

愛情表現の仕方って人ぞれそれだ。
自分の愛情表現の仕方だけが愛情を表すわけではないし,彼なりの愛情表現の仕方を見つけるのが愛されていることを実感するための一番の方法なのかも。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?