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内向型が目指すべきリーダー像

リーダーというと、皆さんどのような人をイメージするでしょうか?

みんなを引っ張っていく力があったり
率先してお客様の前に立ち説明や話を進めたり
いろんな相談にも乗ってくれるし
スキルも誰よりもすごい

そんなリーダー像を想像するかと思います。

でも内向的な人にとって、そのように前に果敢に出ていったり

みんなをぐいぐい引っ張っていく、というのは苦手なんですよね。

そんな内向的な人もリーダーに抜擢されることはあります。

そうなると

「みんなをちゃんと引っ張っていけるか不安」

「リーダーとしてしっかり振る舞えるか自信がない」

などで内向型の人は悩むことが多いかと思います。

そんな内向型の人でもリーダーとして力を発揮することはできます。

今日は内向型リーダーの活躍する方法について書いていきます。

結論:内向型リーダーはみんなの力を借りよう

内向型の人にとっていわゆるぐいぐい引っ張っていく形のリーダーは向いていないです。

「ただでさえ人前に出るのも緊張するのに、リーダーシップを発揮するのとか無理だよ。。。」

ではどうすればいいのか?

メンバーの力を借りればいいんです。

リーダーだからと言って、一人で何でもかんでもこなす必要はありません。

メンバーにはそれぞれ個性があり、得意分野があります。

それを最大限活かして、チームとしての合計値を最適化するリーダーが内向的な人には向いています。

私が組織のリーダーになった時は、自分が全てできるわけではないし

スキルの面でメンバーに劣っていることも分かっていました。

なので、私の場合はメンバーの得意分野を知ることからはじめました。

エンジニアだったので、あるメンバーはスクリプト開発が得意

あるメンバーはエクセル操作やドキュメント作成が得意

あるメンバーは喋りが得意

こんな感じでざっくりメンバーの得意分野を把握しておくことで

このメンバーの得意分野でタスクを割り振っていけばいいんです。

そうすることでメンバーも活きいきと活躍することができましたし

何より自分自身がだいぶ助けられました。

リーダーになると、なんでも自分でやらなきゃ、とか

自分がメンバーの誰よりも知っている必要がある、とか

気負ってしまう部分があるかと思います。

ですが、自分で何もかも背負い込む必要はありません。

メンバーに頼って、チームとしての力をいかに最大化することができるか

それは内向型の特徴である「周りや人をよくみる」という特性が活かせる部分だと思います。

人の特徴や興味に基本的には敏感に反応する内向型にとっては

メンバーの特性を理解し、肯定し、伸ばしてあげる

そんな支援型のリーダーの方が内向型の特性を活かすことができます。

心理的安全性を高める

Googleから生まれた言葉ですが、最近よく聞くワードになりましたよね。

この組織に私はいてもいいんだ、と思える状態が心理的安全性が高いと言えます。

心理的安全性が高いと、メンバーは萎縮せずにのびのびと仕事に取り組めますし、前向きになってきます。

逆に心理的安全性が低い場合は、メンバーは萎縮してしまい思ったこともなかなか口に出せず、どんどん周りを気にして前向きな行動をとることができなくなってきます。

内向型のリーダーは基本的に周りをよくみるので

会議などでも発言していない人に満遍なく振ってあげたり

メンバーから意見が出た際にも、例えそれが間違っていてもいきなり否定することはしません。

メンバーに「自分は発言しても大丈夫なんだ」と思ってもらえるように、メンバーの発言は否定から入るのではなく、考えを持って発言をしてくれたことをまずは肯定してあげましょう。

その積み重ねがチームの活性化、成果の最大化につながっていきます。

内向型のリーダーが目指すべきチームこそ心理的安全性の高いチームだと思います。

みんなの特性を活かすチームを作るために、まずは学ぼう

心理的安全性についてはいろんな本が出ています。

いくつか紹介しますので、これらの本を参考に自分でできそうなところから

徐々にやってみて、理想のチームを作ってみてはいかがでしょうか。

チーム作りは一朝一夕では作れません。

内向型のリーダーこそ、コツコツと勉強して、実践して、周りを活かすチームを作れるはずです。




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